公認会計士試験は無理ゲーだとよく聞く。
やはりかなり難しいの?
いろいろな資格がある中で、公認会計士の取得を目指す人もいるでしょう。
公認会計士は監査法人などに就職する際に有利とされているため、取得を目指して損はなく、合格すれば大きなメリットになります。
しかし、公認会計士の資格試験の難易度はかなり高く、合格率は10%を切る場合もあるほどです。
そのため「公認会計士試験は無理ゲーだ」と思っている方も多いです。公認会計士の試験がどれほど難しいのか内容を紹介しましょう。
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
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公認会計士試験が無理ゲーな9つの理由
公認会計士試験が無理ゲーに思えるのには9つの理由があります。
どのような理由により公認会計士の試験は合格するのが難しいのか、対策をする前に内容を把握しておくのは重要です。
公認会計士試験の無理ゲーに思える9つの理由は以下の内容となります。
- 難易度が高く合格率は低い
- 合格のためには長時間の勉強が必要となる
- 試験の範囲が広い
- レベルが高くなる場合もある
- 科目はどれも合格ラインが高い
- 試験の日数が長い
- 論文式試験の受験ができるのは1年に1回のみ
- 公認会計士になれない可能性もある
- 公認会計士になれても自分の予想通りになるとは限らない
理由①難易度が高く合格率は低い
公認会計士試験の合格率は医師や弁護士と並んで、3代国家資格と呼ばれています。
試験の難易度は高く設定されており、短答式試験で科目ごとの合格はないので、全て基準に達していなくてはいけません。
複数の科目を全て一緒に学習しなくてはいけないので、勉強範囲を考えても大変だと言えます。
さらに、複数科目1つ1つの試験も難しく、合格率は2021年で9.6%と10%未満です。
さらに、公認会計士は監査法人などで、2年以上の実務経験と3年程度の実務補修をすることで登録できるため年数もかかります。
試験の合格と公認会計士の年数までを考えるとハードルは高く無理ゲーと思う人も多いです。
理由②合格のためには長時間の勉強が必要となる
公認会計士の試験に合格するためには、膨大な勉強時間が必要と言われています。
合格には大体3,000〜5,000時間必要と言われているため、他の資格と比較すると毎日多くの時間を勉強に費やす必要があります。
例えば、3,000時間の学習を1年という期間で計画するなら、1日8時間以上の学習が必要です。
しかし、1日8時間もの学習は大学生の場合は、他の講義の出席やテスト勉強などもしなくてはいけないので、取り分けるのが難しく、社会人だと仕事もあるので計画しにくいでしょう。
公認会計士の試験学習は2年を目処に見る必要がありますが、膨大な学習時間になるので無理ゲーと言われています。
理由③試験の範囲が広い
公認会計士の試験範囲は広いので、勉強する際に1つ1つの科目を覚えるのも苦労します。
公認会計士は短答式試験4科目と論文式試験6科目に分かれており、全部で10科目について学習する必要があります。短答式試験は
・財務会計論
・管理会計論
・監査論
・企業法
に分かれており、それぞれの内容は複雑なので覚えるだけでも一苦労するでしょう。
論文式試験は
・会計学
・監査論
・企業法
・租税法
・選択科目(経営学、経済学、民法、統計学から1つ)
となっています。
ただ、論文式試験には科目合格が2年設定されているため、1回の試験である程度合格できれば、今後楽になります。
しかし、範囲の広さから圧倒されて無理ゲーに思える場合もあるでしょう。
理由④レベルが高くなる場合もある
公認会計士の試験は受験資格はありませんが、挑戦している人は主に大学生です。
そして、受験する大学生の偏差値は60〜70と言われているのでレベルは高いです。
公認会計士は相対評価になってもいるため、合格基準は毎年の受験生のレベルで変化します。
そのため、試験で偏差値の高い方が集まっている場合、試験への合格ラインが上がるため、より狭き門となるでしょう。
