
会計学って何が面白いのかいまいちわからない。
会計学の面白さについて教えて!
会計って聞くと、面白そうだというイメージを抱く人はかなり少ないのではないでしょうか。
私は大学で会計学を研究し、学生に財務会計に関する講義をしている大学教員です。
学生からも「先生、会計ってどこが面白いんですか?」とよく聞かれます。
会計学の面白さを知っておけば、勉強のモチベーションアップにもつながりますよね。
この記事は会計学の面白さを会計学を専門にする大学教員が解説します!
記事の執筆者

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
こちらの記事内容は動画でも紹介しています!
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会計学とは

そもそも会計学とは何でしょうか?
会計学とは、国、企業、学校、家庭を対象にそれらの会計行為を認識・測定し、伝達する行為を対象にした実学です。
最近では、経済学と関連付けられて実証会計学などの研究が盛んに行われています。
📌 会計学を一言で言うと?「会計はビジネスの言語である」という言葉があります。
日本語が話せないと日本人とコミュニケーションできないように、会計がわからないとビジネスの世界では話が通じない場面が多くあります。英語・プログラミングと並んで、現代のビジネスパーソンに必須のリテラシーです。
会計学は大きく2つに分けられます。
- 財務会計
- 管理会計
簡単にいうと、財務会計は外部報告目的、管理会計は内部報告目的の会計です。
会計の機能や、財務会計と管理会計の違いについては以下の記事で詳しく解説しています。
会計学と簿記の面白さの違い

「会計学」と「簿記」は混同されがちですが、その面白さの質は少し違います。
| 会計学の面白さ | 簿記の面白さ | |
|---|---|---|
| 主な軸 | 「あるべき姿」の理論・理想を追求する知的面白さ | スキルアップ型・パズルを解くような技術的な面白さ |
| イメージ | 哲学・経済学との融合。正解が1つではない | 仕訳をブロックのように組み合わせる。正解が明確 |
| 難易度の質 | 奥が深く、学べば学ぶほど新しい問いが生まれる | 反復練習で習熟できる。達成感がわかりやすい |
どちらも面白さがあります。
まずは簿記でスキルを身につけ、そこから会計学の理論へ進むと、学びの深みが一気に増します。
会計学が面白い理由6選
では会計学はどのような点が面白いのでしょうか。
大学時代から会計を勉強し、そのまま大学院に進学し研究者になった私の経験も踏まえて、面白い理由5選をご紹介します。
- 儲けの仕組みがわかる
- 経済ニュースが深く理解できる
- 時代に合わせて改訂などの変化がある
- 会計学は他分野と密接に関連していて奥が深い
- 副業に活かせる
- 投資・株式分析にも使える
儲けの仕組みがわかる
会計が理解できると、実際の企業を分析して儲けの仕組みがわかるようになります。
財務会計で学ぶ財務分析の知識を使えば、たとえばトヨタとホンダで利益率がどう違うのか、なぜそこに差が生まれているのかを数字で読み解けるようになります。
企業の儲けの仕組みを深く理解できるようになるため、企業経営について興味がある人にとっては非常に面白く、強力なツールになります。
📌 私の研究者としての経験から私自身、企業の会計数値を使った実証研究を行っています。決算書の数字を分析していると、その企業の経営者がどんな判断をしたのかが見えてきます。数字の裏に「人」がいることを実感できるのが、会計学の醍醐味のひとつです。
経済ニュースが深く理解できる

簿記がわかると、経済ニュースの理解度も高まります。
例えば、企業の内部留保が増えているといったニュースを聞いたことがある人もいるかもしれません。
少し前までは内部留保に税金を課そうといった議論もありました。
この「内部留保」とは会計用語なんですね。
内部留保とは企業内に蓄えられているこれまでの利益の総額である利益剰余金を意味します。
簿記を勉強していない人には難しい専門用語だと思いますが、これは簿記3級の範囲で学習する用語です。
簿記をかじっておくだけで、経済ニュースをより深く理解できるようになります。
時代に合わせて改訂などの変化がある
会計学は生きた学問です。
企業活動が変わると、それに応じて適切な会計処理が必要になってきます。
たとえば近年ではIFRS(国際財務報告基準)の普及や、暗号資産・無形資産の会計処理が新たな論点として浮上しています。
研究者としては、この変化をウォッチして新しい知見を得ることが楽しみのひとつです。
「答えが変わる学問」だからこそ、ずっと探究し続けられます。
他分野と関連していて奥が深い
会計学は他分野の学問と密接に関連しています。
- 経営学:経営戦略論、マーケティング、人的資源管理論
- 経済学:実証会計学・情報の非対称性理論
- 法学:会社法・金融商品取引法・税法
- コーポレート・ガバナンス:取締役会構成と会計情報の質
会計学の勉強を通じて、様々な分野の知識を学習できることは会計学の醍醐味です。
副業に活かせる

