
簿記が楽しい・面白いっていう人もいるけど、なんでそう思えるの?
簿記の勉強を始めたけど、全然面白くない…。
このまま続けても楽しくなる気がしない…
そう感じているあなたへ。
年間300人以上の大学生に簿記を教えている私の経験では、簿記が好きな学生のほとんどが「最初はつまらなかった」と口を揃えます。
でも、ある瞬間を境に「簿記って面白い!」に変わるんです。
実際、私の授業で簿記が楽しいと感じている学生は、簿記2級以上の資格を取得しています。
この記事では、私のこれまでの教員経験と、簿記を楽しんでいる学生たちの声をもとに、簿記が楽しい・面白い理由と、つまらないと感じる状態から抜け出す方法をお伝えします。
簿記がつまらないと感じる3つの理由
簿記が楽しい・面白いと感じる5つの理由
簿記が楽しくなる具体的な瞬間
記事の執筆者

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。
・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。
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【まず知ってほしい】簿記がつまらないと感じる3つの理由
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簿記の勉強を始めたばかりの方や、簿記検定の勉強で挫折しそうな方の多くが「簿記はつまらない」と感じています。
しかし、これは決してあなたのせいではありません。
簿記がつまらないと感じるのには、明確な理由があります。
まずはその理由を理解することで、「つまらない」から「楽しい」への道筋が見えてきます。
簿記がつまらない理由①:専門用語の壁で挫折しやすい
「貸借対照表」「損益計算書」「仕訳」「勘定科目」…
簿記を学び始めると、聞いたこともない専門用語のオンパレードです。
特に「借方」「貸方」という概念は、多くの初心者が最初につまずくポイント。
「お金を借りたのに貸方?」という混乱は、誰もが通る道です。
さらに、「備品減価償却累計額」のような長い勘定科目を見た瞬間、「もう無理…」と思ってしまう方も少なくありません。
簿記がつまらない理由②:実務との繋がりが見えない
「なぜこんな仕訳を切る必要があるの?」
「これが実際の仕事でどう役立つの?」
テキストの練習問題を解いているだけでは、簿記が実社会でどう使われているのかイメージしにくいものです。
目的が見えないまま勉強を続けるのは、誰だってつらいですよね。
私の授業でも、「簿記って何の役に立つんですか?」という質問をよく受けます。
しかし、一度実務との繋がりが見えると、学生の目の色が変わります。
簿記がつまらない理由③:基礎が固まる前に諦めてしまう
簿記が楽しいと感じられるようになるには、ある程度の基礎知識が必要です。
しかし、多くの方がその「ある程度」に到達する前に「自分には向いていない」と諦めてしまいます。
経験上、簿記が好きな人は簿記ができる人が多く、簿記2級以上の資格を取得しています。
つまり、簿記3級レベルの基礎を固めて、さらに少し先に進むことで、簿記の本当の面白さが見えてくるのです。
💡 ここがポイント!
簿記がつまらないと感じるのは、あなたの能力の問題ではありません。
基礎知識がまだ固まっていないだけです。
これから紹介する「簿記が楽しい5つの理由」を知れば、簿記に対する見方が180度変わるはずです。
簿記が楽しい・面白い理由5選

簿記ってなんか難しそうっていうイメージを持っている人も多いですよね。
でもそんなことはありません。
簿記には難しい数式は必要ないし、知ると世の中の仕組みもわかって良いことだらけです。
簿記は学べば学ぶほど楽しさがわかってきます。
簿記が楽しい・面白い理由は以下の通りです。
- 好きな企業の儲けの仕組みがわかる
- 経済ニュースがよく理解できる
- 数学が苦手でも続ければ理解できる
- 電卓を使って計算するのが楽しい
- 貸借金額が一致すると、パズルのピースが全てハマったような快感を覚える
簿記が楽しい・面白い理由①儲けの仕組みがわかる
簿記が理解できると、実際の企業を分析して儲けの仕組みがわかるようになります。
次のメルカリの財務諸表を見てみて下さい。
メルカリの財務諸表(2021年6月期)

貸借対照表については以下の記事をご覧下さい。
損益計算書については以下の記事をご覧下さい。
簿記を勉強すると、次のようなことがわかります。
- 現金が多いが、その他流動負債も多い
- 売上原価が低く、販管費が多い
これらを詳しく見ていくと、現金が多い理由は「預り金」にあることがわかります。
メルカリは出品者の売上を一時的に預かっています。
そのため、現金が企業内に溜まりやすく資金面で有利な立場をとることができ、長期借入金はほとんどありません。

販管費が多い理由は「広告宣伝費」にあります。
メルカリのテレビCMやネットCMを見たこともある人多いのではないでしょうか?
メルカリは取引量を増やすことで収益が発生する仕組みのため、広告を打ってユーザー獲得を狙っています。
下の図はメルカリの広告宣伝費の推移を示していますが、金額が大きく増加していることがわかります。
2021年6月期は約315億円で、販管費の約半分を広告宣伝費が占めています。
メルカリの広告宣伝費の推移

