
公認会計士になって後悔している。
公認会計士を目指すか迷っている。
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
2025年人気資格ランキングの第1位は「簿記検定」、第2位は「公認会計士」です。
学生の人気資格ランキングでも「公認会計士」は第2位と人気の資格となっています。
公認会計士という言葉を聞くと、資格を取るのは難しく、もしなれたら高給取りであるなど「エリート」のイメージではないでしょうか。
難関試験を通り抜け、いざ資格を取りその仕事をはじめた人たちは公認会計士になって良かったと思っているのでしょうか。
人気資格の「公認会計士」を目指そうとしているみなさん!
ちょっと待ってください。
公認会計士になって後悔している人がいるのは事実です。
公認会計士を目指す前に、なぜ後悔しているのかその現実を知って、自分に合っているかを判断しましょう。
この記事では公認会計士になって後悔したエピソードと理由について徹底解説します!
✅ この記事でわかること
- 公認会計士になって後悔する具体的な理由
- 年収・激務・キャリアの現実
- 後悔する人の7つの共通点
- 他の資格(税理士・USCPA)との比較
- 後悔しないための判断基準と対策
受験を検討している方、すでに会計士として働いている方、どちらにも役立つ情報を網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。
記事の執筆者

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
公認会計士合格者の60%以上がCPA会計学院出身です。
2025年の合格者数1,092人、合格者占有率は66.7%と脅威の合格実績を誇るCPA会計学院。
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CPA会計学院について詳しく知りたい人は以下の記事を参照にして下さい。
また、CPA会計学院を含むおすすめの公認会計士資格スクールは以下の記事で紹介していますので、併せてご覧下さい。
後悔したこととは反対に、公認会計士になって良かった!というエピソードはこちらの記事で解説しています。
良かったという理由も知った上で公認会計士を目指すかを判断してみて下さいね!
公認会計士になるには

公認会計士とは企業の財務情報の監査・会計のスペシャリストです。
公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。引用:日本公認会計士協会
主な業務としては
- 監査業務:企業の財務諸表の内容を確認し、信頼できる書類であると証明する業務で、公認会計士だけができる独占業務です。
- 税務・会計・経理業務:研修を受ける必要がありますが、税理士としての業務も行えます。
- コンサルティング業務:税務や会計の専門知識を活かして、企業のコンサルティングをすることも可能です。
公認会計士は専門性の高い資格の1つです。
公認会計士になるための資格は国家資格となります。
受験資格は特になく、誰でも受けることができる試験です。
試験は年に2回あります。
試験方式は、短答式・論文式の2段階試験となっており、短答式試験の合格者が論文式試験を受験できるとなっています。

引用:マナビジョン
公認会計士の仕事は楽ではない|こんなことまでするのか4選

公認会計士の仕事は、決して楽ではありません。
どのようなことが大変なのか、具体例を4つご紹介します!
繁忙期は超激務
公認会計士の資格を取り、どの仕事に就くかで変わってくるところもありますが、
働く場所として多い、監査法人であれば、「繁忙期」と「閑散期」とがあります。
「繁忙期」はクライアントの企業によるのですが、3月末決算企業であれば4月〜5月上旬、12月末決算であれば1月〜2月上旬となります。
その時期の業務量は、月の残業時間が100時間を超えるくらいであるとお考えください。
残業100時間というのは、1日8時間労働×21日=168時間のところ、
100時間÷21日=約4.7時間。よって1日5時間近く残業をするということです。
9時〜18時までの勤務で考えると、23時まで仕事をする日々が続くということです。
会計不正が起こると訴えられる可能性も!
