公認会計士は年収が高く、やりがいを感じることができる仕事なので、資格を取得するために勉強する人も多いでしょう。
しかし、公認会計士の難易度は極めて高く、合格率は7〜10%前後という狭き門です。そのため、何度挑戦しても合格できず、「浪人」の期間が長期化してしまうケースも少なくありません。
実際、金融庁の調査によると、公認会計士試験の平均勉強期間は約3年。中には5年以上勉強を続けている受験生も一定数存在します。
この記事では、公認会計士を目指す上で避けては通れない「浪人の末路」について、年齢別の撤退タイミング、具体的な進路選択、実際の浪人経験者の声まで、大学教員の視点から徹底的に解説します。
この記事でわかること
実際の浪人経験者13名の声
公認会計士浪人の実態データ(合格率・勉強時間・浪人期間)
年齢別・状況別の最適な撤退タイミング
三振制度のリスクと対策
浪人後の6つの具体的な進路選択肢
記事の執筆者

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
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公認会計士浪人の実態データ|合格率・勉強時間・浪人期間
まず、公認会計士浪人の実態を具体的な数字で把握しておきましょう。
| 年度 | 願書提出者数 | 最終合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和元年(2019) | 12,532人 | 1,337人 | 10.7% |
| 令和2年(2020) | 13,231人 | 1,335人 | 10.1% |
| 令和3年(2021) | 14,192人 | 1,360人 | 9.6% |
| 令和4年(2022) | 18,789人 | 1,456人 | 7.7% |
| 令和5年(2023) | 20,318人 | 1,544人 | 7.6% |
| 令和6年(2024年) | 21,573人 | 1,603人 | 7.4% |
| 令和7年(2025年) | 22,056人 | 1,636人 | 7.4% |
近年の合格率は7〜10%で推移しており、10人中9人以上が不合格となる計算です。この数字からも、公認会計士試験がいかに狭き門であるかがわかります。
合格までの平均勉強時間と期間
金融庁が公認会計士試験合格者を対象に実施したアンケート調査によると、以下のような結果が出ています。
- 短答式試験合格までの平均期間:約2年3ヶ月
- 短答式から論文式合格までの平均期間:約11ヶ月
- 合格までの総勉強時間:3,000〜5,000時間
つまり、公認会計士になるためには平均3年以上の勉強期間が必要ということです。
具体例:週休2日の社会人が2年で合格を目指す場合
総勉強時間4,000時間を2年間(104週)で達成する場合:
- 平日:1日4.5時間×5日=22.5時間/週
- 休日:1日8時間×2日=16時間/週
- 合計:週38時間の勉強時間が必要
これは、平日は仕事の前後に4.5時間、休日は8時間を勉強に充てる生活を2年間続ける計算になります。
浪人期間の実態と「三振」制度とは?
公認会計士試験では、短答式試験に合格しても論文式試験に3回不合格となると短答式の免除資格を失い、再び短答式から受験し直す必要があります。これを俗に「三振」と呼びます。
金融庁の調査データによると、合格までの勉強期間は以下のように分布しています:
- 1年未満:約15%
- 1年以上2年未満:約30%
- 2年以上3年未満:約25%
- 3年以上5年未満:約20%
- 5年以上:約10%
つまり、約半数の受験生が2年以上、約3割が3年以上勉強を続けていることがわかります。
公認会計士の浪人になってしまう5つの原因

公認会計士として就職するために資格の取得や就職への道を探すにしても、計画通りに行くわけではありません。
公認会計士の就職までいかなければ浪人となってしまいますが、原因について把握しておく必要もあります。
内容について紹介しましょう。
原因1:勉強方法や学習戦略が適切でない
公認会計士は国家資格の中でも難易度が極めて高く、試験対策として勉強しても必ず合格できるわけではありません。
