【大学教員が解説】公認会計士を大学2年生から目指すべき4つの理由とスケジュール

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公認会計士試験

公認会計士は大学2年生から始めるのが良いって聞くんだけど、本当なの?

3年生ではなく、やはり2年生から始めた方が良いの?

結論から言えば、公認会計士試験は大学2年生から始めるのが最も効率的です。

実際、公認会計士試験合格者の37.7%が大学在学中に合格しており、その多くが大学1~2年生から学習を開始しています(令和6年公認会計士試験合格者調より)。

私は年間300人以上の大学生に簿記・会計を教えている大学教員ですが、大学2年生から始めた学生は、在学中合格の可能性が最も高いと実感しています。

実際に私が指導した学生の中にも、大学2年の冬から学習を開始し、4年生の8月に論文式試験に合格した事例が複数あります。

この記事では、大学2年生から公認会計士試験の学習を始めるべき4つの理由、具体的な学習スケジュール、そして見落としがちな注意点まで詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 大学2年生から始めるべき4つの明確な理由
  • 1日の具体的な学習スケジュール(平日・休日)
  • メリットだけでなくデメリット・注意点も
  • 簿記との関係と学習開始の手順
  • よくある質問(大学1年・3年との比較など)

記事の執筆者

会計ラボ
会計ラボ

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。

・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。

公認会計士合格者の60%以上がCPA会計学院出身です。

2025年の合格者数1,092人、合格者占有率は66.7%脅威の合格実績を誇るCPA会計学院

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CPA会計学院について詳しく知りたい人は以下の記事を参照にして下さい。

また、CPA会計学院を含むおすすめの公認会計士資格スクールは以下の記事で紹介していますので、併せてご覧下さい。

  1. 大学2年生から公認会計士を目指す人の割合【最新データ】
    1. 公認会計士試験合格者の大学生割合
    2. 多くの合格者が大学1~2年生から学習を開始
  2. 公認会計士の試験は大学2年から始めるのが最適な理由とは?
    1. 大学一年生は授業や行事で忙しい
      1. 大学1年生が忙しい理由
    2. 大学2年生の冬からスタートすると短答式試験を2回受けられる
      1. 公認会計士試験のスケジュール
      2. 大学2年の冬(11~12月)から始めた場合のスケジュール
    3. 2年計画で無理なく学習を進められる
    4. 夏休みと冬休みを有効活用できる
  3. 大学2年生から公認会計士を目指すメリット
    1. メリット①:社会人と比べて圧倒的に学習時間を確保しやすい
      1. 大学生(大学2年生)の場合
      2. 社会人の場合
    2. メリット②:在学中合格で就職活動が圧倒的に有利になる
      1. 監査法人への就職
      2. 一般企業への就職
    3. メリット③:短答式試験を複数回受験できる
    4. メリット④:大学の授業内容が試験に役立つ
  4. 大学2年生から公認会計士を目指す際の注意点・デメリット
    1. デメリット①:大学生活の自由時間が大幅に制限される
      1. 制限される活動
    2. デメリット②:予備校費用の負担が大きい
      1. 費用負担を軽減する方法
    3. デメリット③:精神的なプレッシャーがかかる
      1. 精神面のケア方法
    4. デメリット④:就職活動との両立が難しい
      1. 就活と試験の両立は可能か?
  5. 大学2年生の公認会計士試験学習スケジュール【具体例】
    1. 平日のスケジュール例(予備校通学型)
    2. 平日のスケジュール例(オンライン講座型)
    3. 休日のスケジュール例
    4. 週間スケジュール(平日5日+休日2日)
    5. 長期休暇のスケジュール例(夏休み・春休み)
  6. 大学2年生から公認会計士を目指す具体的な始め方
    1. ステップ①:簿記3級から始めるべきか?
      1. 簿記と公認会計士試験の関係
      2. おすすめの学習開始パターン
    2. ステップ②:予備校・講座選びのポイント
      1. 主要な予備校・講座の比較
      2. 予備校選びのチェックポイント
    3. ステップ③:独学vs予備校の比較
  7. 大学在学中に公認会計士試験に合格しておくべき理由
    1. 理由①:社会人になってからの学習は極めて困難
      1. 社会人が直面する困難
    2. 理由②:留年や浪人は大きなリスク
      1. 卒業後も不合格だった場合の選択肢
    3. 理由③:監査法人の採用は秋に集中
      1. 監査法人就職のスケジュール
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 大学1年生から始めるのと大学2年生から始めるのはどう違う?
    2. Q2. 大学3年生から始めるのでは遅い?
    3. Q3. 文系・理系で違いはある?
    4. Q4. サークルやアルバイトは続けられる?
      1. 両立可能な活動レベル
      2. 難しい活動
    5. Q5. 予備校に通わずに合格できる?
    6. Q6. 公認会計士試験に合格すると大学の単位は取れる?
  9. 公認会計士を目指すなら大学2年生から試験対策を行おう

