日本の3大難関国家資格の1つと呼ばれる、公認会計士。
公認会計士は、学業や仕事、家庭と両立しながら試験勉強をする方が多い資格ではないでしょうか。
試験の出題範囲はかなり広く、独学で合格するのは困難を極めます。
予備校を選ぼうにも、どこが良いか悩まれている方いらっしゃるのではないでしょうか。
また、他校から移籍を考えたい方もいらっしゃるかもしれません。
私は年間300人の学生に簿記を教えている大学教員です。
これまで公認会計士になった学生にも指導を行ってきました。
これまでの経験を踏まえ、今回は合格者占有率が高いと噂される、CPA会計学院の実際の評判についてまとめました。
この記事を読めば、CPA会計学院の評判と特徴がすぐにわかります!
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
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CPA会計学院の評判は?
CPA会計学院は公認会計士試験に特化した専門学校で、合格者を多数輩出する話題の学校です。
最近では、元「頭脳王」として活躍し、三大難関国家資格を有することで知られる、河野玄斗さんがCPA会計学院を卒業しております。
しかし、実際の受講生の評判はどうでしょうか。
CPA会計学院の評判について、教材・講義・サポート体制の面に分けて、紹介していきます。
CPA会計学院の教材の評判
CPA会計学院の教材の評判は、膨大な公認会計士試験の勉強を効率的に学習できるよう工夫されており、高評価を受けています。
実際の受講生からもテキストのメリハリが効いているので、わかりやすいと高評価を受けています。
重要性と理解を重視した教材
1つ目に、テキストは公認会計士の試験勉強初心者でも効率的に学習できる教材となっていいます。
広範囲の試験範囲を全て網羅して、初めて合格できるといわれる公認会計士試験。
CPA会計学院では、学習範囲を試験に出題される可能性が高い順にA・B・Cとランク付けされています。
本来学習する範囲の6割に当たる、A・Bを重点的に学習します。
理解させると言っても、詰め込みする暗記法ではありません。
様々な図解を用いることで、理解しづらい論点も視覚的に捉えることが、できるように工夫されています。
脳に記憶しやすい学習方法で、学習範囲の6割を完全に理解するだけで、70%程度と言われる公認会計士試験の合格ラインを超えることができます。
Web版のテキスト
2つ目は、テキストのWeb版があることです。
最近の通信教育の資格講座で見られるようになったWebテキストですが、実は会計士講座で紙のテキストと同じ内容が見られるWebテキストは、珍しいです。
大量のテキストを持ち歩かなくて済むので、通勤・通学などのスキマ時間の活用した勉強がスムーズにできます。
CPA会計学院の講義の評判
CPA会計学院の講義の評判も、質の良い講義を自分に合った講師から教われる点で、高評価を受けています。
公認会計士試験合格者の講師陣
1つ目は、華麗なる経歴を持つ優秀な講師陣です。
CPA会計学院には、公認会計士試験合格者の講師が多く在籍しています。
講師の顔写真と試験を合格した年も載っており、先生のプロフィールがわかりやすく説明されています。
講義の質の高さ
2つ目は、講義の質が良い点です。
テキスト同様、短答式・論文式試験の出題傾向について徹底して分析してきたCPA会計学院だからこそ実現できることです。
ちなみに、CPAでは入学前に公認会計士入門講座の体験講義(全6回)を、無料で視聴できます。
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先生を自分で選べる
3つ目は、各科目を複数の講師が担当しており、自分が受けたい講師の講義を選べる点です。
CPA会計学院から会計士試験に合格した方の中には、「安心して頑張れる先生に会えたことが良かった」と話す方もいらっしゃいました。
CPA会計学院は、講義を受講する面でも受講生が主体となっていることがわかりました。
CPA会計学院のサポート体制の評判
CPA会計学院のサポート体制の評価は、学習計画にしても学習自体でも、受講生が独りで悩まない環境作りをしている点が、高評価を受けています。