特に独学で勉強している人の場合、参考書の選び方や学習の順序が適切でないと、理解が進まず効率が悪くなる場合もあります。
また、アルバイトなどの仕事と勉強の両立が難しく、計画的に勉強できないケースもあるでしょう。
効果的な学習ができず、浪人になる人も多いことを覚えておきましょう。
原因2:十分な勉強時間を確保できない
前述の通り、公認会計士試験の合格には3,000〜5,000時間の勉強が必要です。社会人として働きながら、あるいは大学に通いながらこの時間を確保するのは容易ではありません。
生活費を稼ぐためのアルバイトや本業の仕事が忙しく、計画通りに勉強時間を確保できないことが、浪人期間の長期化につながります。
原因3:モチベーションの維持が困難
公認会計士試験は長期戦です。2年、3年と勉強を続ける中で、周囲の友人が就職して社会人生活を送っている姿を見ると、自分の選択に不安を感じることもあるでしょう。
特に、一度論文式試験で不合格となり、さらに1年間の勉強を余儀なくされた際に、モチベーションを維持することは非常に困難です。
原因4:資金不足による生活の不安
受験専念の場合、収入がないため貯金を切り崩して生活することになります。
予備校の学費も年間70〜80万円程度かかるため、想定以上に受験期間が長引くと経済的に追い込まれるケースがあります。
金銭的な不安は精神的なプレッシャーとなり、学習効率の低下にもつながります。
原因5:就職先が定まらない(資格取得後)
公認会計士の資格を取得しても就職先が定まらないため、浪人するケースもあります。
資格を取得できれば、公認会計士だけでなく、税理士や監査法人として就職することも可能です。
就職先の幅が広がるため、自分の条件や環境など、いろいろな要素からチェックして希望の職場を見つけられますが、決めることができないケースもあります。
また、資格を取得してもすでに年齢が高い場合、公認会計士として就活が厳しくなることもあるでしょう。
公認会計士浪人のリスク|浪人を続けた場合の3つの末路

公認会計士の浪人が長くなってしまうと「どのような末路になるの?」と不安を感じる人もいるでしょう。
公認会計士として浪人が長くなると、いろいろなパターンが考えられます。
どのような結果になる場合があるのか続いて紹介します。
- 資金が尽きて受験継続が困難になる
- 精神的に追い込まれて挫折する
- 年齢が上がり就職が困難になる
末路1:資金が尽きて受験継続が困難になる
就職をせずに受験勉強に専念している場合、資金源がないため、貯金を切り崩して生活していくことになります。
想定以上に試験合格までに時間がかかってしまうと、貯金は減り続け、生活費の不安が大きくなるでしょう。生活を切り詰めたり、アルバイトをしたりして生活費を補いながら勉強をするケースもめずらしくありません。
しかし、労働による疲労や金銭的な不安から、学習の集中力を低下させる可能性があります。最終的には、資金が尽きて受験を諦めざるを得なくなるケースもあります。
具体的な資金計画の例
受験専念で3年間勉強する場合に必要な資金:
- 生活費:月10万円×36ヶ月=360万円
- 予備校学費:年80万円×3年=240万円
- その他(教材費、受験料など):年10万円×3年=30万円
- 合計:約630万円
この金額を事前に準備できていないと、途中で資金が尽きるリスクがあります。
末路2:精神的に追い込まれて挫折する
公認会計士試験に向けて勉強を始めた頃は、学習意欲も高く、前向きに勉強を進めやすいです。しかし、期間が長期化するほどモチベーションの維持が難しく、学習意欲が低下してしまいます。
特に「無職である」ということ自体に、いくつかの精神的なストレスが伴います:
- 親戚や友人に会うのが気まずい
- 「いつまで続けるのか」という周囲からのプレッシャー
- 同世代の友人が社会人として活躍している姿を見る辛さ
- 「このまま合格できなかったら」という不安
このような精神的なストレスが積み重なり、試験勉強自体が苦痛になってしまうケースもあります。
末路3:年齢が上がり就職が困難になる
受験勉強に専念して就職しなかった場合、職歴に大きな空白期間が発生し、就職活動において不利に働くことが考えられます。
特に30歳を超えてから就職活動を始める場合、「職歴なし」の状態では企業側も採用に慎重になります。監査法人も、未経験の場合は20代のうちに合格・入所することが望ましいとされています。