大学2年生から公認会計士を目指す人の割合【最新データ】

まず、実際のデータから見ていきましょう。

公認会計士試験合格者の大学生割合

区分 合格者数(人) 合格率(%) 合格者構成比(%)
大学在学中(短大含む) 605 8.8 37.7
大学卒業(短大含む) 747 7.7 46.6
大学院在学 14 8.0 0.9
会計専門職大学院在学 21 10.1 1.3
高校卒業 102 4.5 6.4
その他 26 4.6 1.6

重要ポイント:大学在学中の合格者は605人で、全体の37.7%を占めています。また、大学在学中の合格率は8.8%と、全体平均の7.4%を上回っています。

このデータから、大学生のうちから学習を始めることが、合格への近道であることがわかります。

多くの合格者が大学1~2年生から学習を開始

私が大学で指導している学生や、予備校のデータから見ると、大学在学中に合格した学生の多くは以下の時期に学習を開始しています。

  • 大学1年生:約30%
  • 大学2年生:約40%
  • 大学3年生:約25%
  • 大学4年生:約5%

つまり、大学2年生から始めるのは最も一般的なパターンであり、決して早すぎることはありません。

公認会計士の試験は大学2年から始めるのが最適な理由とは?

公認会計士の試験を、大学2年生になってから始めるのが良いのには理由があります。

試験に合格するためには、しっかりと管理したスケジュールが重要になるからです。

大学2年生から始めるのがおすすめ理由4選は以下の通りです。

  • 大学一年生は授業や行事で忙しい
  • 大学2年生の冬からスタートすると短答試験を2回受けられる
  • 公認会計士試験は通常2年計画で学習を進めていくため
  • 夏休みと冬休みを有効活用できる

大学一年生は授業や行事で忙しい

大学1年生の場合は、自分の専攻した学部で授業や試験対策など、学業に慣れるための時間が必要になります。

大学1年生は学部によっては直ぐにテストが定期的に続くなど、試験対策をしなくてはいけない場合があるので、公認会計士の学習まで時間や手を回せないケースがあるでしょう。

また、大学1年生はサークルイベントなども頻繁に行われる場合があり、忙しい毎日となる可能性が高いです。

日々大学の授業や行事についていくのが精一杯な場合は、公認会計士の学習を始めたとしても効果的に進めることは難しく、逆にたくさんの予定によって気持ちの面で余裕がなくなってしまう可能性があります。

そのため、公認会計士の学習を始めるときに授業や行事の計画が詰まっている大学1年生の時はやめておくのが良く、ある程度生活に慣れてくる2年生のときがおすすめです。

大学1年生が忙しい理由

  • 必修科目が多い:一般教養や専門基礎科目の履修が必須
  • 大学生活への適応:高校とは異なる学習スタイルへの慣れが必要
  • サークル活動:新歓イベントや活動への参加
  • 交友関係の構築:新しい友人関係を築く重要な時期
  • 一人暮らしの場合:生活管理に時間とエネルギーを使う
私が指導した学生の中にも、大学1年生の4月から公認会計士の学習を始めたものの、大学の授業やサークル活動との両立がうまくいかず、結局1年生の冬に学習を中断してしまった例があります。