また監査という業務は、第三者として公認会計士が企業の財務情報を検証し、その正しさを保証するための業務となります。
よって、クライアント企業が会計不正を行ったなどとニュースになれば、それは公認会計士が監査でなぜ見抜けなかったのかと問題視されてしまうこともあります。
自分たちが問題なく監査業務を遂行したとしても、そのようなニュースになってしまえば、他の企業に対し、信用をなくしてしまうということにもなりかねません。
知ったことではない!では済まされない代償が待ち受けているのです。
現場での在庫確認など出張が多い
また監査というと机上での業務ばかりであるように思いますが、実際は不正がないかどうかを現場に行って確認をするということも多々あります。
例えば、在庫数が何かおかしいと思えば、クライアントの倉庫にまで出向き、在庫確認をするなどもします。
こんなことまでするのか!という確認事項も生じます。
多数の事務作業
公認会計士は次のような事務作業をすることもあります。
・ 郵便物などの大量の宛先確認や封詰め作業
・ 資料の誤字脱字チェック、形式の整え
・ データの集計作業
特に新人は難関を乗り越え、いざ会計士の仕事!と意気込んで入ってきても、すぐにはクライアントをつけさせてもらえるわけでもなく、このような事務作業をすることが多くなります。
実際には就職したところや担当したクライアントにより異なるため、誰もが「こんなことまでするのか!」と思うわけではありません。
公認会計士になって後悔したこと体験談

公認会計士になって後悔した体験談を集めました。
それぞれご紹介します!
難関試験を突破し受かっても、すぐに就職できない
公認会計士試験に合格するためには、3,000時間以上の学習時間が必要といわれています。
そこまで努力をして難関と言われる試験にやっと合格をしても、先にも述べましたが、すぐに就職できるわけではありません。
公認会計士になるには、試験合格後も一定の研修を受けなければなりません。
さらには2年間の実務経験(監査法人や公認会計士事務所か、一定規模の企業の経理担当者として勤務)も必要です。
難関試験を突破し受かっても正式な資格が得られるまでの道のりは遠いのです。
労働環境が悪い
提出期限が絶対のため、繁忙期は残業を余儀なくされます。
その残業はいわゆるサービス残業が正当化されてしまっているのが実態です。
ただこのサービス残業に関しては、監査法人でも「働き方改革」を進めており、解決をしていこうと動いてはいます。
仕事がつまらない
すぐに担当につけさせてもらえるわけではないため、事務作業が多く、仕事がつまらないという状況に陥りがちです。
公認会計士になって後悔した理由8選

公認会計士になって後悔した理由8選をご紹介します。
- 思ってた以上に激務だった
- 監査業務が想像と違った
- 思っていたほど高収入ではない
- 人間関係の大変さ
- キャリアの選択肢が限られる
- 独立が思ったより難しい
- 勉強時間に見合わないと感じる
- 試験合格後も勉強が続く
思っていた以上に激務だった
公認会計士試験に合格して監査法人に入所すると、多くの人が直面するのが「想像以上の激務」です。
特に繁忙期(12月〜5月)は、連日終電帰りや休日出勤が当たり前。私も入所1年目の3月は、月の残業時間が150時間を超えました。朝9時に出社して、帰宅が深夜2時を回ることもざらにあります。
「難関試験を突破したのに、こんなに働かされるのか」と感じる人は少なくありません。特に、ワークライフバランスを重視したい人にとっては、大きな後悔ポイントになります。
💡 補足
監査法人の繁忙期の激務は、クライアント企業の決算期が3月に集中していることが主な原因です。そのため、1〜5月は特に忙しくなります。
監査業務が想像と違った
公認会計士試験の勉強をしているときは、「企業の財務諸表を監査する」という仕事内容に魅力を感じていました。しかし、実際に監査法人で働いてみると、業務の大半は単調な確認作業です。
