誰でも簡単にできる節約術20選|支出を抑えて黒字家計を目指す

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会計リテラシー

家計を運営するためには損益計算書思考を有効に活用するのが重要です。

損益計算書は収益から費用を差し引いた利益を算定する書類です。

家計では、収入を最大化し、支出を最小化することが利益を最大化することにつながります。

一般的なサラリーマンは、収入を増やすことよりも支出を削減する方が簡単です。

この記事では誰でも簡単にできる節約術を一挙紹介します!

この記事でわかること

①支出の分類方法

②支出を削減するための節約方法

記事の執筆者

会計ラボ
会計ラボ

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。

・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。

この記事の結論は以下の通りです。

固定費の削減と節税が金額的にも手間的にも楽な手段。

併せて変動費も削減することで支出を大幅に減らすことが可能。

家計をさらに改善するためには、稼ぐ力(収入)を増やすことも重要です。

株式の積立投資を利用することで、リスクを抑えた運用をすることが可能です。

詳しくは以下の記事で紹介していますので、併せてご覧下さい。

支出の分類

支出には大きく3つの分類があります。

  • 変動費
  • 固定費
  • 所得に応じて決まる税金

変動費とは、消費量によって変わる支出のことです。

例えば、食費はお金を掛ければかけるだけ、買えば買うだけ支出が増えます。

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固定費とは、毎月決まった金額の支出のことです。

例えば、スマホの通信料の定額プランは毎月一定額発生する固定費といえます。

税金は自分の所得に応じて決まる支出です。

これらの3つの分類について、それぞれ節約方法をお伝えしていきます!

固定費の節約術8選

「ストレスフリーで節約を」と考えるのであれば、真っ先に実践すべきは固定費の見直しです。

では、どういったものをどのように見直していけば良いのでしょうか。

まずは、固定費の節約術を8つ紹介します。

スマホの料金見直しと格安SIMの利用

多くの節約を期待できるのは、スマホの料金見直しおよび格安SIMの利用です。

スマホは私たちの生活になくてはならないものですが、毎月のスマホ代に頭を悩ませている方も多いでしょう。

スマホの料金を見直すに当たって実践して欲しいのは、いわゆる「3大キャリア」と呼ばれる「docomo」「Softbank」「au」以外にキャリア変更をすることです。

料金利用回線
LINEMO3G:990円
20GB:2,728円
ソフトバンク
Y! mobile3G:2,178円
15GB:3,278円
25G:4,158円
ソフトバンク
UQ mobile5G:1,628円
15G:2,728円
25G:3,828円
au
Mineo1G:1,298円
5G:1,518円
10G:1,958円
20G:2,178円
ドコモ、au、ソフトバンク
楽天モバイル3G:1,078円
20G:2,178円
無制限:3,278円
楽天

たとえば、楽天圏で生活している方は楽天モバイルがおすすめ。

使ったデータ量に基づいて、毎月の支払額が変動するのが大きな特徴です。データ使用量が3GBまでであれば、データ使用量分の支払い額は税込み1,078円と破格。

つまり、積極的にWi-Fi環境下で過ごせば、大きな節約が望めるのです。

そこまで頑張りたくはないという方も、安心してください。データ使用量無制限プランでも、月額税込み3,278円と破格です。

たとえば、3大キャリアの1つであるSoftbankのデータ使用量無制限プランは、月額税込み7,238円。

同じ「データ使用量無制限プラン」にも関わらず、倍以上の金額が必要になるのです。

3大キャリアではない格安スマホにすれば、必然と節約ができるでしょう

インターネット料金の見直し

インターネット料金の見直しも、固定費の節約を考える上で重要です。

実際、家にWi-Fiを置かずに生活ができる方は、無理にインターネット契約を行う必要はありません。

スマホをデータ使用量無制限プランに変更するなどしてスマホをWi-Fi基地局に設定し、デザリング機能などでパソコンなどを使うことが可能だからです。

ただ、在宅ワークが定期的にあるなどという方には、この方法はおすすめできません。なぜなら、スマホの充電がすぐに切れたり、多くの通信会社がデザリングの月額上限を30GB程度としているからです。

