簿記3級のネット試験で試算表は出ない?大学教員が徹底解説!

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簿記3級

簿記3級のネット試験で試算表は出ないって聞いたけど本当なの?

ネット試験の出題傾向と対策について知りたい!

簿記3級ネット試験の受験を検討していませんか?

2020年12月の開始以降、40万人以上がネット試験を受験しています。

簿記は企業の財務状況を知るうえで役に立つ資格です。

経理実務担当者はもちろん営業職の仕事にも資格取得のメリットがあります。

私は年間300人以上の大学生に簿記を教えている大学教員です!

本記事では過去の統一試験(ペーパー試験)でよく出題されている「試算表」がネット試験で出題されるのか解説します。

加えて、簿記3級ネット試験の受験を考えている皆さんにネット試験の概要と、試験の出題傾向について解説します。

記事の執筆者

会計ラボ
会計ラボ

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。

・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。

結論

ネット試験では試算表は過去出題されていない。出題されない可能性が非常に高い。

簿記を初めて勉強する人は、まずは日商簿記検定3級を学習しましょう!

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簿記3級のネット試験とは?

簿記3級ネット試験は、これまでのペーパー試験(統一試験)とは異なり指定された試験会場のパソコンを利用し受験します

ネット試験は2020年の12月から開始されました。

新型コロナウイルスの影響で試験会場の確保が難しくなったため、受験者の受験機会が失われないようにする目的でスタートしました。

試験時間は60分で商業簿記の範囲から選択式と入力式の3題以内で出題されます。

合格には全体で70%以上の正答が必要です。

簿記3級のネット試験とペーパー試験(統一試験)の違いの詳細は以下の記事をご覧下さい。

簿記3級ネット試験でよく出題される内容は以下の通りです。

  • 仕訳問題
  • 総勘定元帳に関する問題
  • 精算表および財務諸表に関する問題

それぞれの問題内容を見ていきましょう。

出題傾向①仕訳・伝票会計に関する問題

試験で必ず出題されるのは、簿記の必須内容の仕訳に関する問題です

問題文を読み、指定された勘定科目の中から適切なものを選択し、金額を入力して仕訳をします。

また、現金伝票や出金伝票といった伝票会計の問題も出ます。

このセクションの問題数は多いので、回答に時間をかけてしまうと残りの問題を解く時間が十分に確保できなくなります。

すぐに回答できるよう、勘定科目と仕訳のルールを頭に入れておく必要があります。

出題傾向②総勘定元帳に関する問題

総勘定元帳に関する問題も出題されます。

総勘定元帳とはすべての取引を勘定科目ごとに記録していく帳簿のことです。

似たものに仕訳帳があります。

仕訳帳は取引が発生した順に記録していきますが、様々な科目が記録されていて分かりにくいので、総勘定元帳で勘定科目別に取引を整理します。

試験においてはこの総勘定元帳の項目の空欄を埋める問題が出ます。

出題傾向③精算表・財務諸表に関する問題

精算表財務諸表に関する問題も頻出です。

精算表は試算表に決算整理の仕訳を反映し、貸借対照表と損益計算書とを作成する過程を一覧にしたものです。

実際の問題では与えられた決算整理事項に基づいて精算表の項目を埋めていきます。

決算整理事項の仕訳を行い、修正記入欄に記載します。

試算表の金額から修正記入した金額を加減して貸借対照表と損益計算書の項目に反映させます。

1か所でもミスがあると、問題全体で誤答の可能性があります。

この問題が簿記3級合格のカギになるといっても過言ではありません。

試験でミスをしないために、問題演習を十分に積んでおきましょう。

簿記3級ネット試験で試算表の問題は出ないのか?

試算表の問題は出ない

簿記3級ネット試験開始以降、試算表に関する問題は出題されていません

ネット試験開始以前の簿記3級試験では、試算表についての問題は頻出問題だったにも関わらず、なぜ出題されなくなってしまったのでしょうか。

試算表の問題が出題されなくなった背景

試算表の問題が出なくなった背景には、簿記3級の試験範囲が変更されたことがあります。

ネット試験が開始された2021年に出題内容に大きな変更がありました。

それまで5問あった問題数が3問に減り、試験時間も120分から60分に変更されました。

また、2022年度からは2021年4月から施行された「収益認識に関する会計基準」を反映させる形で出題範囲も改定されています。

参考:日本商工会議所ホームページ 商工会議所簿記検定試験出題区分表等(2022年度適用)の公表について(https://www.kentei.ne.jp/35703)