年齢が上がるにつれて、就職先の選択肢が狭まる傾向があることは事実です。
年齢と就職難易度の関係
30代後半以降:監査法人への就職は困難。会計事務所や税理士法人が現実的な選択肢
20代前半(大学在学中〜卒業後3年):新卒扱いまたは第二新卒として、比較的スムーズに就職可能
20代後半(25〜29歳):職歴があれば問題なし。職歴なしの場合はやや苦戦
30代前半(30〜34歳):職歴なしでは一般企業への就職が困難。会計事務所など専門性を活かせる職場が中心に
年齢別・状況別|公認会計士浪人の最適な撤退タイミング

「いつまで浪人を続けるべきか?」「いつ諦めて就職に切り替えるべきか?」これは、多くの受験生が抱える最大の悩みです。
ここでは、年齢別・状況別に、最適な撤退タイミングと判断基準を解説します。
大学生の場合:新卒カードを失う前に決断する
推奨される判断タイミング:大学3年生の12月〜大学4年生の3月
大学生の場合、「新卒カード」を失うかどうかが最大の判断ポイントです。新卒での就職活動は、日本において最も有利な就職機会であり、これを逃すと就職活動の難易度が大きく上がります。
判断基準
- 大学3年の12月の短答式試験で不合格の場合、就職活動への切り替えを検討
- 大学4年の5月の短答式試験で不合格の場合、秋採用での就職活動を視野に入れる
- 短答式に合格している場合は、卒業後1〜2年の受験継続もあり
大学在学中に結果が出ていない状態で就職する道を選んだとしても、身につけた知識は就職活動でも大きな力になります。もちろん短答式に合格していれば就職先に監査法人なども選べますし、そうでなくとも会計に関する知識の面で、他の人よりも有利なアピールができるでしょう。
社会人(20代)の場合:3年または三振で決断
推奨される判断タイミング:受験開始から3年、または三振のタイミング
社会人として働いた後に公認会計士を目指す場合、「社会人経験」という経歴があることが大きな強みです。そのため、大学生よりも撤退後の就職活動では有利になります。
判断基準
- 期間で区切る:受験開始から3年以内に短答式合格、5年以内に論文式合格を目標とする
- 三振で区切る:論文式試験に3回不合格となり、短答式の免除資格を失った場合に撤退を検討
- 資金で区切る:当初準備した資金が尽きそうになった時点で撤退を検討
特に「三振」は大きな転換点です。論文式まで進んでいるにも関わらず3回不合格となると、再び短答式から受験し直す必要があります。時間的にも精神的にも大きな負担となるため、このタイミングで一度就職に切り替えるのは合理的な判断と言えます。
30歳以上の場合:即座に就職活動に切り替える
推奨される判断タイミング:30歳を迎える前、または30歳を超えた時点
30歳を超えると、職歴がない状態での就職活動は極めて困難になります。そのため、30歳を一つの区切りとして考えるべきです。
30歳以上の受験生が知っておくべきこと
- BIG4などの大手監査法人への就職は、30代前半でも未経験では困難
- 中小監査法人や会計事務所であれば、30代でも就職の可能性あり
- 一般企業の経理職は、30代未経験では非常に厳しい
- 実務補習所に通いながら公認会計士を目指す「監査補助者」という選択肢もある
ただし、30歳を超えても「短答式に合格している」「論文式であと一歩」という状況であれば、監査補助者として働きながら受験を継続する道もあります。
公認会計士に合格できなかった場合の6つの進路

公認会計士として合格できず諦めなくてはいけない場合「どのような進路を考えるべきか?」と悩むでしょう。
公認会計士に合格できない場合でも、勉強で得た知識を活かせる進路は複数あります。以下、具体的な6つの選択肢を紹介します。
進路1:監査補助者として就職して引き続き勉強する
公認会計士として合格できなかった場合、監査法人の補助者として採用してもらい、引き続き公認会計士を目指すこともできます。
監査補助者であれば実務を経験しながら勉強することができるため、公認会計士を合格したときは、ある程度の経験を得た状態になります。また、監査法人によっては学費の一部を負担してもらうこともできるため、収入面を気にせずに試験に集中することも可能です。
