公認会計士の資格偏差値は74〜77!合格率・難易度を他資格と徹底比較【2026年最新】

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公認会計士試験

公認会計士試験ってかなり難しいって聞くけど、偏差値的にどれくらいの難易度なの?

詳しく知りたい!

公認会計士は日本三大国家資格の1つに数えられ、医師・弁護士と肩を並べる難関資格です。

合格率は例年10%前後と非常に低く、並大抵の準備では通用しません。

一方で「受験資格が不要」という大きな特徴もあり、学歴や年齢を問わず誰でも挑戦できます。

難しいからこそ、合格すれば年収・社会的信用・キャリアの選択肢が大きく広がります。

私は年間300人以上の学生に簿記を教えている大学教員です。

この記事では、公認会計士試験の資格偏差値・合格率・難易度が高い理由・合格するための対策まで、データをもとに徹底解説します。

記事の執筆者

会計ラボ
会計ラボ

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。

・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。

公認会計士合格者の60%以上がCPA会計学院出身です。

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公認会計士の難易度はどのくらい高いか

公認会計士の難易度は、他の難関資格と比較することで具体的なイメージが掴みやすくなります。

まず偏差値と合格率という2つの指標から確認してみましょう。

公認会計士の資格偏差値は74〜77

資格の偏差値とは、試験のレベル・受験資格の有無・出題範囲の広さ・合格率などを総合的に加味して算出された難易度指数です。

偏差値が高いほど合格が難しい資格であることを示しています。

複数の調査・ランキングサイトをもとにすると、公認会計士試験の資格偏差値は74〜77程度とされています。

情報源によって数値に幅がありますが、いずれも「日本最難関クラス」に位置づけられています。

代表的な資格との偏差値比較は以下の通りです。

資格名おおよその資格偏差値
弁護士(司法試験)75〜77
公認会計士74〜77
医師国家試験74〜75
司法書士74〜76
税理士69〜72
不動産鑑定士68
日商簿記1級55〜64
日商簿記2級46〜52

この表を見ると、公認会計士は弁護士・医師と同水準か、場合によってはそれ以上の偏差値となっています。

大学入試で例えるなら、東京大学入試難易度に匹敵するとも言われています。

また、同じ会計系資格でも日商簿記1級と公認会計士の間には大きな開きがある点も注目です。

合格率は両者とも10%前後で似通っていますが、試験科目数・出題範囲・求められる応用力のレベルが大きく異なります。

公認会計士の合格率は例年10%前後

試験を受けるときは、合格率も気になるはずです。

合格率が高いなら試験を通過できる可能性も高くなるため、自信が出る方もいるはずですが、低いなら綿密に対策を練らなくてはいけません。

公認会計士の試験合格率は年度によって変わりますが、公認会計士の合格率は平均して約10%程度です。

最終合格率ソース
2025年(令和7年)7.4%金融庁「令和7年公認会計士試験の合格発表の概要
2024年(令和6年)7.4%金融庁「令和6年公認会計士試験の合格発表の概要
2023年(令和5年)7.6%金融庁「令和5年公認会計士試験の合格発表の概要
2022年(令和4年)7.5%金融庁「令和4年公認会計士試験の合格発表の概要
2021年(令和3年)9.6%金融庁「令和3年公認会計士試験の合格発表の概要

他の難関資格との合格率比較も確認しましょう。

資格名合格率(目安)
司法書士約4〜5%
社会保険労務士約6〜7%
公認会計士約7〜11%
税理士科目合格制のため単純比較困難(各科目10〜20%程度)
司法試験約40〜45%(受験資格要件あり)

司法試験の合格率が高く見えますが、これはロースクール修了という高いハードルを超えた人だけが受験できるためです。

公認会計士試験は受験資格が一切不要でありながら合格率7〜11%という点で、実質的な難易度の高さが際立ちます

司法書士の合格率は5%となっており、公認会計士よりも合格率が低い数値です。

しかし、資格難易度が高い司法試験は合格率が41%になっているため、合格率の低さと難易度が関連しているわけでもありません。

もちろん合格率が低いというのは、かなり多くの時間を学習しなくてはいけないので、簡単なことではありません。公認会計士も多くの人が試験を通過できているわけではないので、その点を明記しておきましょう。