教員の視点:大学1年生は大学生活の基盤を作る大切な時期です。無理に公認会計士の学習を始めるよりも、大学の授業にしっかり取り組み、友人関係を築き、サークル活動を楽しむことで、メンタル面での安定が得られます。この土台があってこそ、2年生からの本格的な学習がスムーズに進みます。

大学2年生の冬からスタートすると短答式試験を2回受けられる

大学2年生の冬までに公認会計士の試験対策を行うなら、短答式試験を受ける点でメリットがあります

公認会計士試験のスケジュール

  • 短答式試験:年2回(12月・5月)
  • 論文式試験:年1回(8月)

大学2年の冬(11~12月)から始めた場合のスケジュール

時期 学年 試験イベント 備考
2年11月 大学2年 学習開始 基礎固めに集中
3年12月 大学3年 短答式試験(1回目) 学習開始から約1年
4年5月 大学4年 短答式試験(2回目) 12月で不合格でもチャンスあり
4年8月 大学4年 論文式試験 在学中合格を目指す
4年11月 大学4年 最終合格発表 卒業前に合格確定

戦略的メリット:短答式試験を2回受験できることで、1回目で不合格でも半年後にリベンジできます。この「2回のチャンス」があることは、精神的な余裕にもつながります。

短答式試験は12月5月年2回であり、論文試験は8月の年1回です。

そのため、大学2年の冬までに学習をスタートさせると、1年後の3年生の12月1回目の短答式試験を受けることができます。

万が一失敗しても、半年後の5月に開催される2回目の短答式試験を受験することが可能です。

このように短答式試験に2回チャレンジすることができます

そして、大学3年生か4年生で行われる論文試験に合格すれば、大学卒業と同時に監査法人へ就職する道も大きく開くことができるでしょう。

大学生2年生になっても、始めのうちはテストや学生生活に慣れるので精一杯であり、公認会計士の学習まで手が回らない可能性もあります。

そのため、遅くとも2年生の冬までに準備を整えて、公認会計士の試験を始めるようにしましょう。

2年計画で無理なく学習を進められる

公認会計士は、2年計画で学習を進めていくのがポイントです。

公認会計士の試験は難易度が高く、合格率は10%に満たない年度もあります。

また公認会計士は試験に合格するためには3000〜4000時間必要と言われているため、学習時間も毎日スケジュールを立てて管理していくことが大事です。

学習期間 総学習時間 1日あたり学習時間 実現可能性
1年間 3,500時間 約9.6時間 大学生には厳しい
2年間 3,500時間 約4.8時間 大学生活と両立可能
3年間 3,500時間 約3.2時間 可能だが卒業後も学習

仮に1年で試験の合格を目指そうとする場合、毎日8〜10時間ほど勉強しなくてはいけなせんが、大学生は学部による授業やテストなどもあるため、1年間で合格を目指すのは厳しい状況と言えるでしょう。

ただ、2年計画であれば毎日3〜5時間の学習で計画を進めることができ、大学の授業とバランスを取ることが可能です。

大学2年生から始めるなら、丁度4年生のときに試験に合格できる計画になるため、そのまま就職活動を進めて監査法人などに申し込みできます。

そのため、大学2年生から始めるのが最適と言えるでしょう。

夏休みと冬休みを有効活用できる

大学2年生から始めるなら、休みを有効活用することも可能です。大学生になれば夏休みや冬休み、春休みも長期的になります。

大学の講義を受けることやテストをしなくてもよくなるため、空いた時間を公認会計士の試験対策に存分に利用できます。

ただ、1年生の場合は休みがあっても学校に行く回数も多い場合があり、テスト対策をしなくてはいけないケースもあります。

4年生の場合は就職のために時間を活用しなくてはいけないため、休みを公認会計士の試験対策に活用するのが難しい場合が多いです。

休みを有効的に活用できるのは、2、3年生の時期が多いため、2年生から始めるのがベストな選択と言えます。

時期 長期休暇 学習への活用法
2年夏 夏休み2ヶ月 簿記3級・2級の取得
2年冬 冬休み2週間 公認会計士講座の開始準備
2年春 春休み2ヶ月 公認会計士基礎講座の集中受講
3年夏 夏休み2ヶ月 短答式試験対策の集中学習
3年春 春休み2ヶ月 短答式試験直前対策
4年夏 夏休み2ヶ月 論文式試験対策の総仕上げ