たとえば:
- 請求書と会計記録の突合
- 銀行残高証明書との照合
- 在庫の実地棚卸への立ち会い
- 膨大な証憑書類のチェック
もちろん、経験を積めば高度な判断を求められる場面も増えますが、最初の数年間は地道な作業の繰り返しです。「もっとクリエイティブな仕事がしたかった」と後悔する人もいます。
思っていたほど高収入ではない
公認会計士の平均年収は684万円で、会計事務所などのうち従業員1,000人以上の企業では837万円です。
また性別で比べてみると、男性の平均年収は767万円、女性の平均年収は509万円です。
「公認会計士=高年収」というイメージがありますが、実際はそこまで高くないケースも多いです。
Big4監査法人の初任給は年収500〜600万円程度。これは他の難関資格(弁護士、医師など)と比べると決して高くありません。
特に、何千時間も勉強に費やし、20代後半で就職した場合、「同世代の大手企業勤務者と変わらない年収」に愕然とすることもあります。
💡 年収の現実
Big4監査法人のスタッフ(1〜3年目)の年収は500〜650万円程度。シニアスタッフ(4〜7年目)で700〜900万円。マネージャー以上になると1,000万円を超えますが、出世競争は厳しくなります。
仕事内容など激務を考えた時に、この収入が良いと感じられるのか、感じられないのかは人それぞれではないかと思います。
人間関係のストレスが多い
公認会計士の業務は、クライアントあっての仕事となるため、人を相手とする業務でもあります。
監査に限らず、コンサルタントでも相手を指摘しなければならない場面がでてきます。
クライアントとの人間関係がうまくいっていないと、その指摘をするということもかなりきつい業務となります。
指摘をすることで「嫌われ役」になり、理不尽な対応をされてしまうこともでてきます。
だからといって指摘を怠れば、不正が発覚し大きな問題になってしまうなど公認会計士としての役目を果たせないとなります。
また、監査法人では、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーとチームを組んで仕事をします。
特にストレスを感じるのは:
- 上司との相性問題:厳しすぎる上司、逆に放任主義すぎる上司
- クライアント企業の経理担当者とのやりとり:資料を出し渋られたり、冷たく対応されたり
- チーム内の温度差:モチベーションの高い人と低い人が混在
「数字相手の仕事だと思っていたのに、意外と人間関係が大変」と感じる人は多いです。
キャリアの選択肢が限られている
公認会計士になれば「どこでも引く手あまた」と思っていましたが、実際はそうでもありません。
監査法人で3〜5年経験を積んだ後の主な転職先は:
- 事業会社の経理・財務部門
- コンサルティングファーム
- ベンチャーCFO
- 会計事務所・税理士法人
ですが、監査以外のスキルがないと転職市場での評価は限定的です。
特に30代後半以降は「監査しかできない人材」として市場価値が下がるリスクもあります。
独立が思ったより難しい
「公認会計士になったら独立して自由に働きたい」と考えている人もいますが、現実は厳しいです。
公認会計士の独立開業には:
- 顧客開拓の営業力
- 税務の実務経験(税理士登録が必要なケースも)
- 経営者としてのスキル
が必要です。監査法人で働いているだけでは、これらのスキルは身につきません。
私の周りでも、独立を目指して監査法人を辞めたものの、結局別の事業会社に就職し直した人が何人もいます。
勉強時間に見合わないと感じる
公認会計士試験の合格には、一般的に3,000〜5,000時間の勉強が必要と言われています。
大学生活のほとんどを勉強に費やし、友人との遊びや恋愛、サークル活動などを犠牲にした人も多いでしょう。
