公認会計士を目指されている方の中には、大学在学中に合格したいと考えてる人も多いと思います。
公認会計士は難易度の高い資格になりますが、取得できれば就職にもつながる国家資格です。
在学中の合格を目指す場合、公認会計士の試験勉強に力を入れている大学に入学して勉強をしたいですよね。
この記事では大学別の公認会計士合格者数ランキングを紹介します。
公認会計士を目指す上での大学選びに役立てて頂けると嬉しいです。
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
公認会計士合格者の2人に1人がCPA会計学院出身です。
2023年の合格者数786人、合格者占有率は50.9%と脅威の合格実績を誇るCPA会計学院。
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CPA会計学院について詳しく知りたい人は以下の記事を参照にして下さい。
また、CPA会計学院を含むおすすめの公認会計士資格スクールは以下の記事で紹介していますので、併せてご覧下さい。
2023年の大学別の公認会計士の合格者数ランキング
大学生で公認会計士を目指す方は多いですが「どこが1番合格者が多いの?」と疑問を感じる人もいるでしょう。
大学別により合格者が異なるなら、どのような特徴があるのか把握しておきたい方もいるはずです。
2023年の大学別の合格者ランキングは以下の通りです。
ランキング | 大学名 | 合格者数 |
第1位 | 慶応義塾大学 | 165名 |
第2位 | 早稲田大学 | 128名 |
第3位 | 明治大学 | 101名 |
第4位 | 東京大学 | 56名 |
第4位 | 同志社大学 | 56名 |
第6位 | 中央大学 | 55名 |
第7位 | 京都大学 | 50名 |
第8位 | 神戸大学 | 44名 |
第9位 | 一橋大学 | 38名 |
第9位 | 法政大学 | 38名 |
第9位 | 立命館大学 | 38名 |
第1位 慶應義塾大学
2023年度の公認会計士試験の合格者数で、1番多かったのは慶應義塾大学で165人となっています。
慶應義塾大学は2023年度だけでなく1975年から49年連続で1位を獲得するなど、毎年100人以上と多くの合格者を出しているので、試験を通過したい方にとっては実績の点で大きな魅力があると言えます。
慶應義塾大学が毎年たくさんの合格者を出せるのは、資格取得に向けて学内部に会計研究室を設置している、またはガイダンスや講演会、監査法人の見学会や会計士に関するイベントを企画するなど、様々な取り組みをしているからです。
公認会計士の合格のために大学側もたくさんのサポートをしているので、取得を目指す方にとっては入学を前向きに検討できるでしょう。
第2位 早稲田大学
2023年度で第二位の合格者数を出したのは早稲田大学であり、128人になります。
早稲田大学も公認会計士の試験に合格している人数は2014年から毎年100人前後を出しているので、慶應義塾に劣らず大きな実績を残していると言えます。
早稲田大学に公認会計士の合格者が多いのは、監査法人や関連企業とのネットワークを構築していて、提携講座により効率的に知識を得られるようにしているからです。
公認会計士は学習範囲が多いですが、その点で生徒ができるだけスムーズに知識を学習できるように大学側がサポートしています。
また、ワークショップ科目を通して教育をバックアップするなど、体制を整えているので、試験に向けた様々な取り組みをしていると言えます。
第3位 明治大学
2023年の合格者数で第三位は明治大学です。
合格したのは101人で、慶應義塾や早稲田大学と同じ100人超えをしています。
そして、明治大学の合格者数が多い要因としては、経理研究所が設置されている点です。
経理研究所は公認会計士試験や日商簿記検定の合格を目指す生徒のために、会計士講座を行っており、大学の講義と両立できるようにされています。
また、将来の就職のために簿記講座も開設しており、合格のために大学側も様々なサポートを考えています。
モチベーションを生徒が維持できるようにするため、報奨金制度も確立しているため、目的を持っている方であれば入学を前向きに考えられできるでしょう。
第4位 同志社大学・東京大学
2023年度の公認会計士の試験合格者の第四位は同志社大学と東京大学で共に56人になります。
