最近、生活費の値上がりが激しくて…。
できるだけ食費を抑えたいんだけど、何か良い方法ない?
コロナ禍に入って、食費や水道光熱費の値上がりすごいですよね。
少しでも食費を抑えたい!と考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、食費を抑えるのって意外に難しいですよね。
特売日を狙ってスーパーに行くのも大変だし、安い食材を探してその日のメニューを考えるのも大変です。
私も食費を抑えるために試行錯誤しながら、様々な方法を試してきました。
現在ではある方法を使って、ストレスなく食費の削減に成功し続けています。
この記事を読めば、効果的な食費の節約方法をすぐに知ることができます!
実践例も紹介するので、誰でも簡単に食費削減を行うことが可能です!
また、料理が苦手な人でも実践可能です!
記事の結論
食費節約には1週間の献立てを立てて、食材をまとめ買いするのがおすすめ!
献立てがあることで料理の手間が省け、まとめ買いで無駄な買い物を減らすことができます!
私はこの方法で食費をストレスなく減らすことに3年近く成功し続けています!
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
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日本の食費の平均額ってどれくらい?
一般的な家庭の食費はいくら月額いくら掛かるのかみていきましょう。
2020年の二人以上の食費の平均値は月額76,440円です(総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)時系列データ(二人以上の世帯)」)。
2人以上の世帯では、平均すると7万円前半くらいが食費にかかる平均的な数値といえます。
一人世帯ではこの半分の3.5万くらいと考えて下さい。
年々、食費は上がり続けています。現在も物価高で上昇中です。
内訳をみると、2020年の自炊費は66,853円と過去5年間で最高です。
一方で、外食費は過去5年間で最低の9,587円です。
2020年でみると、covid-19の影響で外食を控え自炊をされていることがデータでもわかりますね。
食費の平均金額が少なくてびっくりされる方もいらっしゃるかもしれません。
あくまで平均となり、当然、都市部と地方では食費に係る数値が変わってきますので、目安程度にとらえてください。
(※地方では野菜やお米を地域で交換、もしくは自家栽培している地域もあるので、そういった世帯の平均も含まれていると思ってください。)
2020年の月額食費の内訳は次の通りです。調理食品(冷凍食品やカット野菜)が最も多く10,757円(14%)、続いて外食が9,587円(13%)、野菜・海藻が9,237円(12%)となっています。
代表的な食費節約方法
代表的な節約方法をまとめると次の通りです。
①外食を控える(昼食は弁当を持参する)。
②コンビニはできるだけ利用しない。
③まとめ買いをする。
④安いスーパーを探す。特売品やプライベートブランド商品を買う。
⑤作り置きをする。大容量のコスパの高いお肉などを下処理をして冷凍をしておく。
⑥買い物リストを作ってから買い物に行く。
⑦節約レシピを参考にする。
まだまだ各家庭で実践している方法を含めるとたくさんあると思うのですが、1つずつ実践していくと結構大変です。
食費節約の限界
これまで、これらの節約方法を一つずつ実践していきましたが、どこかで無駄が出てきて結果、あまり節約にならないことが多くありました。
例えば、④安いスーパーでセール品や特売品を、③まとめ買いし、⑤作り置き(または、事前に下処理)しておくといった方法で食費節約をしていたんですが、かなり食費の節約にストレスがかかりました。
我が家が食費節約を試行錯誤していて感じた限界は次の通りです。
①食事メニューを思いつかない
②作り置きは大変で長続きしない
③まとめ買いすると無駄が出る
④毎日何かの食材が足りない
限界①食事メニューを思いつかない
料理上手な人は買ってきた材料をみて、料理のイメージができるかもしれません。
ですが、普通の人ではなかなか難しいのかなと思いました。
ネットでレシピを検索してみても、たくさんありすぎてメニューを決めるのに結構な時間がかかります。
安い食材を買ってきて料理できる人は、本当に料理上手な凄い人だと思います!