公認会計士の難易度が高いとされる理由

偏差値74〜77・合格率10%前後という数字だけ見ても難しいことはわかりますが、なぜそれほど難しいのか理由を理解しておくことで、学習計画が立てやすくなります。

主な理由は以下の4つです。

  • 全科目を一度に合格しなくてはならず範囲も広い
  • 一次試験と二次試験で求められる能力が異なる
  • 膨大な学習時間が必要
  • 受験者層のレベルが高い

全科目を一度に合格しなくてはならず範囲も広い

公認会計士試験の難易度が高い最大の理由は、試験範囲の広さにあります。

短答式試験(一次試験)では以下の4科目が課されます。

  • 財務会計論(簿記・財務諸表論)
  • 管理会計論
  • 監査論
  • 企業法

さらに短答式試験を突破した後に受ける論文式試験(二次試験)では、上記4科目に加えて租税法が必須となり、さらに選択科目として経営学・経済学・民法・統計学のうち1科目を選ぶ必要があります。

合計6〜7科目という膨大なボリュームです。

また、短答式試験では全4科目を同日に受験し、総得点の70%以上が合格基準となっています(ただし1科目でも40%未満の得点だと不合格)。

特定の科目だけ得意でも合格できない仕組みになっているため、全科目をバランスよく仕上げる必要があります。

なお、短答式試験は年2回実施されており、一度合格すると2年間は短答式試験が免除されるメリットがあります。

論文式試験は年1回のみで、こちらは基準点(各科目40%以上かつ総合52%以上)を満たす必要があります。

一次試験と二次試験の形式が異なる

公認会計士の難易度が高いのは、一次試験(短答式試験)と二次試験(論文式試験)の形式が異なることも関係しています。

一次試験は短答式試験が行われており、マークシートによる選択方式になっています。

基本的な知識を習得しているのかを見られ、科目の中で広い範囲から出題されるため、しっかり知識を蓄えておくべきです。

合格の基準点は総得点の70%になりますが、40%未満の科目が1科目でもあると不合格になることがあるので、どれも半分以上の得点を得られるように学習をする必要があります。

そして、論文式試験は公認会計士に必要な知識や応用力を身に付けているかを問われ、筆記試験がメインとなります。

基準点は52%になっていますが、40%未満の科目がある場合は不合格になるため、半分以上の点数を取れるように、全ての科目を把握しておかなくてはいけません。

このように短答式試験と論文試験では答え方の形式に違いがあります。

つまり、同じ試験の中で「インプット中心の勉強」と「アウトプット・論述力の訓練」の両方が求められるため、学習アプローチを途中で切り替える必要があります。この切り替えが難しく、多くの受験生がつまずくポイントの1つです。

合格に必要な学習時間は3,000〜5,000時間

公認会計士試験に合格するために必要な勉強時間は、一般的に3,000〜5,000時間と言われています。

多くの合格者の実績を平均すると、3,500〜4,000時間が目安です。

他の難関資格と比較すると、その規模感が分かります。

資格名必要な学習時間の目安
公認会計士3,000〜5,000時間
税理士2,500〜3,000時間(科目合格制のため複数年)
司法書士2,000〜3,000時間
社会保険労務士800〜1,000時間
日商簿記1級500〜1,000時間
日商簿記2級200〜350時間

1日3時間勉強するとして、3,000時間を達成するには約1,000日(約3年)かかる計算です。1日5時間確保できても約2年はかかります。

大学生の場合、講義やゼミ・アルバイトなどと並行して学習時間を確保する必要があるため、スケジュール管理が非常に重要になります。社会人の場合はさらに仕事との両立というハードルが加わります。

一般的な合格パターンは「2〜3年かけて短答式→論文式を順番に突破していく」というルートです。1年での合格も不可能ではありませんが、1日10時間以上の勉強が必要となるため現実的ではありません。

受験者層のレベルが高く、競争が激しい

公認会計士試験の難易度を押し上げているもう一つの要因が、受験者層の質の高さです。

合格者の出身大学を見ると、慶應義塾大学・早稲田大学・明治大学・東京大学・同志社大学などが上位を占めており、いわゆる「受験勉強の勝ち方を知っている層」が大半を占めています。

