公認会計士って高給取りだとよく聞くんだけど。
将来、年収3,000万円は達成できるの?
公認会計士は、会計のプロフェッショナルで知識人というイメージがありますよね。
そんな公認会計士は、どれほどの収入があるのか気になりませんか?
年収3000万円に到達できる職業はかなり少ないですが、公認会計士は達成できるのでしょうか。
私は年間300人の学生に簿記を教える大学教員です。
この記事では、公認会計士はいくら稼ぐことができるのか、年収3000万円を達成することはできるのかを徹底解説します。
記事の執筆者
・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
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CPA会計学院について詳しく知りたい人は以下の記事を参照にして下さい。
また、CPA会計学院を含むおすすめの公認会計士資格スクールは以下の記事で紹介していますので、併せてご覧下さい。
公認会計士の平均年収はいくらぐらいなの?
厚生労働省による2022年の調査によると、公認会計士の平均年収は746.6万円です。
しかし、この金額は税理士のデータも含まれるため、公認会計士は上記の金額を上回り年収3000万円を稼ぐ公認会計士も珍しくありません。
一般的に、年収3,000万円に到達している公認会計士は監査法人のパートナー、投資銀行、個人会計事務所の社長などの地位に就いてる人が多いです。
年収3000万円の公認会計士の金銭事情
年収3000万円を稼いでいる公認会計士は、どのようなライフスタイルを過ごしているのでしょうか?
お金があれば好きなものを購入できます、投資にお金を回すこともでき、貯蓄も増えるので老後も安心です。
年収3000万円の公認会計士の金銭事情を一部紹介します。
高級住宅や高級マンションでリッチな生活
年収3000万円稼ぐ公認会計士は、都心部にある高級住宅や高級マンションでの生活をステイタスとして選ぶでしょう。
洗練された快適な住環境や満足する共用施設を楽しむこともできます。
年収3000万円レベルのリッチな生活を過ごすのも、自分の価値が上がったようで気分がいいものです。
趣味にお金を使う
高給取りの公認会計士は、自分の趣味にお金をかけることができます。
ゴルフやスキー、海外旅行、高級外車のベンツやBMW、ポルシェなどを購入することも趣味として、楽しむこともできるはずです。
自分のステイタスを思う存分に表現できるでしょう。
資産運用
年収3000万円の公認会計士は、資産運用にも稼いだお金で投資することができます。
株式投資や不動産投資、投資信託などさまざま運用手法を用いて資産を増やすことが可能になるでしょう。
また、公認会計士はお金のプロフェッショナルでもあるため、効率的に資産運用を実施できるでしょう。
投資をしていることを忘れるくらいに、気長に続けていくことがコツです。
知らずに貯蓄が貯まっている場合もあるので、さらなる豊かさを追求して下さい。
年収3000万円を得る公認会計士に必要なスキルとは?
年収3000万円を得る公認会計士になるためには、次のスキルが必要とされてます。
必要なスキル | 詳細 |
専門知識 | 国際会計基準、税法、企業の業界・業務に関連する理解 |
コミュニケーション能力 | クライアント、上司、同僚との良好なコミュニケーション |
リーダーシップ | チームを率いる統率力、部下を育成する力 |
英語力 | 国際的なビジネスにおいて必然なスキル |
そもそも公認会計士になるためには、公認会計士試験に合格し、その後の実務補習をクリアする必要があります。
公認会計士試験は超難関資格になるので、計画的に学習を進める必要があります。
なお、公認会計士の合格者の多くは大学生から勉強をしている学生です。
合格には時間がかかるため、大学卒業後、浪人して試験合格を目指す人も多いです。
また、中には企業で働きながら勉強をする猛者もいます。
年収3000万円を得る公認会計士のキャリアパスへの道
年収3000万円を得る公認会計士のキャリアパスへの道は、次のような職種の方々になります。
職種 | 概要 |
監査法人 | 監査法人での経験がキャリアの基底、幅広い業界知識と実績を積み、パートナーになる |
投資銀行・証券会社 | 財務アドバイザーやM&Aアドバイザーとして活躍し、高い収入が得られる |
経営コンサルタント | 企業の経営戦略・財務戦略を支援、高い年収が得られる |
個人会計事務所の社長 | 監査や税務の仕事を自ら受注し、チームで業務に携わる |
多くの公認会計士はまず監査法人で働き、実務補習を受けることが多いです。
必要要件を満たし、公認会計士協会に名簿登録した後は、キャリアが分かれます。
監査法人で働きながら出世をし、パートナーになれば年収3,000万円の道も見えてくるでしょう。
専門知識を活かして投資銀行・証券会社勤務、経営コンサルタントになり高い年収を獲得する会計士も多いです。
また、監査法人でのコネクションを活かして個人会計事務所を設立する人も多いです。
年収3000万円を得る公認会計士に必要な資格とは?