それぞれ名門大学であり、特に東京大学は日本のトップ大学です。
どちらの大学も公認会計士の試験ではトップ5に入ることも少なかったですが、2023年には合格者が50名を超える実績を残しています。
経理研究など、大学側としてもも公認会計士の合格のためにサポートしているので、今回は実績に反映されたと言えるでしょう。
第6位 中央大学
2023年度の公認会計士の試験合格者の第六位は、中央大学で55人です。
中央大学は公認会計士の合格に力を入れており、累計で3,700人以上も試験を突破しています。
中央大学は公認会計士の試験合格のために経理研究所を設置しており、予備校の半額の授業料で講座を受けられるようにしています。
そして、経理研究所では公認会計士の論文試験現役合格率は65.3%と高い実績を残しており、研究部に所属する講師により一貫した教育を受けることが可能です。
授業は教室ではなくWebでも受けられるため、自分のペースに合わせて学部の講義との両立も行えるようにしているのがポイントです。
質問や相談も可能であり、個別指導を受けられるなどサポート体制と整備されているのも大きな魅力と言えるでしょう。
大学在学中に合格を目指すポイント
公認会計士を目指すために、今回のランキングから合格者をたくさん輩出している大学を選ぶのも1つの方法です。
ただ、公認会計士の合格者は他の大学にもたくさんおり、上位は環境やサポート体制が整っているのみです。
もし、大学の在学中に公認会計士試験の合格を目指すなら、自分のスケジューリングを整えて、合格までの道筋を考えておくのが重要です。在学中に合格を目指すためのポイントについて内容を紹介しましょう。
2〜3年で合格できるように計画を立てる
公認会計士は合格するために3,000〜5,000時間が必要と言われているため、大体2〜3年で合格できるように計画するのがポイントです。
そのため、1日、または1週間、1ヶ月でどれほど学習すべきなのか計画を立てるようにすべきです。
大学生の場合、講義や学部のテスト勉強も必要になりますが、中にはアルバイトやサークル活動をしている人もいるはずです。
公認会計士の試験とのバランスを取る必要がありますが、2年で3,000時間の勉強時間を確保するためには、最低でも1日5〜6時間は学習する必要があります。
3年でも3〜4時間は必要になるので、どのように試験対策の学習を行うのか自分でスケジュールを組むのが重要です。
個々によって大学生活は異なり、長期的にモチベーションを維持できるように計画するのも重要なので、そのポイントを押さえて計画しましょう。
効率的に学習する方法を考える
公認会計士を在学中に合格するためには、効率が大きなポイントになります。
公認会計士は短答式と論文式がありますが、それぞれ科目が分かれており、ボリュームも違います。
例えば、短答式試験は「財務会計論」、「管理会計論」、「監査論」、「企業法」が出題されており、それぞれ4科目の試験対策をしなくてはいけません。
どれも学習内容は膨大になるため、効率的な学習対策をとっていないと、2〜3年での合格が難しいです。
効率的に学習する方法の1つは大学側のサポート制度を利用する点や資格スクールの活用です。
大学によっては上記のランキングで紹介したように、公認会計士合格のためにWebでの講座や監査法人関係のサポート制度を設けていて利用できるケースがあります。
また、資格スクールも専門の講師が合格のために講義を行ってくれるため、効率的な学習を行える期待が持てます。独学で試験対策を行うのに不安がある方は、大学のサポート制度または資格スクールの利用を考えてください。
大学在学中での公認会計士の試験合格を目指そう
公認会計士を大学在学中で合格したい場合、試験合格のために実績のある大学を選択するのも1つのポイントです。
ただ、自分の学習スケジュールが重要になるため、大学選びだけでなく、自分の勉強方法も確立して合格を目指してください。
公認会計士合格者の2人に1人がCPA会計学院出身です。
2023年の合格者数786人、合格者占有率は50.9%と脅威の合格実績を誇るCPA会計学院。
なんと、公認会計士講座入門テキスト・問題集と講義動画を無料で配布しています。
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