簿記3級は偏差値でいうとどれくらいの難しさ?大学教員が徹底解説

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簿記3級

簿記3級の資格取得の難易度が上手くイメージできない。

わかりやすく偏差値で教えて!

簿記3級の資格取得を目指されている人は、難易度気になりますよね。

最近では、簿記3級の試験範囲が変わり難しいと感じる人も多くいるようです。

以前は個人事業主の簿記が出題されていましたが、最近、株式会社の簿記に範囲が変更されました。

この記事では簿記3級の難易度についてわかりやすく回答します!

この記事でわかること
  • 簿記3級の難易度は?
  • 簿記3級の学習時間の目安は?

記事の執筆者

会計ラボ
会計ラボ

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。

・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。

結論:簿記3級の合格率は約40%。資格偏差値は45になります。

簿記3級は簿記の登竜門として比較的取りやすい資格になっています。

会計を初めて勉強する人は、まずは日商簿記検定3級を学習しましょう!

簿記3級の効果的な学習方法は以下の記事で詳しく解説しています。

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その他無料テキストは以下の記事で紹介しています。

独学で取得することが難しいと感じた人は、サポート体制が充実した簿記スクールを検討してみるのもおすすめです。

簿記3級のおすすめ通信講座は以下の記事で詳しく紹介しています。

簿記学習には電卓が必須!試験前にいきなり電卓を使うのではなく、普段の勉強で使いましょう。

そうしないと試験本番で電卓が思うように使えません。

簿記検定でおすすめの電卓は以下で詳しく解説しています。

簿記3級とは

簿記3級の正式名称は日商簿記検定3級です。

全国の商工会議所が主催している簿記検定が日商簿記検定です。

なお、簿記検定には3つの種類がありますが、最もメジャーなものが日商簿記検定です。

簿記3級の到達レベルと試験の概要は以下の通りです。

簿記3級の到達レベル

・基本的な商業簿記を修得する

・小規模企業の経理関連書類の適切な処理を行う

簿記3級
試験範囲商業簿記
試験時間60分
問題数3問
試験実施日年3回(6月、11月、2月)
検定料金2,850円
合格条件70点以上(満点100点)

簿記3級の試験時間は60分で問題は大問3つです。

合格点は100点満点のうち70点以上になります。

簿記については以下の記事で解説しています。

簿記3級の偏差値は?【難易度を偏差値で解説】

では簿記3級の難易度はどれくらいなのでしょうか?

年によっても変わりますが、簿記3級の合格率は40%ほどになります。

偏差値でいうと45程度になります(出所資格Timesより)。

なお、資格取得難易度の偏差値と簿記資格の偏差値を示すと次の通りです。

資格偏差値コメント
弁護士753大国家資格の1つで資格の頂点
医師74いわずと知れた医師免許
公認会計士74簿記関連の国家資格の最高峰
税理士72税務関連の国家資格の最高峰
簿記1級66簿記資格の頂点
行政書士60法律の専門家
宅建士56不動産取引の専門家
簿記2級54就職や転職で役立つ簿記資格
簿記3級45簿記資格の登竜門
資格Times「簿記2級ってどんな資格?難易度・合格率や勉強時間、勉強法について解説!

なお、国家資格である公認会計士と税理士資格を取得すれば、就職と高給が約束されます。

公認会計士と税理士の平均給与は900万円ほどになっています。

簿記3級の合格に必要な勉強時間の目安

簿記3級の合格に掛かる勉強時間はおよそ3ヵ月ほどだといわれます。

勉強時間は100時間が目安です。

実際に日商簿記検定を取得した学生へのアンケートを行ったところ、同様の結果が出ています。

調査対象128名のうち、日商簿記検定3級に合格した大学生26名へのアンケート調査(2022年4月実施)
調査対象128名のうち、日商簿記検定3級に合格した大学生26名へのアンケート調査(2022年4月実施)

アンケートによれば、1~3ヵ月、100~200時間の勉強で合格した人が過半数を占めています

簿記3級の内容と対策

簿記3級は簡単そうにみえますが、実際には簿記の基礎知識が幅広く問われるため難しく感じる人もいます。

甘く見ずにしっかり対策することが大切です。

簿記3級の具体的な範囲は以下の通りです。

簿記3級の範囲

現金預金、繰越商品・仕入・売上、売掛金・買掛金、その他の債券債務、受取手形・支払手形、有形固定資産、貸倒引当金、資本、収益と費用、税金、伝票、財務諸表

簿記3級の合格最低点は70点になります。

70点以上を取るために、簿記3級の問題をどのように解けば良いのかしっかり事前に対策しておきましょう。

簿記3級の問題構成と配点

第1問(仕訳問題:45点)

第2問(補助簿、勘定記入、伝票など:20点)

第3問(財務諸表:35点)

簿記3級の配点は第1問(45点)と第3問(35点)が大きく、合計80点になっています。

そのため、第1問と第3問がほぼ正解できれば簿記3級に合格します。

第1問は仕訳問題で、第3問は決算問題になります。

仕訳と決算問題を重点的に学習しておくのが簿記3級に合格する近道です。

なお、第2問は範囲が広く、難しいことが多いです。

しかし、第2問の対策もしっかり行っておくことで合格率を高めることができます。

簿記3級の勉強方法

簿記を効率的に学習するには、インプットとアウトプットを行います。

特にアウトプット(問題演習)が非常に重要です。

テキストや講義で簿記知識を学んだら、そのままにせず必ず問題演習をして下さい。

問題演習をしないと簿記は身に付きません。

これは100%断言できます(一部の天才を除いて)。

簿記3級の具体的な学習方法の詳細は以下の記事をご覧下さい。

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簿記3級の偏差値|まとめ

簿記3級の合格率は40%で、資格偏差値は45です。

比較的取りやすい資格試験になっています。

簿記3級を取得できれば、次の簿記2級への学習へもスムーズに移行できます。

簿記を初めて学ぶ人には簿記3級はとてもおすすめできる資格です。

是非、興味をもった方は勉強を始めてみて下さいね!

簿記3級の効果的な学習方法は以下の記事で詳しく解説しています。

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