勉強をしている大学生でも競争がハイレベルである以上、社会人の場合はより合格するのが難しくなるケースもあるため、状況によっては無理ゲーに思えるでしょう。
理由⑤科目はどれも合格ラインが高い
公認会計士の科目は広範囲でありながら、どれ合格基準は高めに設定されています。
公認会計士の合格ラインは受験生のレベルによっても変化しますが、短答式試験は4科目の合計で70%、論文式試験は5科目合計で55%ほどです。
その中で1科目40%以上の点数は必ず取らなくてはいけないので、試験として易しくありません。
仮に1科目満点でもどれか1つ40%未満であれば不合格になるため、苦手な科目を作らず、それぞれ平均的な点数を取る必要があります。
科目数と合格ラインまでの基準を考えると、やる気を失う人もいるでしょう。
理由⑥試験の日数が長い
公認会計士の試験は1日で終わらず、短答式試験は1日、論文式試験は3日と合計で4日必要です。
大体の試験は1日または2日で終わることが多いですが、公認会計士試験の論文式だと3日続けてになるため、疲れてしまう人もいるはずです。
さらに、1日目が終わっても翌日の科目のために最後の復習などを行う必要もあるため、3日目まで緊張状態が続いて気が抜けません。
試験の日数が長いことで集中力も必要になるため、無料ゲーに思える人もいると言えます。
理由⑦論文式試験の受験ができるのは1年に1回のみ
公認会計士の試験は短答式試験と論文式試験に分かれていますが、1年で挑戦できる回数は決まっています。
短答式の場合は第1回目が12月、第2回目が5月と2回のチャンスがあります。
論文式試験は8月の1回のみです。
論文式で不合格になれば公認会計士になるのは翌年まで持ち越しになり、再度勉強しなくてはいけません。
論文式は合格した科目は翌年度免除されますが2年までなので、それまでに全て合格基準に達しなくては始めからのスタートです。
その点を考えると無理ゲーに思えるため簡単に挑戦しにくいと言えます。
理由⑧公認会計士になれない可能性もある
公認会計士の試験は難易度が高いため、勉強して必ず合格できる保証はありません。
2年以上の年月がかかる場合もありますが、人によっては大学在住までや年齢による期間設定などをしている場合もあるでしょう。
もし、期間内に公認会計士になれないなら諦めなくてはならず、今までの学習時間も無駄に感じて挫折する人もいるかもしれません。
ただ、公認会計士の試験の内容は税理士に似ていることから、方向転換することも可能です。
試験対策の勉強は他の分野に活かすことも可能なので、全てが無駄ではないことを覚えておきましょう。
理由⑨公認会計士になれても自分の予想通りになるとは限らない
公認会計士は難易度も高いため、試験に合格できれば就職も有利になり年収も平均600万円以上と高いので、将来安泰に思えるでしょう。
ただ、公認会計士になっても職場が自分の理想と合致しているとは限りません。
公認会計士になれば、専門分野の仕事ができるようになるというだけであり、仕事の条件や収入など、細かい部分は自分で考慮して選択する必要があります。
場合によっては就職先が決まらない可能性もあるため、合格してからのがスタートという点を明記しておきましょう。
公認会計士になって後悔した理由は以下の記事でまとめています。
公認会計士は無理ゲー|まとめ
この記事では公認会計士が無理ゲーな理由について解説しました。
非常に難しい試験ですが、専門職として手に職を付けたい方、ビジネス界で活躍したい人にとっては非常に頼もしい資格です。
もし、本気で公認会計士の試験合格を目指すのであれば、スクールを活用すべきです。
公認会計士受験者のほとんどは資格スクールを活用しています。
独学も無理ではありませんが、市販テキストでは全ての試験範囲を網羅するのが難しく、値段も数十万円かかります。
資格専門のスクールであれば、講師がカリキュラムを作成して、順序よく指導してくれるため効率的に勉強できます。
分からない場合は質問して内容を理解できるので、勉強もスムーズに行えるでしょう。独学で行うより無理ゲー感は無くなるので、ぜひ考慮してみましょう。
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