限界②作り置きは大変で長続きしない
当初は、作り置きや下処理しておけば、節約にもなるし、夕食の準備も楽になると考えました。
ただこれも料理が得意な方向けなのかなと思います。
まず、作り置きできるものが限られてしまい、メニューが似たようになりました(唐揚げの作り置きが多かったです)。
また、お肉の小分けの処理など結構大変で長続きがしませんでした。
限界③まとめ買いすると無駄がでる
安いものをまとめ買いしても、無駄なく使いきることが結構難しかったです。
最後は、余ったものでチャーハンや野菜炒めといった料理になることが多かったです。
いつか使うだろうと購入したものが、冷凍庫にストックされていたり、野菜などは使いきれず捨ててしまうこともありました。
限界④毎日何か足りない食材が出てくる
途中でどうしても足りない食材がでてきてしまい、またスーパーに買い物に行くことが多かったです。
忙しいときはスーパーに行くことができず、近くのコンビニやドラッグストアで食材を買うこともありました。
その結果、余計なものを買ってしまったりと出費がかさんでくるんですよね。
限界⑤料理がストレスになり、外食をしてしまう
毎回メニューを考えて、料理をするというストレスは予想外に大きいです。
そのストレスから、外食や中食で簡単に済ませたいなと思うことが結構多く、無駄なお金を使ってしまうことが多くありました。
我が家で最も効果的だと結論付けた食費節約方法
様々な方法を試した結果、現時点では次のような方法が最も効果的だと我が家では結論付けました。
それは、①料理本を参考に1週間分の献立を決めてから、②買い物リストを作り、③まとめ買いすることです。
この方法で、上記の食費節約の限界を克服することができました。
この方法のメリットは以下の通りです。
- 食事メニューは思いつかなくて良い
- 献立てを考えた上でのまとめ買いで無駄が出にくい
- 途中で足りない食材が出にくい
- 料理のストレスが減る
我が家では、日曜日の午前中の時間を買い出し日と決め、①冷蔵庫やキッチンのストックを確認し、1週間分の献立を決めてから買い物レシピを作り、②必要な食材を近所の定番スーパー(安いスーパーが望ましい、遠くにまで行く必要はないかと思います)でまとめ買いをしています。
食事メニューは思いつかなくて良い
事前に献立を考えておくことで解消されました。
毎回、食事メニューを考えるよりも、一回で一週間分考えた方が効率が良く、毎回の料理開始前のストレスがなくなりました。
料理本を活用することで、毎回おいしい料理を作ることができるようになり、生活の満足度が向上しました。
また、献立を考える際に主催や副菜に野菜などを取り入れた料理メニューを選ぶことで、健康面も考慮することができるようにもなりました。
まとめ買いで無駄が出にくい
事前に買い物リストを決定してからまとめ買いをするので、無駄なく使いきることができるようになりました。
週末には冷蔵庫の中身はほとんど空になり、すごく清々しい気分になります。
また期限切れによるフードロスもほとんどなくなるので、地球環境の保護にも貢献できているのかなと思います。
途中で足りない食材が出にくい
事前に買い物リストを間違いなく決め、買っておけば足りないものがでてきません。
買い忘れなどが発生するときもあります。
それでも以前よりは足りないものをスーパー買いに行く頻度は劇的に減らすことができました。
料理がストレスになり、外食をしてしまう
料理の大きなストレスの1つはメニューを考えるということにあるので、献立があることによって料理をする前の障壁が取り払われて、料理をしようという気分になるようです。
実際に、平日の外食の頻度はかなり減ったと感じています。
食費節約の実践例|1週間分の献立作りとまとめ買い
以下は、実際の1週間(2021年3月14日(日)~2021年3月20日(土))で実践した食費節約方法の例です。
- まず週の始まりに、1週間分の献立を決める。
- 献立てメニューを作るのに必要な材料をリストアップし、買い物リストを作る。
- 行きつけのスーパーに行き、材料をまとめ買いする。
