大学生は公認会計士になりやすい?
公認会計士の難易度について知りたい!
大学生の中には公認会計士に興味を持っている人も多いと思います。
公認会計士試験は三大国家試験の1つであり、資格取得が就職に結びつく資格です。
また、高年収も期待でき、将来のキャリアも広がるので魅力的な資格です。
しかし、大学の勉強に忙しい大学生が公認会計士試験に合格できるのか不安な人も多いでしょう。
私は年間300人以上の学生に簿記を教えている大学教員です。
この記事では、
大学生は公認会計士試験に受かりやすいのか、その難易度について徹底解説します。
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
公認会計士合格者の2人に1人がCPA会計学院出身です。
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大学生は公認会計士になりやすい?難易度は?
公認会計士試験は難易度が非常に高く合格率は10%代で推移しています。
過去5年間の公認会計士の合格率の推移は以下のグラフの通りです。
これをみると、2022年以降、合格者数は増加していますが合格率は減少していることがわかります。
近年では合格率は10%を下回っており、非常に難易度が高い試験となっています。
では大学生はどれくらい合格しているのでしょうか?
2023年職業別合格者
職業別の合格者をみると、学生が867名と最も大きく56%を占めます。
学生のほぼすべてが大学生であると考えられます(公認会計士試験は高校生・中学生でも受験できるが、合格者数はかなり少ない)。
そのため、大学生こそ合格しやすい試験といえるでしょう。
公認会計士の試験勉強に集中できる大学生の合格難易度が低い試験といえます。
公認会計士の大学別の合格者数とは?
公認会計士の資格を受験する際に「大学によって合格者数は異なるの?」と疑問に思う人もいるはずです。公認会計士は難易度が高い資格ですが、大学によって合格者数は異なります。
以下の大学は2023年の合格者数です。
ランキング | 大学名 | 合格者数 |
第1位 | 慶応義塾大学 | 165名 |
第2位 | 早稲田大学 | 128名 |
第3位 | 明治大学 | 101名 |
第4位 | 東京大学 | 56名 |
第4位 | 同志社大学 | 56名 |
第6位 | 中央大学 | 55名 |
第7位 | 京都大学 | 50名 |
第8位 | 神戸大学 | 44名 |
第9位 | 一橋大学 | 38名 |
第9位 | 法政大学 | 38名 |
第9位 | 立命館大学 | 38名 |
この中で合格者数が多い大学について内容を紹介しましょう。
慶應義塾大学
公認会計士の合格者数が最も多い大学は、慶應義塾大学になります。公認会計士の合格者数は以下のようになっています。
・令和元年度183名
・令和2年度169名
・令和3年度178名
・令和4年度187名
慶應義塾大学の場合、毎年150名以上が合格しています。
慶應義塾大学の場合、1980年に商学部内に会計研究室を設置し、公認会計士の試験対策を徹底サポートしているのが特徴です。
他の大学と異なって同窓会組織として「公認会計士三田会」もあるなど、効果的な学習を生徒が行えるように、サポート体制が整っているため、毎年多くの合格者を輩出できていると言えるでしょう。
早稲田大学
早稲田大学も公認会計士の合格者が多いです。年数別では以下のような数字を記録しています。
・令和元年度105名
・令和2年度98名
・令和3年度126名
・令和4年度109名
毎年ほぼ100名以上、もしくは近い合格者数が出ているため、慶應義塾に続いて優秀だと言えるでしょう。
これほどの公認会計士の合格者が出ているのは、早稲田大学自体も生徒のためにサポートしており、例えばWUCPAがあります。
早稲田大学公認会計士講座という名前であり、会計について基礎から応用まで幅広く学習できます。
独学ではなくて、自分の必要に応じて学習できる環境があるため、難易度が高くても試験を突破できているのかもしれません。
明治大学
明治大学も公認会計士の合格者数は多く、毎年50名以上が試験を突破しています。以下のような合格者数です。
・令和元年度81名
・令和2年度60名
・令和3年度72名
・令和4年度86名
明治大学は100名以上の年はなくても、毎年変わらない人数が合格しているため、十分優秀な数字と言えます。
明治大学も上記2つの大学と同じく公認会計士目指す在学生に向けて学内スクールや講座を開講して、効率的な学習を行えるようにサポートしています。
また、在学中に公認会計士の試験に合格できれば、報奨金や奨励金も得られる制度も設置し、モチベーションを高めるようにも取り組んでいるようです。