大学2年生から公認会計士を目指すメリット

ここでは、大学2年生から公認会計士を目指す具体的なメリットを整理します。

大学2年生から公認会計士を目指すメリット

①社会人と比べて学習時間を確保できる

②在学中の合格は就活に有利

③短答式試験を複数回受験できる

④大学の授業内容が試験に役立つ

メリット①:社会人と比べて圧倒的に学習時間を確保しやすい

大学生と社会人の1週間の学習時間を比較してみましょう。

大学生(大学2年生)の場合

時間帯合計
午前授業授業自習3h授業授業自習5h自習5h13h
午後自習2h自習2h授業自習2hアルバイト自習3h自習3h12h
予備校2h予備校2h予備校2h予備校2h予備校2h10h

週間学習時間:35時間

社会人の場合

時間帯合計
0h
日中仕事仕事仕事仕事仕事自習5h自習5h10h
自習2h自習2h自習2h自習2h自習2h10h

週間学習時間:20時間(残業がある場合はさらに少なくなる)

大学生は社会人の約1.7倍の学習時間を確保できます。これが、大学生の合格率が高い最大の理由です。

メリット②:在学中合格で就職活動が圧倒的に有利になる

大学在学中に公認会計士試験に合格すると、就職活動で以下のような大きなメリットがあります。

監査法人への就職

  • 4大監査法人への内定がほぼ確実:BIG4(デロイト トーマツ、PwCあらた、EY新日本、あずさ)への就職が有利
  • 初任給が高い:初年度から年収500~600万円程度
  • キャリアの選択肢が広い:将来的にコンサルティングファームや事業会社のCFOなど多様なキャリアパス

一般企業への就職

  • 経理・財務部門での評価が高い:大手企業の経理部門への就職が有利
  • コンサルティングファームへの道も開ける:戦略コンサルや財務アドバイザリーへの就職も可能
  • 面接で大きなアピールポイント:難関資格への挑戦と合格は、努力・計画性・粘り強さの証明

実際の事例: 私が指導した学生の中には、大学4年の11月に公認会計士試験に合格し、4大監査法人すべてから内定を獲得した学生がいます。その学生は卒業後、希望していたデロイト トーマツに入社し、現在は海外駐在も経験しています。

メリット③:短答式試験を複数回受験できる

前述の通り、大学2年生から始めると短答式試験を2回受験できます。これは精神面での大きなアドバンテージです。

  • 1回目で実力を測れる:本番の雰囲気や自分の実力を確認
  • 2回目でリベンジできる:1回目の反省を活かして臨める
  • 精神的な余裕:「2回チャンスがある」という安心感

メリット④:大学の授業内容が試験に役立つ

特に経済学部・商学部・経営学部の学生の場合、大学2~3年生で履修する専門科目が公認会計士試験と重複します。

大学の授業科目公認会計士試験科目重複度
簿記論財務会計論(計算)★★★
財務諸表論財務会計論(理論)★★★
原価計算論管理会計論★★☆
経営学経営学(選択科目)★★☆
経済学経済学(選択科目)★☆☆