料理本を参考に、一週間の献立を作成する
我が家では日曜日の朝、料理本を見ながら献立を考えます。
これは各家庭の事情で柔軟に献立て作成の日は変更してください。
我が家では料理本を使います(献立の横に本のページ番号をメモすると便利です)。
最近では、1週間の献立を自動で作ってくれるアプリが充実していますので、料理本ではなくアプリで献立を作ってみるのも良いかと思います。
献立アプリ:ミーニュー(me:new)、楽天レシピ、コンダッテ、今日の献立(キッコーマン)、クラシルなど
我が家は5人家族(子供3人(幼児))で、毎食合わせて大人3~4人前で食事を準備しています。
料理本は好きなもので良いと思いますが、簡単に作れる定番のおかずが紹介されているものを使っています。
料理のストレスはできるだけ減らしたいですからね。
3月14日から3月20日までのメニューは次の通りです
3月14日(日) 鶏だんご鍋(鶏もも肉・鶏ひき肉・白菜1/4・水菜1袋・白ねぎ1本)※鍋は特に入れて煮詰めるだけなので、特に料理本からの引用ではありません。
3月15日(月) 豚こま大根(ラクうまp.40)、マカロニサラダ(人気レシピp.40)、みそ汁(具は乾燥わかめ)
3月16日(火) ささみのから揚げ(がっつりおかず185 p.65「鶏むね肉の竜田揚げ」のお肉をささみに変更)、もやしとソーセージのペッパーチャンプルー(人気レシピp.53)
3月17日(水) 鶏むね肉と白菜の中華炒め(がっつりおかず185p.39)、長いも鉄板焼き(ラクうまp.108)、きゅうりとツナの無限サラダ(ラクうまp.99)
3月18日(木)冷しゃぶサラダうどん(がっつりおかず185 p.114)、トマトときゅうりとわかめの中華サラダ(ラクうまp.97)、炊き込みご飯(レトルト)
3月19日(金)簡単タコライス(がっつりおかず185 p.109)、コンソメスープ(キャベツ、ニンジン、ウインナーを煮て、コンソメ素を加える)
3月20日(土)パン(ホームベーカリーで1.5斤の食パン)、鶏肉と小エビのクリームグラタン(人気レシピp.12)、レタスサラダ
献立てを立てる時間や食材を買いに行く時間がない、面倒だという人は宅配サービスが便利です。
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②1週間の献立から買い物リストを作成する
献立ができたら、買い物リストを作成します。今回の献立で必要な材料から家にある食材を除いて、必要なリストを作成します。
また、子供のお菓子と朝食用のパンなど、献立に必要な材料以外もリストに加えています。これについては、各家庭で必要なものをまとめ買いリストに加えておくと良いかと思います。
また、お昼ご飯(お弁当:おにぎりとスープ)に使う材料も購入しています(今回は家にストックがあったので購入していません)。
③リストを見ながらまとめ買い
買い物リストができたら、エコバックをもって買い物にいきます。
近所の安めのスーパーを利用してます。
買い物量が多くなるので、エコバッグを2つ持っていきます(イオンのカゴとエコバッグ)。
エコバッグを持っていけば、店員さんが買ったものを詰めてくれるので、非常に助かります。
2021年3月14日(日)のまとめ買いでは次の通り、2つのカゴいっぱいに食材が詰まっています。
この日は合計6,935円の支出でした(最近は9,000円から10,000円ほどかかってます)。
ストレスのない食費節約を成功させるためには|PDCAサイクルを回す
食費節約を成功させるために最も重要なことは、PDCAサイクルを回すことです。
PDCAサイクルは、計画(PLAN)、実行(DO)、評価(CHECK)、改善(ACT)の4つのステップから成り立ちます。
PDCAサイクルは、生産技術における品質管理などの改善手法でビジネスでよく用いられている考え方ですが、これは家計管理にも応用できます。
下図は食費節約のためのPDCAサイクルを示しています。
①PLAN(献立と買い物リストをつくる)
何よりも大切なことは計画(献立と買い物リスト)をつくることです。
