簿記資格の取得をしようと思っているんだけど、数学が超苦手…。
数学が苦手だとやっぱり簿記の勉強はやめた方が良いの?
簿記は資格の中でもかなりコストパフォーマンスが高いことで有名です。
資格から得られるメリットは大きいのでかなり人気の資格です。
しかし、簿記の数字を扱うというイメージから、数学が得意じゃないと合格できないと思っている人も多いのではないでしょうか。
そんなイメージで簿記資格の取得を諦めてしまうと、将来大きな損になってしまいますよ!
この記事では大学で簿記を教えている私が、数学が苦手でも簿記資格に合格できる理由をお伝えします!
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
結論から言うと簿記は数学が苦手でも資格を取得することができます。
こちらの記事の内容は以下の動画でも紹介しています。
動画で知りたい!という方はご活用下さい。
簿記資格取得のメリットは以下の記事で詳しく解説しています。
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数学が苦手でも簿記資格が取得できる理由5選
数学が苦手でも簿記資格が取得できる理由は以下の通りです。
- 暗算は必要ない(電卓が使える)
- 四則演算ができれば問題ない
- 暗記が必要
- 数的思考ではなく論理的思考が重要
- 簿記の勉強の過程で数字にも強くなれる
なお、簿記初学者が取得を目指す日商簿記3級の取得難易度は簡単レベル(偏差値45)です。
まずは簿記3級の資格取得を目指しましょう。
暗算は必要ない(電卓が使える)
1つ目の理由は簿記での試験の計算には電卓が使えるからです。
簿記は試験で電卓を使ってもいいので計算を楽にすることができます。
計算が苦手でも全く問題なく計算することができます。
四則演算がほとんど
2つ目の理由は簿記での計算は四則演算がほとんどだからです。
四則演算とは足し算、引き算、掛け算、割り算の4つのことです。
電卓を使って四則演算をするのはほとんどの人ができると思います。学生時代の数学に対する苦手意識がある人は数学的な思考が苦手だっただけで計算が苦手だったわけではないですよね。
数学が苦手だった人はぜひ簿記を取得して周りの人と差をつけましょう。
「数学が苦手だから」と簿記の資格取得に周りは二の足を踏んでいます。
文系で簿記を持っていると重宝されるため、希少性が高くなり収入を増やせるかもしれませんね。
暗記が必要
3つ目の理由は簿記の試験問題の配点は数学が得意な人が有利なのではなく、キチンと暗記もしないと解けないようになっているからです。
簿記の試験問題は仕訳を覚えることで得点できる問題と覚えた仕訳を使って表を完成させる問題など様々です。
級が上がっていくにつれて確かに計算が複雑になります。
しかし、しっかり対策すれば数学が苦手だとしても全く問題なく計算できます。
数学が苦手でも仕訳を頑張って覚えれば合格を勝ち取ることもそれほど難しいことではないでしょう。
数的思考ではなく論理的思考力が求められる
4つ目の理由は簿記は論理的な能力が問われる試験なので、数学的能力がなくても論理的な思考力があれば突破することができます。
簿記は仕訳を覚えることが大変なうえに仕訳を覚えることに勉強が終始しがちです。
しかしそれに加えて簿記の本質的な理解もしないといけません。
論理的に考えていくこと。それによって簿記の試験を突破することができます。
簿記の勉強を通じて数学に強くなれる
5つ目は簿記の勉強をしていくうちに数字に強くなっていくからです。
もともと数学が苦手というのも単なる思い込みだったという可能性もあります。
また電卓を使ってでも計算を毎日していくうちに数字に慣れてきて、結果的に苦手意識を払しょくできているかもしれません。
数学が苦手な人が簿記資格を取得するための勉強方法
数学が苦手な人が簿記資格を取得するには2つの点に留意して勉強を進めるのが良いでしょう。
- 問題演習を多めにする
- 普段から電卓を使って問題演習を行う
- どうしても苦手意識がある人は、質問できる環境で学ぶ
問題演習を多めにする
まず1つ目は問題演習を多めにすることです。
簿記の勉強の失敗として「仕訳を覚えることに時間を使いすぎる」ということがあります。
単に暗記科目のように仕訳を覚えていると、確かに時間はたくさん消費して勉強したつもりにはなりますが、ここには大きな落とし穴があります。
簿記の問題で仕訳を覚えるだけで得点できる問題の配点は低いです。
実際の試験では、覚えた仕訳を使い計算して財務諸表や帳簿を完成させていく必要があります。
そのため数学が苦手な人が簿記の学習をする際は問題演習を多めにしておくことを強くお勧めします。
何事も初めてのことは難しく感じるので問題演習を繰り返していくことで試験を突破しましょう。
普段から電卓を使って問題演習を行う
2つ目は普段から電卓を使って学習を進めることです。
数学が苦手な人は特に普段から電卓を使って、問題演習を行うことが大切です。
そうすることで、電卓の使い方にも慣れます。
電卓さえうまく使いこなせれば、暗算などする必要もなくなります。
電卓は小さいものではなく、手のひらサイズで数字を打ちやすいものがおすすめです。
質問ができる環境で学ぶ
3つ目は簿記の勉強は独学ではなく質問が好きにできるところで学ぶということです。
独学の場合、理解できないところが出てくると「もういい」と放り出してしまいがちです。
独学あるあるでこの資格を取ろうと決心したけど数週間と続かず結局気づいたらやめていたという事があると思います。
続けるために重要なことはわからない問題にぶち当たったときにすぐに解決できるようにしておくことです。
質問できる環境で学ぶにはスクールで学ぶのがおすすめです。
スクールはテキストの質が高かったり、質問の回答が明確だったりと、とにかく資格取得のノウハウを豊富に持っています。
無理して独学で勉強を頑張るより少しお金を払いノウハウを享受し短期間で効率的に合格する方が効果的です。
数学が苦手でも簿記資格取得は可能!
数学が苦手な人でも簿記の資格を習得することは可能です。
そして簿記の資格を取得することで数字への苦手意識を消すことができます。
数字に強い人になれたら自分に自信が持てるようになり様々なことに自信をもって挑戦できるようにななれます。
是非、簿記資格にチャレンジして新しい自分になることを目指しましょう!
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