公認会計士の国家資格はもちろん最重要ですが、年収3000万円を目指すのであれば以下の資格・学位を取得するのも良いでしょう。
- 税理士
- MBA(経営学修士)
税理士
税理士は、税務全般の専門家としてのスキルを証明する資格です。
税理士としての知識と経験は、大いに高年収を望めることでしょう。
税理士の主な仕事は、個人や企業などの納税者の税金の申告・申請・不服申立てをする「税務代理」、税務署に提出する書類の作成をする「税務署類の作成」、税金に関しての相談に応じる「税務相談」などがあります。
MBA
経営学修士(MBA)は、経営戦略やマーケティングやリーダーシップなど、ビジネスに必要なスキルを身につけたことを示す学位です。
MBAを取得することで、企業の経営陣にアピールできる強みがあります。
MBAとは、経営学修士号、または経営管理修士号と呼ばれる学位であり、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。
年収3000万円の公認会計士は辛い?
年収3000万円の高額を稼ぐのですから、公認会計士にも人知れず悩みがあります。
年収3000万円を達成した時に、やはり苦しかったとならないためにも、入念に下調べをしておきましょう。
- 高給ゆえのハードなスケジュール
- 人間関係の難しさ
ハードなスケジュール
多忙な公認会計士の仕事量に日々を追われては、過度なストレスが溜まる一方で、メンタルの状態も悪化する傾向にあります。
さらに、顧客対応やチームマネジメントに加えて、勉学やスキルアップも求められてプライベートの時間を削減しなくてはいけません。
健康こそが年収アップにも繋がるので、心身ともにリフレッシュすることを心がけて下さい。
人間関係
高い地位にいると、同僚や部下からの妬み、嫉み、期待が生じることがありがちです。
人間関係を良好にするには至難の業ですけど、ビジネスとして割り切ることも時には不可欠かもしれません。
また、部下への指導やフォローも大切で、部下の成長をサポートすることがリーダーとしての役目です。
公私のバランスを保ちつつ、同僚や部下との親睦も深めると職場の雰囲気が良くなり、チームの生産性も向上することに結びつきます。
年収3000万円を目標とするには転職して成功が近道
多くの新人会計士が務める監査法人で年収3000万円以上を狙えるパートナーになれるのは、およそ10~15%です。
厳しい出世競争で生き抜く必要があります。
公認会計士で年収3000万円を目指すには、転職も視野に入れて行動する必要があります。
年収3000万円を目指して転職する際の注意点をまとめておきます。
- 転職市場の動向をチェックする
- ネットワークを活用する
- 転職エージェントを活用する
転職市場の動向をチェックする
公認会計士の転職市場の動向は、日本経済状況はもちろんのこと、新たな会計基準や新制度の導入などの会計の環境の変化、さらには公認会計士試験の合格者状況などにも影響を受けて変動します。
年収3000万円の公認会計士に求められるスキルや求人の動向を、常に把握することが不可欠です。
自分の市場価値を知り、新たな転職活動に踏みきって下さい。
ネットワークを活用する
会計業界や職種に精通した顔がきく人脈や、公認会計士同士とのネットワークを大いに活用しましょう。
相手との信頼関係は転職や独立で大いに役立つでしょう。
有益情報やアドバイスを得られるだけでなくて、紹介や推薦を受けることがあるかもしれません。
転職エージェントを活用する
年収3000万円の公認会計士向けの求人が、掲載されている転職エージェントを大いに活用しましょう。
転職エージェントは企業の内部に精通しており、利用することで情報の提供を受けられるため、自分のキャリアにピッタリな転職先と出会えるはずです。
紹介を受けられる求人は非公開のものが多く、転職サイトの利用だけでは知ることができない高待遇の求人の紹介もあり得るかもしれません。
公認会計士で年収3000万円を目指すなら転職エージェントがおすすめ
公認会計士として年収3000万円を志して、転職を考えている方も多いはずです。
理想の転職を実現するためには、公認会計士特化型の転職エージェントが最も有効的でしょう。
ここでは、多数の転職エージェントの中から2社をご紹介します。
MS-JAPAN
「MS-JAPAN」は、公認会計士をはじめ管理部門・士業に特化した転職エージェントです。
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まとめ
ここまで、公認会計士として年収3000万円を達成するための方法について説明しました。
並大抵の努力では年収3000万円も稼げるわけではなく、自分のキャリアを徐々にレベルアップさせる必要があります。
企業やクライアントに対して誠実さを忘れずに、会計のプロフェッショナルを目指して日々の仕事に精進することが、年収3000万円への近道ですね。
公認会計士試験に効率的に合格したい方はスクールを利用しましょう。
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公認会計士合格者の2人に1人がCPA会計学院出身です。
2023年の合格者数786人、合格者占有率は50.9%と脅威の合格実績を誇るCPA会計学院。
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