しかし、実際に会計士として働き始めると、「これだけ犠牲にしたのに、この程度の仕事なのか」「もっと他の道があったのでは」と後悔する瞬間があります。
特に、同じ時期に就職した大学の同級生が、勉強に追われることなく社会人生活を楽しんでいる姿を見ると、複雑な気持ちになることもあります。
試験合格後も勉強が続く
公認会計士試験に合格したら「もう勉強しなくていい」と思っていましたが、それは大きな間違いでした。
公認会計士には、継続的専門研修(CPE)という制度があり、毎年一定時間以上の研修受講が義務付けられています。
また、会計基準や税法は頻繁に改正されるため、常に最新の知識をアップデートし続ける必要があります。
「もう勉強から解放されたい」と思っていた人にとっては、この継続的な学習負担が想定外のストレスになります。
📌 ここまでのまとめ
公認会計士になって後悔する主な理由は、「激務」「監査業務のギャップ」「思ったより高くない年収」「キャリアの限定性」など。理想と現実のギャップが大きいほど、後悔も大きくなります。
公認会計士を目指して後悔する人の7つの特徴

ここからは、公認会計士を目指して後悔しやすい人の特徴を解説します。
以下に当てはまる項目が多いほど、慎重に検討する必要があります。
①ワークライフバランスを重視する人
②単調な作業が苦手な人
③人とのコミュニケーションが苦手な人
④高年収を最優先する人
⑤独立志向が強すぎる人
⑥監査業務に興味がない人
⑦勉強時間の確保が難しい社会人
①ワークライフバランスを重視する人
「プライベートの時間を大切にしたい」「残業は月20時間以内がいい」という価値観の人は、監査法人の働き方に馴染めず後悔する可能性が高いです。
特に、繁忙期の激務は避けられないため、家族との時間や趣味の時間を優先したい人には向いていません。
②単調な作業が苦手な人
監査業務の大半は、ルーティンワークです。同じような確認作業を何度も繰り返すことに苦痛を感じる人は、早期に転職を考えることになります。
「もっとクリエイティブな仕事がしたい」「新しいことに挑戦したい」という志向が強い人は、監査業務に飽きてしまうでしょう。
③人とのコミュニケーションが苦手な人
「数字相手の仕事だから、人と話さなくていい」と思っている人がいますが、これは大きな誤解です。
監査業務では:
- クライアント企業の経理担当者とのやりとり
- チームメンバーとの調整
- 上司への報告・相談
など、コミュニケーション能力が非常に重要です。人と話すのが苦手な人は、想像以上にストレスを感じます。
④高年収を最優先する人
「とにかく高収入がほしい」という動機だけで公認会計士を目指すと、後悔する可能性が高いです。
公認会計士の年収は確かに悪くありませんが、外資系投資銀行や総合商社、外資系コンサルなど、他にも高年収の選択肢はあります。
また、監査法人でマネージャー以上に昇進できなければ、年収1,000万円の壁を超えるのは難しくなります。
⑤独立志向が強すぎる人
「公認会計士になったらすぐに独立する」と考えている人は、現実とのギャップに苦しむことになります。
前述の通り、公認会計士の独立開業には営業力や税務実務の経験が必要です。監査法人で数年働いただけでは、独立に必要なスキルは身につきません。
⑥監査業務に興味がない人
「公認会計士の資格がほしいだけで、監査には興味がない」という人は、入所後に大きなミスマッチを感じます。
公認会計士になった後、最初の数年間は監査法人で監査業務に従事するのが一般的です。この期間を「修行期間」と割り切れない人は、早期に転職を考えることになります。
⑦勉強時間の確保が難しい社会人
すでに社会人として働きながら公認会計士を目指す場合、仕事と勉強の両立は非常に困難です。
平日は仕事終わりに2〜3時間、休日は8〜10時間勉強するハードなスケジュールが数年間続きます。この生活に耐えられず、途中で諦めてしまう人も多いです。