このようなやり方から合格者数が毎年多く輩出されているのかもしれません。
大学別の合格者数から分かること
大学別でそれぞれの合格者数について考えると、難易度が高いと言われている公認会計士の試験も突破できる気持ちが出てくるはずです。
学部別では経済学部や商学部の合格割合が多いですが、法学部や理数系学部の合格者も多いので、専攻による有利不利はありません。
ただ試験の合格率は10%を切るケースが多いので、難易度は高いです。
なぜ、上記の大学は合格者数が多いのか、その理由は次の通りです。
- 大学の支援体制が整っている。
- 学歴が高い
大学の支援体制が整っている
上位の大学は、どれもサポート体制を整えているのがポイントです。
公認会計士試験のための講座や研究室、スクールなどを学校側が提供していることで、在学生は基礎や応用を効率的に勉強できます。
公認会計士の試験は短答式と論文式試験に分かれていますが、科目も多く範囲がとても広いので、かなりの勉強時間が必要です。
さらに、応用や専門的な内容になると独学では分からない部分も出てきて、効率性が低下する可能性もあります。その点、大学側で勉強できる強みがあると学習スピードも上がるため合格者が多く輩出されていると言えます。
学歴が高い
公認会計士の合格者が多い大学は、どれも学歴が高いです。
公認会計士は特に受験資格はなく、誰でも挑戦できますが、内容は専門的で難しく、かなり勉強しなくてはいけません。
合格するためには3,000時間以上必要と言われており、毎日3〜7時間と長時間勉強しなくてはいけないため、簡単とは言えないでしょう。
そのため、公認会計士の試験に合格するためには、学習する型や勉強方法を知っているのがポイントになります。
上記で紹介した大学はどれも学力が必要であり、人気があるため入学するためには相応の試験対策をしてきた生徒が多いはずです。
つまり、在学生はすでに勉強の型やスケジュール方法、また集中力を持っているため、
公認会計士の試験学習も効率的に、そして継続的に行える方が多いはずです。学力の高い大学に在籍している生徒は、学習管理の基礎ができているため合格者数に表れていると言えます。
難易度の高い公認会計士試験に合格するためにできること
大学別に見ると、公認会計士試験の合格者数も異なります。
ただ、それぞれの大学に行って必ず合格できるわけではなく、最終的には効率の良い学習と自分のスケジュール管理がポイントです。
自分が在籍している大学にサポート体制などが無くても、試験を突破するためにできることはあります。以下のポイントについて押さえておきましょう。
自分の学習スケジュールを作成する
公認会計士の難易度の高い試験に合格するために、まずはスケジュールの作成を行う必要があります。
上記でも紹介しましたが、公認会計士の試験は3,000時間以上という学習時間が必要です。
そのため、自分がどれほどの学習時間を確保できるのか、まずはチェックしておくべきです。
大体2〜3年かけて合格できるようにスケジュールを取るので、在学中での合格を考えるなら大学1〜2年の間に勉強を始める必要があります。
そして、毎日継続できるように学習時間は無理なく集中できるようにスケジュールを組みましょう。
人によって集中して長時間できる人もいれば、短時間でコツコツ学習したい方もいるはずです。
自分のペースを持続するため1週間単位での学習時間を決めて進めていきましょう。
予備校に通う
公認会計士の試験に合格するためには、独学だけでは厳しいです。
応用や専門的な学習は効率よく行う必要があるので、予備校に通いながら自習も並行して勉強するのがおすすめです。予
備校にもいろいろありますが、有名なところであればCPA会計学院やLECなどがあります。
どちらも公認会計士試験に向けての教材やフォロー体制、また毎年多数の合格者数を出しているため、提供サービスについては期待できます。
また、どちらもデジタルによるオンラインで講座の視聴ができるため、在宅で学習も可能です。本気で合格したいなら予備校に通うことを検討してください。
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大学別による公認会計士のまとめ
大学別で公認会計士の試験合格者数は異なりますが、結局は自分の勉強時間や学習スケジュールがポイントになります。
もし、大学側でサポート体制がなくても、予備校に通うなら必要な支援を得られるため、ぜひ考慮してみてください。
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
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