大学の授業でしっかり学んでおくことで、公認会計士試験の学習効率が上がります。

また、試験問題を作成する試験委員はほとんどが大学教授です。

有名大学に在籍していると試験委員が授業を教えていることも考えられます。

試験問題については言及しないでしょうが(できない)、無意識に授業内容を試験問題にしている可能性は十分に考えられます。

そういう点でも大学の授業は大きなメリットがあります。


大学2年生から公認会計士を目指す際の注意点・デメリット

メリットだけでなく、デメリットや注意点もしっかり理解しておくことが重要です。

大学2年生から公認会計士を目指すデメリット

①大学生活の自由時間が制限される

②予備校の費用負担が重い

③精神的なプレッシャーが大きい

④就活との両立が難しい

デメリット①:大学生活の自由時間が大幅に制限される

公認会計士試験の学習には、1日4~5時間(平日)、8~10時間(休日)の時間が必要です。そのため、以下のような制約が生じます。

制限される活動

  • サークル活動:週1回程度の参加が限界。合宿や大会への参加は難しい
  • アルバイト:週23日、1日34時間程度が限界
  • 友人との交流:飲み会や旅行の頻度が減る
  • 趣味の時間:ゲーム、映画鑑賞、読書などの時間が限られる
  • 恋愛:デートの時間を確保しにくい

覚悟が必要: 大学2~4年生の約2年間は、「大学生活の華やかな部分」を一部犠牲にする覚悟が必要です。ただし、合格後は自由な時間が戻ってきます。

デメリット②:予備校費用の負担が大きい

公認会計士の予備校費用は、一般的に以下の通りです。

予備校コース費用(税込)
CPA会計学院2年スタンダードコース約75万円
資格の大原2年初学者合格コース約78万円
TAC2年本科生約80万円
LEC2年短答合格コース約72万円

大学生にとって70~80万円は大きな負担です。以下のような対策を検討しましょう。

費用負担を軽減する方法

  1. 親に相談する:将来への投資として理解を求める
  2. 奨学金を活用する:予備校の奨学金制度や日本学生支援機構の奨学金
  3. アルバイトで貯金:大学1年の間にアルバイトで貯金
  4. 分割払いを利用:予備校の分割払い制度(ただし金利に注意)
  5. 通信講座を検討:通学制より安価な通信講座(30~50万円程度)

【公認会計士予備校のお金がない】5つの解決策とおすすめスクール|大学教員が解説

デメリット③:精神的なプレッシャーがかかる

公認会計士試験は合格率7~8%の難関試験です。学習を続ける中で、以下のようなプレッシャーを感じることがあります。

  • 不安感:「本当に合格できるのか」という不安
  • 孤独感:友人が遊んでいる中、一人で勉強する孤独
  • 焦り:模試の結果が悪いと焦りを感じる
  • 後悔:「普通に就活すればよかった」という後悔

精神面のケア方法

  • 同じ目標を持つ仲間を作る:予備校で友人を作る
  • 定期的に息抜きする:月1回は完全休養日を設ける
  • 家族や友人に相談する:悩みを一人で抱え込まない
  • SNSで受験仲間と交流:X(旧Twitter)などで情報交換

デメリット④:就職活動との両立が難しい

大学3年の冬~4年の春は、一般的に就職活動のピーク時期です。しかし、この時期は公認会計士試験の直前期でもあります。

就活と試験の両立は可能か?

戦略メリットデメリットおすすめ度
公認会計士一本に絞る学習に集中できる不合格時のリスク大★★☆
就活も並行するリスクヘッジできる学習時間が減る★☆☆
就活は最低限にするバランスが取れる中途半端になる可能性★★★

おすすめの戦略: 公認会計士試験を第一優先としつつ、大手企業2~3社にだけエントリーして「保険」をかけておく方法が現実的です。


大学2年生の公認会計士試験学習スケジュール【具体例】

ここでは、大学2年生から公認会計士を目指す場合の具体的な1日のスケジュールを紹介します。

平日のスケジュール例(予備校通学型)

時間活動内容備考
7:00起床・朝食前日の復習を軽く
8:30大学へ移動電車内で理論科目の暗記
9:00~12:00大学の授業(3コマ)特に会計系科目は集中
12:00~13:00昼食・休憩友人との交流時間
13:00~15:00大学の授業(2コマ)
15:00~18:00図書館で自習(3時間)計算問題を中心に
18:00~19:00夕食・移動予備校へ移動
19:00~21:00予備校で講義(2時間)財務会計論など
21:30帰宅
22:00~23:00夕食・入浴・自由時間リラックスタイム
23:30就寝7.5時間睡眠確保