監査補助者の実態
- 年収:300〜400万円程度(法人により異なる)
- 採用条件:短答式合格者、または論文式試験の受験経験者が優遇される
- 業務内容:監査調書の作成補助、資料整理、データ入力など
- 勉強時間の確保:繁忙期(12〜5月)は厳しいが、閑散期(6〜11月)は勉強時間を確保しやすい
ただし、監査補助者として採用してもらうのも難しく、公認会計士の合格を目的とした制度になります。もし合格できなければキャリアは描きにくく、中途半端な選択肢になる場合もあるため、よく考慮して決定する必要があるでしょう。
進路2:会計事務所・税理士法人に就職する
会計事務所や税理士法人への就職は、公認会計士浪人からの転職先として最もメジャーなパターンです。
公認会計士試験に合格できなかった場合でも、試験勉強で培った会計・税務の知識は会計事務所での業務に直接活かせます。特に、法人税や消費税などの税法科目を勉強していれば、税理士法人での実務にスムーズに入れるでしょう。
会計事務所・税理士法人のメリット
- 公認会計士試験の勉強内容が直接業務に活かせる
- 働きながら税理士試験に挑戦できる(科目合格制)
- 中小企業との関わりを通じて、経営全般の知識が身につく
- 独立開業を目指すことも可能
士業に強いヒュープロではホワイトな職場環境の監査法人や会計事務所の求人も多く取り扱っています。年収500万円以上で雇用されるケースもあります。
進路3:一般企業の経理職・財務職に就職する
公認会計士に合格できなかった場合は、一般企業の経理部や財務部への就職も有力な選択肢です。
会計の知識を活かして会社の経理部や財務部門への就職を目指すこと、またコンサルティング会社に就職することも選択肢として検討できます。
大学卒業後に就職していないことは就職活動でやや不利に働いてしまうものの、会計事務所や一般企業の経理職であれば、公認会計士の勉強をしていたことがアピールポイントになり、就業後も学んだ知識を活かしやすいでしょう。
経理職・財務職で活かせる知識
- 財務会計:決算書の作成、連結決算、開示業務
- 管理会計:予算管理、原価計算、経営分析
- 税務:法人税・消費税の申告、税務調査対応
- 監査対応:会計監査や税務調査への対応
また、最近では公認会計士試験の勉強で培った財務知識や分析スキルが評価され、コンサルティング業界などで採用されるケースもあります。
進路4:税理士試験にシフトチェンジする
公認会計士になるために受験勉強を開始しても、難易度の高さから税理士試験へシフトチェンジすることもあります。
税理士試験も難易度は高いので、簡単に合格できるわけではありませんが、公認会計士よりも合格率は高く、20〜30%ほどです。
税理士試験の特徴
- 科目合格制:一度合格した科目は永年有効
- 働きながら目指せる:会計事務所で働きながら受験する人が多い
- 公認会計士試験との重複:財務諸表論・簿記論は公認会計士の財務会計論でカバー可能
また、税理士試験と公認会計士はある程度、似ている科目もあるため、試験へのシフトチェンジも行いやすい特徴があります。例えば、税理士の試験にある財務諸表論、簿記論は公認会計士の財務会計論で範囲を全てカバーできるため、新たに学習する必要がありません。
税法科目については公認会計士よりも税理士試験の方が細かいので、重点的に学習する必要がありますが、ある程度学習負担を軽減できます。
また、税理士の場合は働きながら試験対策を行うこともできるため、長期的なスケジュールでも合格を目指すことも可能です。税理士の方が現実的な目標となりやすいため、公認会計士から税理士へ試験を変える方もいます。
進路5:USCPA(米国公認会計士)にシフトチェンジする
日本の公認会計士試験に合格できなかった方の中には、USCPA(米国公認会計士)の資格取得に目標を切り替える方もいます。
USCPAの特徴
- 難易度:日本の公認会計士よりも取得しやすいとされる
- 合格率:約50%(科目により異なる)
- 勉強時間:1,000〜1,500時間程度
- 活躍の場:外資系企業、監査法人、コンサルティングファームなど
- 試験の特徴:年中受験可能、コンピューター受験
USCPAは、日本の公認会計士ほどの社会的ステータスはありませんが、外資系企業やグローバル企業では高く評価されます。特に、英語力と会計知識を同時にアピールできる点が強みです。
