公認会計士になった後、学歴は重要なの?
公認会計士にとって、学歴は成功にどれほど影響するのでしょうか?
公認会計士は専門職というイメージがあり、実力主義的な世界にあるように思われます。
そのため、学歴があってもそこまで役立たないのではと思う人もいるかもしれません。
しかし、学歴は公認会計士のキャリアに良い影響を与えると言えるでしょう。
実際に公認会計士として活躍している人は高学歴であることが多いです。
私は年間300人の学生に簿記を教えている大学教員です。
この記事では、公認会計士の成功において学歴が果たす役割に焦点を当て、その理由を3つ紹介します。
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
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公認会計士の成功に学歴が影響する3つの理由
公認会計士は専門的な職業であり、実力主義のイメージがあるかもしれません。
しかしながら、専門的な職業であるからこそ学力が以外に活きることがあります。
その理由は次の通りです。
- 学歴がキャリア構築と信頼性の向上に役立つ
- 人脈を広げるのに役立つ
- 就職市場での競争優位になる
以下、詳細について解説します。
学歴が重要な理由①キャリア構築と信頼性の向上
学歴が重要な理由の1つ目は、キャリア構築と信頼性の向上に役立つことです。
具体的に、
①学歴は会計士業界内でのアピールになる
②クライアントからの信頼獲得、
③将来の重要なポジションの機会の獲得
に役立つでしょう。
会計士業界内でのアピールになる
学歴の高さは、高い専門知識とスキルを有していることをアピールするのに役立ちます。
そのため、学歴は公認会計士として仕事をする際に自分のスキルをアピールする1つ材料になるでしょう。
公認会計士としてのキャリアを築く上で、名門大学や専門学校の卒業は一種のブランディングとなります。
これは他の専門家や企業との交流で、名前や学歴を共有する際に強力なアピールポイントとなります。
業界内での認知度が高まることで、信頼性を構築しやすくなり、高い評価を受けることが期待できます。
クライアントや雇用主からの信頼性の獲得
公認会計士にとって、クライアントや雇用主からの信頼性の獲得は非常に重要です。
高い学歴があれば、信頼獲得の一助となります。
特に専門性の高い職種であるほど学歴による信頼性獲得の効果は大きいでしょう。
クライアントや雇用主は、学歴が高い公認会計士を信頼し、仕事を任せやすくなります。
これにより、プロジェクトへの参加や責任あるポジションの獲得が容易になり、キャリアの成功に繋がるでしょう。
重要なポジション機会の獲得
優れた学歴を持つ公認会計士は、企業や監査法人内で重要なポジションや委員に選ばれやすいでしょう。
そこで期待に応えられれば、名声や信頼性が更に高めることができるでしょう。
学歴がキャリア構築と信頼性に与える影響は計り知れません。
自身の学歴を活かし、これらの利点を最大限に生かすことが、公認会計士としてのキャリアを飛躍的に向上させる鍵となります。
学歴が重要な理由②人脈を広げられる
学歴が重要な理由の2つ目は、人脈です。
公認会計士にとって、成功に不可欠な要素の一つが人脈です。
高い学歴があると、人脈の拡大にも役立ちます。
同窓会と卒業生とのつながり
高い学歴を持つ公認会計士は、同じ大学や学校の卒業生とのネットワークを構築しやすくなります。
特に同窓会や卒業生イベントは、業界でのつながりを築くための貴重な機会でもあります。
例えば国内最大の三田会(慶応大学OB会)では、業種を超えて人脈をつくる機会になっています。
共通の学び舎出身者同士は、特に信頼関係を築きやすく、お互いの成長や成功をサポートし合える可能性が高いでしょう。
公認会計士として独立し、クライアントを獲得するのにこうした同窓会や卒業生とのつながりは貴重な機会になるでしょう。
業界イベントとセミナーへの参加
著名な学歴を持つ公認会計士は、業界イベントやセミナーにおいて注目を集めやすくなります。
これらのイベントは、専門家同士が交流し、最新のトレンドや知識を共有する場でもあります。
良い学歴を持つことで、他の専門家や業界リーダーとの接触機会が増加し、新たなビジネスチャンスやコラボレーションの可能性が広がります。
専門家グループへの参加
学歴の高い公認会計士は、専門家グループや協会においても積極的な役割を果たすことが期待されます。
例えば、公認会計士は公認会計士協会や企業会計基準委員会といった公的活動での活躍も期待されています。
これらのグループは、特定の業界や分野における専門的な知識を共有し、メンバー同士がお互いのスキルを高め合う場でもあります。
学歴が高いことで、これらの専門家グループへの参加が容易になり、同じ志を持つ仲間たちとの強力なネットワークが構築されます。
学歴が重要な理由③就職市場での競争優位性
公認会計士が就職市場で成功するためには、他の人よりも高い能力があることをアピールするために、競争優位性を 持つことが大切です。
高い学歴は競争優位性を築くうえで有利になります。
その理由は、①専門知識とスキルのアピールにつながる、②信頼感や誠実性のアピールにつながる以下に、その詳細を解説します。
高い専門知識とスキルのアピール
学歴の高い公認会計士は、専門知識とスキルがあることをアピールできるでしょう。
著名な大学や専門学校の卒業は、一定の教育水準を満たしていることを意味します。
企業や監査法人は高い専門知識やポテンシャルをもつ従業員を求めており、良い学歴がある人はそうした能力を有していると見なされやすくなります。
これが、就職市場において他の候補者に対して優位性を生む要因となります。
信頼感と誠実性のアピール
企業は信頼感と誠実性を従業員に求める傾向があります。
良い学歴を持つ公認会計士は、その教育背景が信頼性を証明する一因となります。
企業は高い学歴を持つ候補者に対して、仕事において誠実で信頼できるとの期待を抱きやすくなります。
これが、選考プロセスにおいて他の候補者に比べて有利になる要素となります。
内部推薦の機会の獲得
良い学歴を持つ公認会計士は、卒業生ネットワークや業界イベントでのつながりを通じて、内部推薦の機会を増やすことができます。
いわゆるコネですね。
コネというと悪い印象も持つかもしれませんが、結局、採用は「誰と働きたいか」で決まります。
同じ能力であれば、初めて会った人で性格が分からない人よりも、何度も会ったことがあり性格も知っている人が選ばれるでしょう。
企業は面接で応募者を完璧に評価することができないため、信頼できる紹介や内部推薦を重視します。
良い学歴を持つことで、同じ大学や学校の卒業生や業界の専門家とのつながりを通じて、内部推薦の機会を得やすくなります。
公認会計士に学歴は役立つ!
公認会計士の成功において、学歴が果たす役割は依然として大きいと言えるでしょう。
- 学歴がキャリア構築と信頼性の向上に役立つ
- 人脈を広げるのに役立つ
- 就職市場での競争優位になる
しかしながら、学歴が全てではありません。
学歴があるからといって過信してしまうと足元をすくわれます。
実践的な経験や専門知識、コミュニケーションスキルも同様に重要です。
学歴はあくまで一つの要素であり、それをベースに実力を発揮し、キャリアを築いていくことが真の成功に繋がるでしょう。
この記事が少しでも皆さんの役に立つと嬉しいです。
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
公認会計士合格者の2人に1人がCPA会計学院出身です。
2023年の合格者数786人、合格者占有率は50.9%と脅威の合格実績を誇るCPA会計学院。
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