高評価を受けている理由は、以下の4つです。
- 講師とカリキュラムやスケジュールなど直接質問ができる
- 試験合格後のキャリア相談
- 合格者チューターによるサーポート
- イベントなどを通じた他受講生とのつながり
講師とカリキュラムやスケジュールなど直接質問ができる
まず1つ目は、専任講師と行う自分に合ったカリキュラムなどの相談ができることです。
公認会計士試験に合格した受講生からも、評価されていた質問体制の詳細はこちらです。
【来校・電話・Zoomでの相談】平日・土祭日:10:00-20:00/日曜日:10:00-18:00
【メールでの問い合わせ】原則3日以内
対面、非対面に関わらず、Webからの事前予約が必要です。
事前予約があることにより、前もって予定を組みやすいので、忙しい受講生には時間のロスがありません。
試験合格後のキャリア相談
2つ目は、公認会計士試験合格後のキャリアについて相談できるところです。
CPA会計学院にはキャリアサポーターに、公認会計士への転職についてなどの相談ができるので、勉強のモチベーションアップにもつながります。
合格者チューターとの学習相談
3つ目は、合格者チューターが駐在しているので、学習のことなどを相談できるところです。
試験に合格した先輩のような存在に相談できると、安心できますよね。
受験生とのつながりを作れるイベント
そして4つ目は、CPA会計学院の公認会計士試験合格者の一部の方からも上がっていた、他の受講生とのつながりです。
CPA会計学院には様々なイベントがありますので、受験仲間もできます。
CPA会計学院の合格実績は?非常に高い合格者占有率41.6%
CPA会計学院は合格実績は、どうでしょうか。
合格実績をご紹介する前に、公認会計士試験について少し説明をします。
公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験に合格しなければいけない試験です。
2023年6月現在、論文式試験の合格者までわかっているのは、2022年が最新です。
2022年では受験者4,067名のうち35.8%に当たる1,456名が合格しています。
2022年のCPA会計学院の合格実績はというと、かなりすごいです。
2022年公認会計士試験合格者のうち41.6%がCPA会計学院の合格者です。
難関な試験の合格の半分近くがCPA会計学院だなんて、予備校を選ぶならここしかありませんね。
CPA会計学院の良い口コミ
CPA会計学院とはどんな予備校か、公式ホームページに載っているようなことはわかったけれど、実際の声を聞きたいという方。
良い口コミを集めてみましたので、ご紹介します。
合格者の口コミ
公認会計士は、学生以外にも仕事をしながら目指す方も少なくありません。
今回は、通信講座で仕事をしながら、一発合格したAさんの口コミをご紹介します。
その方は知人の勧めでCPA会計学院を選んだそうですが、その他に選んだ理由は2つあったそうです。
1.通信講座で公認会計士試験の勉強をしたかった
2.合格者数が年々伸びているのを見て安心した
校舎での学習が難しい状況であったため、CPA会計学院の通信講座で学習を始めることになったAさん。
実際に学習を開始すると、スキマ時間を活用して講義動画を視聴し、わからない点があれば視聴速度を変更・再度再生することができたため、学習スタイルが自分にマッチしていたそう。
もちろん、理解を重視したカリキュラムは少ない学習時間にもかかわらず、しっかり定着していたそうです。
Twitterの口コミ
CPA会計学院は、Twitterでも良い口コミがありましたので、ご紹介します。
元「頭脳王」として活躍し、公認会計士他三大難関国家資格を有することで知られる、河野玄斗さん。
そんな超エリートな河野さんは、実はCPA会計学院の卒業生だそうです。
2021年10月31日に投稿されたツイートによると公認会計士試験の合格者数の多さと短期合格を狙うことができるとの理由から、当校を選んだとのこと。
結局河野さんは試験に合格し、現在ではCAP特別講師になられたそうです。
勉強のスペシャリストも勧める予備校が、CAP会計学院なのですね。
また、CPA会計学院のtwitterユーザーの口コミは以下の通りです。
簿記・会計士に特化している。