インターネット契約自体を解除できない方は、SIMフリーのWi-Fiルーターの購入がおすすめです。

ネット通販を利用すれば15,000円前後で購入が可能なので、ぜひ調べてみてください。

保険の見直し

保険の見直しも、固定費の節約術として有効です。

誰もが、万一のために保険に加入していることでしょう。

しかし、必要以上の内容になっていないでしょうか?保険料を多く支払っている気がするという方は、ぜひ「ほけんの窓口」などで保険の見直しを行ってください。

保険マンモスは全国に配置されているFPに相談しながら適切な保険に切り替えることができます。

10万人の相談実績があり、日経BPコンサルティングの調査でもFPの質に関する評価で三冠を達成しています。

無料でネット相談できますので、保険契約を見直したい人はこうしたサービスを利用するのも1つの手です。

エコ家電への切り替え

今お使いの冷蔵庫や洗濯機などの大型家電が、使い始めから10~15年以上経過している場合、エコ家電への切り替えも節約になります。

たとえば家庭の消費電力の15%程度を占める冷蔵庫の場合、最新のエコ家電に切り替えるだけで年間4,619年程度の節約が見込めるとされています。

同じように、その他の家電も10年以上前のモデルよりも最新モデルのほうが消費電力は圧倒的に低いです。つまり、電気代の節約が見込めます。

電気とガス会社の乗り換え

電気とガス会社の乗り換えも、固定費の節約には欠かせません。

特に「東京電力」や「関西電力」など、いわゆる大手電力会社と契約している家庭は、2016年の電力自由化によって電力業界に新規参入した「新電力会社」への乗り換えを行いましょう。

新電力会社の賢い選び方は、インターネットやスマホと同じ会社にすることです。

また、楽天圏内で生活している人は楽天でんきを利用するなど、もらうポイントを上手く有効活用できる環境で電気とガス契約ができると良いでしょう。

家賃の見直し

家賃の見直しも、固定費の節約として考えておきたいものです。

現在、賃貸住宅に住んでいて家賃負担が大きい場合は、家賃の安い物件に引っ越すことで節約が可能です。

また、持ち家で住宅費を安くすることもできます。

新築物件は非常に高額になりますが、中古物件であれば手が届く範囲で購入することができる場合も多いです。

住宅費を抑える方法については以下の動画が非常に参考になります。

車の見直し(カーシェアの利用)

車の見直しも検討してみましょう。

「なんとなく車を所有している」「週末にしか乗らないけれどあると便利だから車を持っている」という方は、カーシェアを利用したほうが年間の出費を抑えることが可能です

カーシェアは、基本的にガソリン代や保険料はかからないため、銭面的に大きなお得を感じられるでしょう。

金利の見直しと返済

固定費の節約として、金利の見直しと返済も考えなくてはなりません。

金利が年々上昇しているので、住宅ローンなどを組んでいる方は、最終返済額が多額になって頭を悩ませていることでしょう。

できることなら、日々の生活を極力節約し、できるだけ早めにローンを完済できると安心です。

変動費の節約術8選

続いて、変動費の節約術を8つ紹介します。こちらも簡単にできるものを集めましたので、ぜひ参考にしてください。

自炊する

変動費の節約といえば、何と言っても外食ではなく自炊することです。

自炊のおすすめ方法は献立てを立てて計画的に食事を作ることです。

詳しくは以下の記事で解説しています。

とはいえ、日々忙しい方は、節約のためとはいえ毎日の自炊は厳しいものがあるでしょう。

この場合、カット野菜や惣菜が自宅に届くヨシケイなどの宅配サービスを利用するのも一つの手です。

ヨシケイでは、一人一食当たり300円から購入することが可能。

普通に買い物に行って調理するよりお金はかかりますが、外食に行くよりは遥かに節約になります。

なお、ヨシケイでは5日間分のミールキットが無料でお試しできます。

無料期間はいつまで続くかわかりませんので、気になった人は一度試してみて下さいね。

5日間のヨシケイ無料体験はこちらから

お弁当・水筒を持参する

お弁当や水筒を持参するのも、変動費の節約として有効です。

手作りのお弁当を食べられる環境で仕事をしている場合、夕飯のおかずを少し多めに作ってお弁当に入れるなど、朝に忙しくならない工夫をしながら節約を楽しみましょう。

水筒に関しても、毎回コンビニや自動販売機でお茶やお水を買わないよう、マイタンブラーなどでモチベーションを保ちつつ節約ができると良いでしょう。

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また、サーモスのスープジャーなどは冬でもあったかい汁物を弁当として持参できて大活躍ですよ。

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コンビニではなくスーパーを利用

コンビニではなくスーパーを利用するのも、変動費の節約術の一つです。

コンビニは、ほとんどのものが定価で販売されているため、スーパーで同じものを買うよりも割高になるからです。

とはいえ、スーパーに行って余計なものをカゴに入れてしまう方は、スーパーより選べる商品数が少ないコンビニのほうが良いという場合も。

コンビニで買い物をする場合でも、無駄なものは買わず、買うと決めたものだけ買うという強い気持ちが必要です。

ネット通販を利用する(Amazon定期便、楽天など)