こうした試験内容のリニューアルに伴い、それまで頻出問題であった試算表の問題も出なくなりました。

代わりに精算表についての問題がよく出題されています

日商簿記試験を実施する日本商工会議所は、出題内容に関して「過去の出題内容ばかりでなく、出題区分表の範囲全般にわたって学習するとともに、新しい会計基準等についての勉強が望まれます。」とコメントしています。

このコメントから出題内容は時代に合わせて変更される可能性があり、過去に出題された問題が必ず出題されるとは限りません。

過去問さえ解いておけばOKというわけにはいかないようです。

簿記3級ネット試験対策のポイント

ここまで簿記3級ネット試験の出題パターンについて解説してきましたが、それでは試験攻略のために必要な対策とは何でしょうか。

試験対策のポイントとして、以下のものがあります。

  • 仕訳をマスターする
  • 総勘定元帳、補助簿の内容を理解する
  • 決算書類作成までの流れを理解する
  • パソコンの操作に慣れる

各項目について説明していきましょう。

簿記3級ネット試験の対策①仕訳をマスターする

簿記試験においては、仕訳をマスターすることが何よりも大事です。

適切に仕訳ができなければその後の総勘定元帳や決算書類の問題に回答することもままなりません。

取引の流れを把握して適切な勘定科目を選択して仕訳を行えるようになるまで、何度も練習しましょう。

問題を解く際は必ず紙などに図示するなどして知識をアウトプットすることも大事です。

最近ではアプリで気軽に演習できるので、自分に合った方法を活用して仕訳をマスターしましょう!

簿記3級ネット試験の対策②総勘定元帳、補助簿の内容を理解する

総勘定元帳補助簿の内容理解も重要です。

仕訳の問題は勘定科目の選択と金額入力のみでしたが、総勘定元帳の作成は勘定科目を整理する必要があります。

単語の丸暗記では解答することができませんし、解答するまでに時間を要するので、苦手意識を持つ方も多いかもしれません。

しかし、問われている内容は決して解けないレベルではありません。

伝票仕訳から総勘定元帳への転記まで、一連の流れを整理しながら問題演習しましょう。

簿記3級ネット試験の対策③決算書類作成までの流れを理解する

精算表や財務諸表作成に関する問題では商業簿記の総合的な理解度を問われます

決算前整理事項を仕訳し、試算表の数値から加減して最終的な金額を導き出すプロセスを把握しておきましょう。

仕訳だけに限らず、与えられた情報を整理してまとめていく作業が必要になり、総合力が試されます。

このセクションで得点を取れなければ合格ラインの70%に到達するのは厳しくなります。

問題を解く際には少々難しさを感じるかもしれませんが、テキストの内容を理解しておけば十分解けるレベルですので安心してください。

慣れも必要ですから、問題演習の際は間違えてもあきらめずに何度もトライしましょう。

簿記3級ネット試験の対策④パソコンの操作に慣れる

ネット試験合格のためには知識だけではなく、パソコン操作に慣れることが重要です。

いくら練習で問題が解けていたとしても、試験会場で思うように操作ができずに解答に時間がかかるようでは元も子もありません。

ペーパー試験とは異なる運用方法になりますので、必ずネット試験を想定した対策が必要です

プルダウンメニューから素早く選択することと金額入力の桁数を間違えないように入力することが大事です。

ネット試験用のサンプル問題を解くなど、とにかく操作に慣れる努力をしましょう。

簿記3級ネット試験|まとめ

本記事では簿記3級のネット試験の内容と対策について説明してきました。

ネット試験では60分という限られた時間で解答しなくてはならず、解答方法もペーパー試験と異なります。

パソコン操作に慣れておくことは大前提です。

そのうえで、まずは仕訳を完璧といえるまでマスターしましょう。

仕訳は財務諸表作成の基本です。

仕訳の理解が不十分だと問題の全体像も把握することが難しくなります。

仕訳の理解ができたら、総勘定元帳から決算書類を作成する流れを学びましょう。

試験問題を解くときには仕訳した科目を整理する力も試されます。

丸暗記ではなく出題される問題に応じて柔軟に対応できるよう、学習を積んでいくことが不可欠です。

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