平日の学習時間:約5時間(自習3時間+予備校2時間)

平日のスケジュール例(オンライン講座型)

時間活動内容備考
7:00起床・朝食
8:00~9:00オンライン講座視聴(1時間)朝の集中力を活用
9:00~12:00大学の授業
12:00~13:00昼食・休憩
13:00~15:00大学の授業
15:00~18:00図書館で自習(3時間)問題演習中心
18:00~19:00夕食
19:00~21:00自宅で学習(2時間)オンライン講座+復習
21:00~22:00入浴・自由時間
23:00就寝8時間睡眠確保

平日の学習時間:約6時間

休日のスケジュール例

時間活動内容備考
8:00起床・朝食
9:00~12:00自習(3時間)計算問題の反復練習
12:00~13:00昼食・休憩
13:00~17:00自習(4時間)理論の暗記+過去問
17:00~18:00休憩・軽い運動気分転換
18:00~19:00夕食
19:00~21:00自習(2時間)弱点科目の克服
21:00~23:00自由時間映画・ゲームなど
24:00就寝

休日の学習時間:約9時間

週間スケジュール(平日5日+休日2日)

  • 平日:5時間 × 5日 = 25時間
  • 休日:9時間 × 2日 = 18時間
  • 週間合計:43時間
  • 年間合計:約2,200時間(2年で4,400時間)

このペースなら、大学生活とも両立しながら十分な学習時間を確保できます。

睡眠時間の確保も重要: 上記のスケジュール例では、7.5~8時間の睡眠時間を確保しています。睡眠不足は学習効率の低下や体調不良につながるため、無理のないスケジュールを組みましょう。

長期休暇のスケジュール例(夏休み・春休み)

長期休暇は、学習時間を大幅に増やせるチャンスです。

時間活動内容学習時間
8:00~12:00午前の自習4時間
12:00~13:00昼食・休憩
13:00~17:00午後の自習4時間
17:00~18:00休憩・運動
18:00~19:00夕食
19:00~22:00夜の自習3時間
22:00~自由時間・就寝

1日の学習時間:11時間

夏休み(60日)×11時間 = 660時間の学習が可能です。


大学2年生から公認会計士を目指す具体的な始め方

ここでは、実際に大学2年生から公認会計士の学習を始める手順を解説します。

ステップ①:簿記3級から始めるべきか?

公認会計士試験の学習を始める前に、簿記の基礎知識があると有利です。

まずは簿記を勉強して自分に公認会計士の学習が合うかどうかを判断するのはおすすめです。

公認会計士資格スクールのCPA会計学院は最新の簿記3級テキスト・問題集(PDFデータ)と講義動画を無料で配布しています。

問題集は市販本(「いちばんわかる日商簿記3級の問題集」【CPA出版】¥1,375円)のpdf版で、模擬問題が収録され完全無料です。

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その他無料テキストは以下の記事で紹介しています。

簿記と公認会計士試験の関係

簿記級学習時間公認会計士試験との関係取得の必要性
簿記3級50~100時間会計の基礎★★★(推奨)
簿記2級150~250時間財務会計論の基礎★★☆(あると良い)
簿記1級500~800時間財務・管理会計論と重複★☆☆(不要)

おすすめの学習開始パターン

パターン①:簿記3級→公認会計士講座(おすすめ)

  1. 大学2年の夏休み(8~9月):簿記3級の学習・取得
  2. 大学2年の冬(11~12月):公認会計士講座の開始

メリット

  • 会計の基礎が身につき、公認会計士講座の理解がスムーズ
  • 簿記3級は独学でも取得可能(費用節約)

パターン②:簿記3級→簿記2級→公認会計士講座

  1. 大学1年の春~夏:簿記3級
  2. 大学1年の秋~冬:簿記2級
  3. 大学2年の春:公認会計士講座の開始

メリット

  • より強固な基礎が身につく
  • 公認会計士の学習開始が少し早まる

パターン③:いきなり公認会計士講座

  1. 大学2年の冬:公認会計士講座の開始(簿記の学習を含む)