個別相談がすぐにできる。
チューターが在中しているので、質問がいつでもできる。
知的好奇心が満たされる。
CPA会計学院の悪いところ
CAP会計学院の良い点ばかりご紹介してきましたが、悪いところは2点あります。
それは、校舎の少なさと学費です。
校舎が少ない
通学講座もあるCAP会計学院の校舎は、全国で5つあります。
それも東京都内に3校、神奈川県内と大阪府内に1校ずつとなっています。
校舎では、専任講師との面談ができる他、公認会計士講座用のiPadを使用することができ、Wi-Fi完備の自習室とロッカーまであります。
パンフレットの写真を見るだけでも、清潔感があっておしゃれな校舎だとわかりますが、校舎数が少ないのは残念ですね。
CPA会計学院 新宿校 教室
CPA会計学院 新宿校 自習室
校舎の詳細はCPA会計学院の公式HPをご覧ください。
ちなみに、自習室やロッカー(有料)などがあるラウンジもありますが、こちらも全国で7つと少ないです。
ラウンジは東京に2つ、神奈川に1つ、京都に1つ、神戸に1つ、大阪に1つ、福岡に1つあります。
学費は大手より若干、割安だが負担が大きい
CPA会計学院の学費は、以下の通り、T社やO社といった大手予備校の中では割安です。
料金の比較はこちらです。※いずれも一括払いの一般受講料となります。
・CPA会計学院 2年スタンダードコース(期間:2年4ヶ月)→780,000円
・TAC 2年チャンレンジ本科生(期間:2年2ヶ月)→810,000円
・大原 2年初学者合格コース(期間:1年6ヶ月)→780,000円
在学可能期間は2年4ヵ月と大手の中で最も長いので、1ヵ月あたりの料金は割安になっています。
しかしながら、780,000円は決して安くない金額なので、負担はかかります。
CPA会計学院の各コースの費用
2024年4月時点のCPA会計学院の各コースの費用は以下の通りです。
通信講座 | 通学講座 | 通学・通信併用 | コースの概要 | |
2年速習コース(短答3回) | 770,000 | 800,000 | 830,000 | 学習1年目の5月短答、8月論文合格を目指すコース。1年目に両試験の合格ができなくても、受験期限内に短答式試験を最大3回受験できる。 |
2年スタンダードコース | 750,000 | 780,000 | 810,000 | 大学や仕事との両立を実現しつつ、初回受験で確実に合格できる実力をつけるコース。 |
1年スタンダードコース | 660,000 | 700,000 | 730,000 | 春からスタートして、約1年間での短期合格を目指すコース |
司法試験合格者専用1年コース | 420,000 | 420,000 | 450,000 | 司法試験合格者用(一部試験免除者)のコース |
司法試験合格者専用2年コース | 520,000 | 520,000 | 550,000 | 司法試験合格者用(一部試験免除者)のコース |
高校生専用コース | 650,000 | 650,000 | 680,000 | 高校在学中の方が利用できる特別コース |
コースの詳細については資料請求で是非ご確認下さい!
CPA会計学院の費用を安くする方法
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資格取得のためとはいえ、少しでも安くしたいですよね。
ここでは、学費を安くできる5つの方法をご紹介します。
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- 2年超速習コース
- 2年速習コース
- 1.8年速習コース
- 司法試験合格者2年コース
※詳細に関しては、各校舎受付までお問い合わせください。
CPA会計学院は超おすすめの公認会計士スクール
今回は、CPA会計学院の評判や、気になる学費や教材について調査をしましたが、いかがでしたでしょうか。
CPA会計学院は近年実績を伸ばしている話題の予備校です。
公認会計士試験に特化しており、サポート体制もかなり充実しています。
この記事が公認会計士の予備校選びにお役に立てれば、嬉しいです。
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