「こんなに苦労するなら、別の資格にすればよかった」と後悔する声もよく聞きます。
⚠️ チェックリスト
以下の項目に3つ以上当てはまる場合は、公認会計士以外の選択肢も検討することをおすすめします。
- □ ワークライフバランスを最優先したい
- □ 単調な作業が苦手
- □ 人とのコミュニケーションが苦手
- □ 高年収だけが目的
- □ すぐに独立したい
- □ 監査業務に興味がない
- □ 勉強時間の確保が難しい
年代別・後悔するタイミングと理由

公認会計士として働く中で「後悔」を感じるタイミングは、年代によって異なります。
20代:入所直後の理想と現実のギャップ
後悔するタイミング:入所1〜3年目
主な理由:
- 想像以上の激務に体力的・精神的に疲弊
- 監査業務の単調さに飽きる
- 同期との給与差がほとんどないことへの不満
- 「もっと華やかな仕事を想像していた」というギャップ
20代前半〜中盤で監査法人に入所した人は、まだ若いため「やり直しがきく」と考えて早期に転職するケースも多いです。
30代:キャリアの壁とライフイベントの衝突
後悔するタイミング:入所5〜10年目
主な理由:
- マネージャーへの昇進競争の厳しさ
- 結婚・育児と激務の両立の難しさ
- 「このまま監査を続けていいのか」というキャリアへの迷い
- 転職のタイミングを逃したことへの焦り
30代になると、結婚や出産などのライフイベントが重なります。特に女性会計士は、育児と監査法人の激務を両立できず、退職を選ぶケースも少なくありません。
40代以降:転職市場での評価の低下
後悔するタイミング:入所10年目以降
主な理由:
- パートナーへの昇進が見込めないことへの絶望
- 「監査しかできない」ことによる転職の難しさ
- 若手と同じ業務をしていることへの虚しさ
- 定年まで監査を続けるイメージが湧かない
40代以降は、監査法人でのポジションが固定化し、転職市場での評価も下がってきます。「30代のうちに動いておけばよかった」という後悔の声をよく聞きます。
📌 ポイント
後悔を最小化するには、各年代でキャリアの棚卸しをすることが重要です。「なんとなく続ける」のではなく、定期的に「この先どうしたいか」を考えましょう。
公認会計士と他資格の比較【税理士・USCPA】

「公認会計士を目指すか迷っている」という人は、他の会計系資格との比較も重要です。
公認会計士 vs 税理士
| 項目 | 公認会計士 | 税理士 |
|---|---|---|
| 試験難易度 | 最難関 | 難関 |
| 勉強時間 | 3,000〜5,000時間 | 2,500〜4,000時間 |
| 主な業務 | 監査、会計 | 税務、会計 |
| 初任給 | 500〜600万円 | 300〜400万円 |
| 独立のしやすさ | やや難 | 比較的容易 |
| クライアント | 大企業中心 | 中小企業・個人 |
こんな人は税理士がおすすめ:
- 将来的に独立開業したい
- 中小企業や個人事業主を支援したい
- 税務の専門家になりたい
- 科目合格制度を活用して少しずつ合格したい
公認会計士 vs USCPA(米国公認会計士)
| 項目 | 公認会計士 | USCPA |
|---|---|---|
| 試験難易度 | 最難関 | 中程度 |
| 勉強時間 | 3,000〜5,000時間 | 1,000〜1,500時間 |
| 受験資格 | なし | 大卒+会計単位 |
| 日本での監査業務 | 可能 | 不可 |
| グローバル対応 | 日本企業中心 | 外資系・海外志向 |
| 転職市場での評価 | 日本では最高峰 | 外資系で有利 |
こんな人はUSCPAがおすすめ:
- 外資系企業で働きたい
- 海外で働くキャリアを考えている
- 比較的短期間で資格を取得したい
- 英語力を活かしたい

将来。日本で公認会計士としてのキャリアを考えるなら公認会計士一択です!