会計学を学ぶとビジネスの仕組みや儲けの仕組みについて知ることができます。
そのため、副業などでその知識を活かして自分でビジネスをするときにも役立ちます。
会計がわかれば、複式簿記記帳や確定申告なども簡単にすることができます。
副業に役立つ会計を学ぶことで、世界が広がり人生もより楽しむことができます。
投資・株式分析にも使える
会計学を学ぶと、企業の財務諸表を読んで投資判断に活かすこともできます。
PER・PBR・ROEといった投資指標はすべて会計数値がベースです。
「この会社の株は買いか?」を判断するためにも、財務諸表を読む力は欠かせません。
投資に興味がある人にとって、会計学は非常に実践的な学問です。
⚠ 注意
投資判断はあくまで自己責任で行ってください。会計の知識は判断材料の一つに過ぎません。
会計学を学ぶメリットは
では、会計学を学ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。
①就職・転職に有利
②昇給・出世に役立つ
③どんな職業でも幅広く知識が生かせる
④受験に役立つ
⑤将来の独立に役立つ
⑥国家資格を取得すれば高給が約束される
⑦日常生活に役立つ
簿記の勉強は会計学習得の始めの第1歩です。
せっかく学ぶのであれば、日商簿記検定の勉強を始めるのが効果的です。
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会計学で学ぶ内容
会計学の勉強は大きく次のようなものがあります。
- 簿記
- 財務会計論
- 財務諸表分析
- 原価計算・工業簿記
- 管理会計論
以下、それぞれについて簡単に説明します。
簿記で学ぶ内容
簿記とは、「企業が行う取引を記録する仕組み」のことをいいます。
企業は利益をあげるために、モノを作って売ったり、サービスを提供したりなど経済活動を行っています。
それらの取引をお金で記録してわかりやすくまとめるための仕組みが簿記です。
企業の成績表を表す財務諸表を作成することが、簿記の最終ゴールになります。

簿記についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
財務会計論で学ぶ内容
財務会計論では、主に簿記処理の背景となっている財務会計理論を学習します。
ある取引を処理するときに、なぜその方法を採用するのかその理論的な背景や考え方を学びます。
主に簿記処理の基礎となる会計基準についての勉強をします。
最近では、会計ルールが世界的に統一されつつあります。
そのため、国際ルールである国際財務報告基準の学習も財務会計論の範囲になりつつあります。
財務諸表分析で学ぶ内容
財務諸表分析では、簿記によって作成された財務諸表とよばれる企業の決算書を分析する方法を学ぶ内容です。
会計情報を通じて主に企業を分析する方法を学びます。
会計学の応用分野といってもいいでしょう。
簿記の基礎知識を身に付けることでスムーズに財務諸表分析の内容を理解することができるようになります。
原価計算・工業簿記
原価計算とは、製品の原価を計算する手続きのことを言います。
工業簿記とは、製造原価の計算を目的に行われる記録システムのことをいいます。
この原価計算・工業簿記は管理会計情報を作成するために用いられます。
会社の損益計算書や貸借対照表を作成するためには、製造原価の計算システムである原価計算・工業簿記が必要になります。
管理会計論
管理会計論とは、経営者や責任者が経営判断の材料として活用することを目的とした会計のことをいいます。
管理会計論では、経営陣や管理職・現場社員のために、経営判断や業績管理に役立つ情報を提供することを目的とします。
管理会計論では経済的意思決定、経営管理、経営分析に関する内容を学習します。
会計学の面白さ|まとめ
会計学は様々な分野にまたがる総合的な実学です。
会計学の面白さは以下の6点にあります。
- 儲けの仕組みがわかる
- 経済ニュースが深く理解できる
- 時代に合わせて変化がある(生きた学問)
- 他分野と関連していて奥が深い
- 副業・起業に活かせる
- 投資・株式分析にも使える
会計学はビジネスにも直結する学問なので、学ぶメリットも非常に多いです。
会計学に興味を持った人は会計の基礎となる簿記の勉強からスタートしてみましょう!
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