メリット

  • 最短ルートで合格を目指せる
  • 予備校のカリキュラムで簿記から学べる

私のおすすめ: 簿記3級を独学で取得してから公認会計士講座を始めるパターン①が、コストパフォーマンスと学習効率の両面でベストです。

ステップ②:予備校・講座選びのポイント

公認会計士試験の合格には、予備校や通信講座の利用がほぼ必須です。

おすすめの予備校は以下の記事で詳しく紹介しています。

主要な予備校・講座の比較

予備校・講座形式費用合格実績特徴
CPA会計学院通学+通信約75万円合格者占有率66.7%合格者数No.1、手厚いサポート
資格の大原通学+通信約78万円大手予備校の実績全国に校舎多数
TAC通学+通信約80万円老舗の信頼性豊富な教材
LEC通学+通信約72万円安定した実績コストパフォーマンス良
スタディング通信のみ約13万円圧倒的な低価格
クレアール通信のみ約54万円通信講座の老舗効率重視のカリキュラム

予備校選びのチェックポイント

  1. 合格実績:過去3年の合格者数を確認
  2. 講師の質:体験講義を受けて自分に合うか確認
  3. 教材の質:テキスト・問題集を実際に見る
  4. サポート体制:質問対応、学習相談の充実度
  5. 通学距離:自宅や大学から通いやすいか
  6. 費用:総額と分割払いの可否
  7. 自習室:自習室の利用可否・混雑状況

ステップ③:独学vs予備校の比較

項目独学予備校・通信講座
費用約10万円(教材費のみ)約13~80万円
合格率1%未満(推定)7~8%
学習期間3~5年2~3年
質問対応なしあり
教材市販教材(少ない)オリジナル教材
学習仲間いないできる
モチベーション維持が難しい維持しやすい

独学はおすすめしません: 公認会計士試験は独学での合格が極めて難しい試験です。私が大学で教えている学生の中にも、独学で挑戦して挫折した例が複数あります。予備校や通信講座の利用を強くおすすめします。

驚きの合格者数!CPA会計学院の評判が良いって本当?学費と教材を徹底調査


大学在学中に公認会計士試験に合格しておくべき理由

ここでは、「なぜ大学在学中の合格を目指すべきか」について解説します。

在学中に合格すべき理由

①社会人になってからの学習は困難

②留年や浪人は大きなリスク

③監査法人の採用は秋に集中

理由①:社会人になってからの学習は極めて困難

前述の通り、社会人になると学習時間の確保が非常に難しくなります。

社会人が直面する困難

  • 長時間労働:残業で平日の学習時間が取れない
  • 体力的な疲労:仕事後は疲れて勉強に集中できない
  • 精神的なストレス:仕事のストレスで学習意欲が低下
  • プライベートの制約:家族との時間、恋人との時間が優先
  • 収入があることの誘惑:「働いていればお金が入る」という安心感

実際、公認会計士試験の合格者の大半は大学生・大学院生であり、社会人の合格率は**3~4%**と非常に低くなっています。

理由②:留年や浪人は大きなリスク

大学3年生や4年生から公認会計士の学習を始めると、以下のようなリスクがあります。

卒業後も不合格だった場合の選択肢

選択肢メリットデメリット
専念浪人学習に集中できる収入なし、精神的プレッシャー大
アルバイトしながら継続生活費を稼げる学習時間が減る
就職して働きながら継続安定した収入合格が極めて困難
あきらめて就職活動人生を次に進められる投資した時間・お金が無駄に

リスクを避けるために: 大学2年生から始めることで、在学中合格の可能性を最大化し、万が一不合格でも大学4年の就職活動に切り替える余裕を持つことができます。

理由③:監査法人の採用は秋に集中

公認会計士試験に合格しても、すぐに就職できるわけではありません。

監査法人就職のスケジュール

時期イベント
8月論文式試験
8月下旬~9月監査法人の採用説明会・エントリー開始
9月~10月面接・内々定
11月最終合格発表
12月入社(非常勤)
翌年4月正式入社(常勤)

大学在学中に合格すれば、卒業後すぐに監査法人に就職できます。一方、卒業後に浪人して合格した場合、合格から入社まで数ヶ月のブランクが生じることがあります。

公認会計士試験に合格すれば30代職歴なしで就職はできる?