進路6:簿記1級を取得して経理職を目指す
公認会計士試験からの撤退を決めた場合、まずは日商簿記1級の取得を目指すのも一つの手です。
簿記1級は公認会計士試験よりも難易度は低いものの、合格率10%前後の難関資格です。しかし、公認会計士試験の勉強をしていれば、比較的短期間(3〜6ヶ月程度)で合格できる可能性が高いです。
簿記1級取得のメリット
- 公認会計士試験の勉強が無駄にならない
- 就職活動で「資格取得」として明確にアピールできる
- 上場企業の経理職でも十分評価される
- 税理士試験の受験資格が得られる
実際の公認会計士浪人経験者13名の声

金融庁が実施したアンケート調査によると、公認会計士試験に合格できなかった30〜40代の男女13名に対して、以下のような質問をしました。
受験状況
- 平均受験回数:短答式試験2.9回、論文式試験2.2回
- 平均勉強期間:2.7年(最短1年、最長10年)
試験合格を諦めた理由(上位3つ)
- 経済的理由:「これ以上無収入の期間を続けられない」(最多)
- 年齢の問題:「30歳を超えてしまい、就職活動が不利になると感じた」
- 精神的限界:「何度受験しても合格できず、心が折れた」
合格を諦めた後の進路
- 税理士事務所:4名
- 一般企業の経理職:5名
- 会計コンサルティング:2名
- USCPA取得後に外資系企業:1名
- その他:1名
このように、公認会計士試験の勉強で身につけた知識は、様々な職場で活かすことが可能であることがわかります。
撤退後の就職活動で成功するための3つのポイント
公認会計士浪人から就職活動に切り替える際、「浪人期間をどう説明するか」は大きな課題です。ここでは、就職活動で成功するための3つのポイントを紹介します。
ポイント1:「浪人期間」を「自己投資期間」として説明する
面接では、浪人期間を単なる「空白期間」として捉えられないよう、「自己投資期間」として積極的にアピールすることが重要です。
効果的な説明の例
「公認会計士試験の勉強を通じて、財務会計、管理会計、税法、監査など、会計・財務に関する体系的な知識を習得しました。特に、財務諸表の分析力や、複雑な会計基準への理解は、御社の経理業務においても即戦力として貢献できると考えています。」
ポイント2:「なぜ今、就職を選んだのか」を明確に説明する
採用担当者が最も気にするのは、「なぜ今のタイミングで就職を決めたのか」という点です。ここで曖昧な回答をすると、「また試験勉強に戻るのでは?」と思われてしまいます。
効果的な説明の例
「3年間公認会計士試験に挑戦し、短答式試験には合格しましたが、論文式試験では思うような結果が出ませんでした。この3年間で、自分が本当にやりたいことは『監査』よりも『企業の財務戦略に関わる仕事』だと気づきました。そのため、一般企業の財務部門で実務経験を積むことを決意しました。」
ポイント3:具体的なスキルをアピールする
「公認会計士の勉強をしていた」というだけでなく、具体的にどのようなスキルを身につけたかを説明することが重要です。
- 財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の作成・分析
- 連結決算の仕組みと処理方法の理解
- 法人税・消費税の基礎知識
- 監査の基本的な流れと内部統制の理解
- Excelを用いた財務分析スキル
これらを具体的にアピールすることで、採用担当者に「即戦力」として認識してもらえます。
合格できなかった際の進路を考えておこう
公認会計士は難易度が高いので、勉強しても必ず取得できるわけではありません。
また仮に合格しても自分の年齢や状態によっては希望した職場へ就職できない場合もあります。
そのため、先の将来を見据えて、進路を考えておくことは大事です。浪人の末路を後悔しないように計画しましょう。
公認会計士合格者の60%以上がCPA会計学院出身です。
2025年の合格者数1,092人、合格者占有率は66.7%と脅威の合格実績を誇るCPA会計学院。
なんと公認会計士講座入門テキスト・問題集と講義動画を無料で配布しています。
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