さらに、大学を休学したり仕事を辞めたりして1日10時間以上を勉強に費やす「専念受験生」も少なくありません。

働きながら・学業と並行しながら合格を目指す場合は、こうした専念受験生と同じ土俵で点数を競うことになります。

これが社会人や学業との両立組にとって最大のハードルとなっています。

ただし、「高い偏差値の大学を出ていないと合格できない」わけではありません。

公認会計士試験の最年少合格者は16歳(現役高校生)であり、偏差値40台の大学出身で合格した事例もあります。

合否を分けるのは最終的には「継続力」と「正しい勉強法の実践」です。

それでも公認会計士を目指す価値がある理由

難易度の高さを理解した上で、それでも公認会計士を目指す価値について触れておきます。

高い壁を乗り越えるだけのリターンが確かにあるからこそ、毎年1万人以上が受験し続けているのです。

高年収・安定したキャリアが得られる

公認会計士の平均年収は700〜1,000万円程度とされており、監査法人でのキャリアアップや独立開業によってそれ以上の年収を得ている人も多くいます。

財務諸表監査は公認会計士の独占業務であり、上場企業には必ず公認会計士による監査が必要です。そのため需要が安定しており、景気の影響を受けにくいという特徴があります。

監査法人以外にも、コンサルティングファーム・投資銀行・事業会社のCFO(最高財務責任者)・独立開業など、キャリアの選択肢が非常に幅広いのも魅力です。

学歴・年齢不問で誰でも受験できる

医師・弁護士と並ぶ三大国家資格でありながら、公認会計士試験は受験資格が一切ありません。学歴・年齢・国籍を問わず誰でも受験できます。

医師になるためには医学部への進学(6年間・多額の費用)が必要で、弁護士はロースクール修了が通常ルートとなっています。

それに対し公認会計士は、高卒でも・大学在学中でも・社会人でも挑戦できます。努力と正しい学習方法さえあれば、バックグラウンドを問わず手が届く資格です。

公認会計士の難易度は高いので、戦略的な対策が必要

ここまで見てきたように、公認会計士試験は偏差値74〜77・合格率10%前後・必要学習時間3,000〜5,000時間という難関試験です。

しかし、正しい戦略と継続力があれば十分に合格できる試験でもあります。

難易度が高い試験だからこそ、独学ではなく専門予備校・通信スクールを活用するのが近道です。

独学だと「何から始めるか」「どの範囲を重視するか」という方向性が定まりにくく、膨大な時間を浪費するリスクがあります。

予備校を利用することで、試験に必要な知識を体系的・効率的に習得できます。

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よくある質問(FAQ)

公認会計士の資格偏差値は何ですか?

複数の調査をもとにすると、公認会計士の資格偏差値は74〜77程度とされています。弁護士(司法試験)と同水準か、情報源によってはそれと並ぶ日本最難関クラスの資格です。

公認会計士試験の合格率はどれくらいですか?

例年の最終合格率は7〜11%程度です。近年は受験者数の増加に伴い7〜8%台で推移することが多くなっています。短答式試験の合格率は15〜20%、論文式試験の合格率は35〜40%程度です。

公認会計士試験に合格するには何時間勉強すれば良いですか?

一般的に3,000〜5,000時間が必要と言われており、多くの合格者の平均は3,500〜4,000時間程度です。1日5時間の勉強を続けると、約2年で到達できる計算になります。

公認会計士試験に学歴・偏差値は関係ありますか?

受験資格は一切なく、学歴・年齢・国籍を問わず誰でも受験できます。合格者には高偏差値大学出身者が多い傾向がありますが、これは「勉強の継続力・計画力がある人が多い」ためです。実際に偏差値40台の大学出身者や高校生が合格した例もあり、最終的に合否を分けるのは学歴ではなく継続力と正しい学習方法です。

公認会計士と税理士ではどちらが難しいですか?

試験難易度という観点では、一般的に公認会計士の方が難しいとされています。税理士は科目合格制で1科目ずつ取得できるため合格しやすい面がありますが、公認会計士は短答式・論文式を突破する必要があり、範囲・深さともに上回ります。資格偏差値でも、公認会計士(74〜77)は税理士(69〜72)より高い傾向があります。

公認会計士の難易度は高いので対策が必要

公認会計士は偏差値も高くて合格率は低く、勉強時間も膨大であるため、対策を立てる必要があります。

独学だけでは厳しい部分もあるため、おすすめは専門スクールに通いながら勉強することです。

講師と共に資格試験対策を行えるので、独学よりも効率的に学習できます。ぜひ、受験を考慮しているなら、検討してみてください。

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