選択を間違えた人の声
実際に、資格選択を後悔している人の声を紹介します。
Aさん(30代・公認会計士)
「独立開業を目指していたのに、公認会計士では税務の実務経験が不足していて、結局税理士登録もしました。最初から税理士を目指せばよかったと思います」
Bさん(20代・USCPA)
「USCPAを取得したけど、日本の監査法人では評価されず、転職で苦労しました。日本でキャリアを築くなら公認会計士のほうがよかったかもしれません」
公認会計士の年収の現実【Big4・中小・事業会社別】

「公認会計士=高年収」というイメージがありますが、実際の年収は勤務先や経験年数によって大きく異なります。
Big4監査法人の年収
Big4監査法人(PwC、EY、KPMG、Deloitte)は、公認会計士の代表的な就職先です。
- スタッフ(1〜3年目):500〜650万円
- シニアスタッフ(4〜7年目):700〜900万円
- マネージャー(8〜12年目):1,000〜1,300万円
- シニアマネージャー:1,300〜1,600万円
- パートナー:2,000万円〜
ただし、マネージャー以上に昇進できる人は限られており、出世競争は非常に厳しいです。
中小監査法人の年収
中小監査法人は、Big4と比べて年収は低めですが、ワークライフバランスが良い傾向があります。
- スタッフ:400〜550万円
- シニアスタッフ:600〜750万円
- マネージャー:800〜1,000万円
事業会社(経理・財務)の年収
監査法人から事業会社に転職した場合の年収は、企業規模によって大きく異なります。
- 大手企業:700〜1,200万円
- 中堅企業:600〜900万円
- ベンチャー企業CFO:800〜1,500万円(ストックオプション含む)
独立開業の年収
独立開業した公認会計士の年収は、非常にバラつきがあります。
- 成功している人:1,500万円〜3,000万円以上
- 平均的:700〜1,000万円
- 苦戦している人:500万円以下
独立開業は「当たれば大きい」ですが、リスクも高いです。
💡 年収に関する重要なポイント
公認会計士の年収は、「資格があれば自動的に高年収」ではありません。出世競争に勝つか、転職や独立で成功するかによって大きく変わります。
公認会計士で後悔しないための5つのチェックポイント
ここからは、公認会計士を目指すかどうか判断するための具体的なチェックポイントを紹介します。
①自分の適性を見極める
公認会計士に向いているかどうかは、以下の質問で確認できます。
✅ 適性チェックリスト
- □ 数字やデータを扱うのが好き
- □ コツコツと継続できる
- □ 論理的に考えるのが得意
- □ チームで働くのが苦にならない
- □ 繁忙期の激務に耐えられる
- □ 単調な作業でも集中できる
- □ 監査業務に興味がある
5つ以上当てはまれば、公認会計士に向いている可能性が高いです。
②業界の実態を事前に知る
公認会計士を目指す前に、以下の方法で業界の実態を知ることが重要です。
- OB/OG訪問:実際に働いている公認会計士に話を聞く
- インターンシップ:監査法人のインターンに参加する
- セミナーやイベント:会計士向けのイベントに参加
- SNSやブログ:現役会計士の発信をチェック
「イメージだけで決めない」ことが、後悔を防ぐ最大のポイントです。
③他の選択肢と比較する
公認会計士以外にも、会計・ファイナンス系のキャリアはたくさんあります。
- 税理士
- USCPA
- 証券アナリスト
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- MBA取得後のコンサルタント
「公認会計士しかない」と決めつけず、他の選択肢も検討しましょう。
④キャリアプランを明確にする
「公認会計士になった後、どんなキャリアを歩みたいか」を明確にすることが重要です。
- 監査法人でパートナーを目指す?
- 事業会社でCFOを目指す?
- コンサルティングファームに転職する?
- 独立開業する?
目標が明確であれば、途中で迷ったり後悔したりするリスクが減ります。
⑤勉強期間のリスクを理解する
公認会計士試験の合格には、平均で2〜4年かかります。この期間のリスクを理解しておきましょう。
- 機会損失:同年代が社会経験を積んでいる間、勉強に専念
- 収入ゼロ:専業受験生の場合、収入がない期間が続く
- 不合格のリスク:何年勉強しても合格できない可能性
「絶対に合格する」という覚悟がなければ、リスクは大きくなります。
📌 判断のポイント
公認会計士を目指すかどうかは、「自分の適性」「業界の実態」「他の選択肢」「キャリアプラン」「勉強期間のリスク」を総合的に考えて判断しましょう。
後悔した時の対処法とキャリア戦略