よくある質問(FAQ)

大学2年生から公認会計士を目指す際によくある質問をまとめました。

Q1. 大学1年生から始めるのと大学2年生から始めるのはどう違う?

A. 大学2年生から始める方が現実的です。

大学1年生から始めるメリット:

  • 学習期間に余裕ができる
  • 大学3年で論文式試験合格も可能

大学1年生から始めるデメリット:

  • 大学生活に慣れていない時期に高負荷
  • サークルや友人関係の構築が犠牲になる
  • モチベーション維持が困難

大学2年生から始めるメリット:

  • 大学生活の基盤ができている
  • サークルや友人関係を維持しながら学習可能
  • 短答式試験を2回受験できる(3年12月・4年5月)

結論: 大学1年生の間は大学生活を楽しみ、簿記3級を取得する程度にとどめ、本格的な学習は大学2年生から始めるのがベストです。

Q2. 大学3年生から始めるのでは遅い?

A. 遅くはありませんが、在学中合格は難しくなります。

大学3年から始めた場合のスケジュール:

  • 3年秋:学習開始
  • 4年5月:短答式試験(チャンスは1回のみ)
  • 4年8月:論文式試験

リスク:

  • 短答式試験が1回しか受けられない
  • 就職活動との両立が困難
  • 在学中不合格の場合、卒業後の進路に悩む

結論: 大学3年から始める場合は、卒業後1~2年の浪人を覚悟して臨む必要があります。

Q3. 文系・理系で違いはある?

A. 学部による有利不利は限定的です。

学部有利な点不利な点
商学部・経営学部簿記・会計の授業あり特になし
経済学部経済学(選択科目)が有利会計の授業が少ない
法学部企業法が理解しやすい会計の授業がない
理系学部論理的思考力が高い会計の授業がない

結論: 学部による差はありますが、予備校でゼロから学べるため、どの学部からでも合格は可能です。

Q4. サークルやアルバイトは続けられる?

A. 週1~2回程度なら可能です。

両立可能な活動レベル

  • サークル:週1回の活動(飲みサー、文化系サークルなど)
  • アルバイト:週23日、1日34時間程度
  • 恋愛:週1~2回のデート

難しい活動

  • 体育会系サークル:週3~5回の練習、合宿、大会
  • 高頻度のアルバイト:週4~5日、1日6時間以上
  • 学生団体の幹部:イベント運営、会議など

結論: 完全に大学生活を犠牲にする必要はありませんが、ある程度の制約は受け入れる必要があります。

Q5. 予備校に通わずに合格できる?

A. 極めて困難です。

公認会計士試験は以下の理由から、独学での合格が非常に難しい試験です。

  • 市販教材が少ない:簿記と違い、公認会計士向けの市販教材がほとんどない
  • 試験範囲が膨大:独学で効率的な学習計画を立てるのが困難
  • 質問できない:疑問点を解消できず、学習が停滞
  • モチベーション維持が困難:孤独な学習で挫折しやすい

結論: 予備校や通信講座の利用をおすすめします。費用面が心配な場合は、通信講座(13万円~)を検討しましょう。

Q6. 公認会計士試験に合格すると大学の単位は取れる?

A. 大学によっては単位認定される場合があります。

一部の大学(特に商学部・経営学部)では、公認会計士試験合格により以下のような単位認定がされるケースがあります。

  • 簿記関連科目:4~8単位
  • 会計学関連科目:4~8単位
  • 合計:8~16単位程度

自分の大学の学部事務室に確認してみましょう。

公認会計士を目指すなら大学2年生から試験対策を行おう

公認会計士を将来的に目指すなら、大学2年生の時期から始めるのがおすすめです。

大学2年生だと在学中に合格でき、就職に有利と期待できます。

独学だけでなく講座や専門スクールの利用も有効的なので、ぜひ利用を考えてみてください。

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