変動費の節約術として、ネット通販を利用するのも手です。

ネット通販の場合、実店舗と比べて人件費がかからないため、若干割安で商品を購入することができます。

また、ポイントがお得になる期間に買い物をすれば、ポイントがザクザク貯まり、次回のお買い物がお得になる可能性も。

ぜひ、お得なAmazon定期便や楽天などで効率的に買い物をしましょう。

服の購入はセール、海外ショップを利用する

どうしても欲しくなってしまう洋服も、セール品や海外の激安ショップなどを利用しましょう。

特に、ZOZOTOWNのセールや昨今若者の間で流行っているSHEIN(シーイン)などの激安ショップがおすすめです。

また、アウトレットが近い場合は、定期的にアウトレットに足を運んでみるのもおすすめです。

節約アイテムを利用する

節約アイテムを利用するのも、効率的な節約術です。

断熱カーテンや断熱材を用いたアイテムを使用することで、エアコン代を節約することが可能です。

また、リビングの照明だけでも良いので、LED電球に変えると電気代を大幅に削減することができます。

節水シャワーを使って、自動的に節水するのも節約方法の一つです。

クレジットカードでポイントをためる

日々の買い物をクレジットカード決済にするのも、節約方法の一つです。

クレジットカード払いにすれば、現金払いでは貯まらないポイントが貯まります。

まさに「塵も積もれば山となる」のことわざ通り、毎月貯まるポイントは少ないかもしれません。

しかし、確実にポイントは貯まっていきます。

ぜひ、クレジットカード払いにし、ポイントを貯めていきましょう。

キャッシュレス決済を利用する

クレジットカードと同じ理由で、キャッシュレス決済を利用するのも節約術の一つです。

キャッシュレス決済を使えば、クレジットカード同様、ポイントが貯まります。

しかも、週や月によっては20%ポイント還元など、ポイント還元率が高くなる時期があるのも特徴。

ポイント還元率の高い時期を狙って上手に買い物をすれば、必然とポイントが貯まっていき、後々お得にお買い物ができますよ。

税金の節約術4選

最後に、税金の節約術を4つ紹介します。ぜひ参考にしてください。

ふるさと納税を利用する

ふるさと納税を利用すると、税金の節約が可能です。

応援したい自治体に寄付し、その後、自治体から返礼品を受け取ることができます

返礼品は日用品から高級品まで幅広くあります。

ふるさと納税を行うと寄付額から2,000円を差し引いた金額が、所得税あるいは住民税から全額控除されます。

つまり、2,000円の費用で様々な物品を受け取ることができるお得な制度になっています。

ワンストップ納税を利用すれば確定申告することなくふるさと納税もできるので、万人におすすめできる節税手段の1つです。

医療費控除を利用する

医療費控除を利用するのも、税金の節約術です。医療費控除は、申告する本人とその家族の一年間の医療費の合計が10万円以上になった場合に申告できるものになります。

確定申告が別途必要になりますが、諸条件を満たしていれば、以下の2点について税金の節約をすることが可能です。

  • 医療費控除…最大200万円までの所得控除
  • セルフメディケーション税制…対象となる医薬品を12,000円以上購入した場合に最大88,000円までの所得控除

申告する場合は領収書が必要なので医療費の領収書は年末まで保管できると安心ですね。

保険料控除を利用する

保険料控除も、税金の節約術として有名です。

保険料控除を受けるためには、生命保険に加入する必要があります。

年末調整や確定申告を行い、年間を通じて支払った生命保険料に応じて、所得税や住民税の負担が軽減される制度です。

iDeCoを利用する

税金の節約術としてiDeCoを利用するのも効果的です。

iDeCoは、老後の資金作りに特化した年金制度になります。

iDeCoは通常の銀行口座への貯金のように、毎月、自身で定めた金額を積み立てていくシステムです。

しかし、積み立てた掛け金がすべて所得控除の対象となります。

つまり、将来のために積み立てをしつつ、現在の税金を抑えることも可能なのです。

節約方法のまとめ

今回の記事では、今すぐ誰にでもできる簡単な節約方法を紹介しました。

食費や交際費を節約するのはなかなか大変ですが、固定費や税金の節約方法を実践するのはとても簡単です。

しかも、節約対策を一度実践してしまえば、変動費のように毎日節約を気にして生活する必要はありません。

今すぐにでも節約を体感したいと考えている方は、今回の記事で紹介した固定費や税金の節約方法を実践してみてください。

家計をさらに改善するためには、稼ぐ力(収入)を増やすことも重要です。

株式の積立投資を利用することで、リスクを抑えた運用をすることが可能です。

詳しくは以下の記事で紹介していますので、併せてご覧下さい。

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