すでに公認会計士として働いていて「後悔している」と感じている人のために、具体的な対処法を紹介します。
①監査法人内での部署異動を検討する
監査業務が合わない場合、監査法人内の別の部署に異動するという選択肢があります。
- アドバイザリー部門:M&A、事業再生、内部統制など
- 税務部門:国際税務、移転価格など
- コンサルティング部門:経営コンサル、ITコンサルなど
監査以外の業務を経験することで、新たなキャリアの可能性が広がります。
②転職のベストタイミングを見極める
監査法人から転職する場合、タイミングが非常に重要です。
おすすめの転職タイミング:
- 3〜5年目:監査の基礎を身につけた段階。事業会社やコンサルへの転職がしやすい
- マネージャー昇格前後:マネジメント経験を評価されやすい
避けたほうがいいタイミング:
- 1〜2年目:スキルが不十分で評価されにくい
- 40代以降:転職市場での評価が下がる
③専門性を磨く
「監査しかできない」状態から脱却するために、専門性を磨くことが重要です。
- 業界特化:金融、不動産、IT、ヘルスケアなど特定業界の専門家になる
- スキル特化:IFRS、内部統制、IPO支援など特定スキルを磨く
- 資格の追加取得:税理士、証券アナリスト、USCPAなど
④副業や独立準備を始める
監査法人で働きながら、副業や独立の準備を始めるのも一つの方法です。
- 会計顧問・税務顧問の副業
- セミナー講師・執筆活動
- オンラインでの会計コンサルティング
ただし、監査法人の就業規則で副業が禁止されている場合もあるので、事前に確認が必要です。
⑤ワークライフバランスを重視した働き方を探す
激務に耐えられない場合は、以下のような選択肢もあります。
- 中小監査法人:Big4より激務が緩やか
- 事業会社の経理・財務:監査法人より働きやすい
- 非常勤・パート:時短勤務やフレックス制度の活用
📌 重要なポイント
後悔を感じたら、「我慢し続ける」のではなく、「どう行動するか」を考えることが大切です。キャリアは自分で切り開くものです。
よくある質問(FAQ)

Q1. 公認会計士になって後悔する人はどのくらいいますか?
A. 明確な統計はありませんが、監査法人の3年以内離職率は約30%と言われています。「後悔」の程度は人それぞれですが、一定数の人が早期に転職や退職を選んでいるのは事実です。
Q2. 公認会計士はやめとけと言われる理由は?
A. 主な理由は「激務」「監査業務の単調さ」「思ったより高くない年収」「キャリアの限定性」です。ただし、これらは人によって感じ方が異なるため、一概に「やめとけ」とは言えません。
Q3. 公認会計士と税理士、どちらがおすすめですか?
A. 将来的に独立開業したい、中小企業を支援したいなら税理士。大企業で働きたい、監査に興味があるなら公認会計士がおすすめです。自分のキャリアビジョンに合わせて選びましょう。
Q4. 公認会計士になったけど向いてないと感じたらどうすればいい?
A. まずは監査法人内での部署異動を検討しましょう。それでも難しければ、3〜5年目のタイミングで事業会社やコンサルティングファームへの転職を考えるのが現実的です。
Q5. 公認会計士の資格は無駄になりませんか?
A. 公認会計士の資格自体が無駄になることはありません。監査業務が合わなくても、事業会社の経理・財務、コンサルティング、ベンチャーCFOなど、活躍の場は広がっています。
Q6. 社会人から公認会計士を目指すのは後悔しますか?
A. 社会人からの挑戦は、仕事と勉強の両立が非常に大変です。「3〜5年間、プライベートを犠牲にできるか」「合格できなかった場合のリスクを受け入れられるか」を慎重に考える必要があります。
Q7. 公認会計士の将来性はどうですか?
A. AIやRPAの普及により、単純な監査業務は減少する可能性があります。ただし、高度な判断を要する業務や、コンサルティング業務の需要は今後も続くと予想されます。専門性を磨くことが重要です。
公認会計士になって後悔したこと|まとめ
公認会計士になるための国家試験の難易度は、大学受験でいう偏差値74と言われ東大レベルにと言われています。
また合格率は約10%前後となっている難関資格です。
勉強を頑張って合格して晴れて公認会計士になっても後悔する人がいるのは事実です。
公認会計士を目指す前に本当に自分に向いているのかを確認するのが一番重要です。
しかし、公認会計士は資格を取ることで手に職をつけられる専門職です。
資格の名誉も高く、資格をもっていれば様々な職業で重宝されます。
自分に向いていると思ったら、是非公認会計士を目指してみてはいかがでしょうか?
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