計画がなければ、何も始まりません。我が家がこれまで失敗してきたのは、この計画を立てられていなかったということが大きな要因だと今は確信しています。
これは食費節約だけでなく、物事を成功するために必要な重要なことです。
②DO(まとめ買いに行き、献立に基づいて料理をする)
実行については、まずは計画通りに物事を進めていくことを意識しておこなってください。
計画に基づいて実行することで、どのような点が良かったか、悪かったが見えてくると思います。
このような実行の振り返りの過程が非常に大切です。
③CHECK(計画と実行の過程から良かった点と悪かった点を明らかにする)
まずは計画を実行できたことに自信をもってください。
そして、1週間を振り返ってください。
その計画を実行してきた過程で良かった点と悪かった点が見えてくるはずです。
④ACT(改善策を次の計画に生かす)
評価(CHECK)で1週間を振り返って良かった点と悪かった点を整理していきましょう。
良かった点は続けていきましょう。悪かった点は、それをどうやったらなくせるか、その改善策を考えましょう。
この評価(CHECK)・改善策の検討(ACT)の過程は計画(PLAN)の次に大切なステップです。
そして、改善策を次の計画(PLAN)に生かしていきましょう。
これを繰り返すことで驚くほど食費節約の効果が高まっていきます。
我が家のPDCAサイクルの実践例
これまでの経験で、我が家が整理してきた改善点を参考としていくつか紹介しておきます。
家の冷蔵庫や食品棚にあるストックをしっかり確認して、献立と買い物リストをつくる。
週の後半はできるだけ長持ちする野菜を使う。
毎日、手の込んだ料理をつくると、大変で長続きしない。決まった曜日は楽な料理を献立にしておく。
時期によっては料理本通りに作ると買い物が高くつくときがあるので、料理本のレシピをアレンジしてより安い材料で作れる代替レシピを考案する。
- 旬の野菜を使う献立てを作成すると、美味しいしコストも安い。
実際に計画を立てて実行していくと、上記のようなたくさん改善策がみえてきます。
まずは計画を立てて、PDCAサイクルを回していきましょう。
我が家のまとめ買いの支出の推移
以下のグラフは我が家のまとめ買いによる食費の推移を示しています。
グラフをみると、食費の金額にはばらつきが多少あります。調味料などが無くなった週には支出が増えています。
平均して我が家の食費は1週間当たり7,000円ほどになっています。
(最近は、食料品の値上がりの影響もあり、1週間当たり9,000円~10,000円かかってます。)
我が家の食費は1ヵ月にすると約3万円+5,000円(お米はamazon定期便で月6,000円ほどかかっています)です。
二人以上の世帯の食費の月平均が76,440円(「家計調査報告(家計収支編)時系列データ(二人以上の世帯)」)であることを考慮すると半分以下に抑えられています。
お平均的な世帯に比べると4万円弱節約できていると考えると、年間約50万円ほどの節約につながることになります。
また、野菜を中心とした健康的な食事をしっかり取れるため、金銭面だけでなく健康面でも大きなメリットがあると感じています。
食費節約|まとめ
我が家では、試行錯誤の結果、1週間分の献立を決めて買い物リストをつくり、まとめ買いをするようになりました。
また、これはPDCAサイクルに則った非常に理にかなった方法です。
ぜひ、まずは計画(献立を決めて、買い物リストをつくる)を立てて、それを実行してみてください。
その過程でそれぞれのご家庭に適合したより合理的な改善策が見えてくるはずです。
そしてそれを次の計画に生かしてください。
このPDCAサイクルを繰り返し回すことで、ストレスない食費節約に成功するでしょう。
皆様が健康的かつストレスのない食費節約に成功し、より豊かな人生につながること願っています。
献立てを立てる時間や食材を買いに行く時間がない、面倒だという人は宅配サービスが便利です。
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