簿記が楽しい・面白い理由②経済ニュースがわかる

簿記がわかると、経済ニュースの理解度も高まります。
皆さんは収益と利益の違いはわかりますか?
意外とこれらは同じ意味として理解している社会人も多いです。
しかし、簿記がわかればこれらの意味は明確に説明できます。
簿記の知識で理解できる経済ニュースの例
例①:内部留保に関するニュース
企業の内部留保が増えているといったニュースを聞いたことがある人もいるかもしれません。
少し前までは内部留保に税金を課そうといった議論もありました。
この「内部留保」とは会計用語なんですね。
内部留保とは企業内に蓄えられているこれまでの利益の総額である利益剰余金を意味します。
簿記を勉強していない人には難しい専門用語だと思いますが、これは簿記3級の範囲で学習する用語です。
例②:減損損失に関するニュース
「〇〇社が△△事業で減損損失100億円を計上」
このようなニュースを見た時、簿記の知識がないと:
「減損損失?何か損をしたのかな?」
という印象になってしまうかもしれません。
しかし、簿記の知識があると:
「固定資産の価値が下がったから、その分を損失計上したんだな」
「特別損失だから一過性のものだろう」
「来期以降の業績には影響しないかもしれない」
という深い理解ができます。
例③:のれんに関するニュース
「A社がB社を買収し、のれん500億円を計上」
簿記の知識があると:
「買収額が純資産より500億円高かったんだな」
「今後ののれんの償却や減損が業績に影響しそうだ」
という分析ができます。
簿記をかじっておくだけで、経済ニュースをより深く理解できるようになります。
簿記が楽しい・面白い理由③数学が苦手でも理解できる

簿記は難しい数式とか使いそうといったイメージを持っている人も多いと思います。
実際には四則計算(+、ー、×、÷)がわかれば問題ありません。
また電卓を使って計算するので、暗算などをする必要もなく数学が苦手な人でも楽しく勉強ができます。
むしろ暗記などが得意な人の方が向いているともいえます。
簿記はどちらかというと英語の勉強に似ているので、コツコツ勉強できる人にとって有利な科目といえます。
簿記で使う計算の例
- 売上の合計:1,000円 + 2,000円 + 3,000円 = 6,000円
- 原価の計算:売上 6,000円 × 原価率 60% = 3,600円
- 利益の計算:売上 6,000円 – 原価 3,600円 = 2,400円
見てください。小学生レベルの計算ですよね?
複雑な数式や微積分は一切出てきません。
💡 ここがポイント!
簿記は「数学」ではなく「言語」に近いです。
英語を学ぶように、簿記という「ビジネスの言語」を学ぶイメージです。
簿記が楽しい・面白い理由④電卓を使って計算するのが楽しい

簿記は電卓を使って問題を解いていきます。
電卓を使うのに慣れてくると、早く打って計算をすることができるようになります。
また普通の人が知らないような電卓の機能も使えるようになります。
電卓を使ってスラスラ問題が解けるようになると、かなり楽しいですよ。
電卓の便利機能
- GT機能:累計を自動計算
- メモリー機能:数値を一時保存
- 四捨五入機能:自動で端数処理
これらの機能を使いこなせると、計算スピードが格段に上がります。
「カチャカチャカチャ…」と電卓を叩く音が心地よいという学生も多いです。
まるでピアニストが鍵盤を弾くように、電卓を操れるようになると、それ自体が楽しくなってきます。
重要:簿記学習には電卓が必須!
試験前にいきなり電卓を使うのではなく、普段の勉強で使いましょう。
そうしないと試験本番で電卓が思うように使えません。
簿記が楽しい・面白い理由⑤貸借金額が一致すると、パズルを解いたような感覚に

簿記はパズルのような楽しさ・面白さがあります。
簿記は左側の金額と右側の金額が一致するのですが、計算が正確にできていないと一致しません。
そのため、全ての取引が正確に計算できていれば金額が一致し、まるでパズルのピースが全てハマったような快感を覚えます。
このような感覚や達成感を味わえることが、簿記の楽しみの1つです。
試算表が一致した時の爽快感
簿記の試験や練習問題では、試算表や精算表を作成する問題がよく出題されます。
これらは、複数の取引の仕訳をすべて集計して、最終的に:
- 借方合計 = 貸方合計
が一致するかを確認するものです。
最初は全然一致しません。
「あれ?100円合わない…」
「どこで間違えたんだろう…」
何度も仕訳を見直し、電卓を叩き直す。
そして、ようやく…
「一致した!!!」
この瞬間の達成感は、ゲームのボスを倒した時のような快感です。
間違い探しのワクワク感
試算表が合わない時、その原因を探すのも実は楽しいんです。
- 仕訳の金額を間違えたか?
- 借方・貸方を逆にしたか?
- 転記ミスをしたか?
まるで謎解きゲームのように、一つ一つ可能性を潰していきます。
そして原因が見つかった時の「あ!ここか!」という瞬間。
これがクセになるんです。
💡 ここがポイント!
簿記は「正解が明確」だからこそ面白い。
曖昧な答えではなく、「一致する」「しない」がハッキリしている。
だからこそ、一致した時の達成感が大きいのです。
簿記が楽しくなる具体的な5つの瞬間

簿記が「つまらない」から「楽しい」に変わる瞬間は、人それぞれです。
しかし、多くの学生が「この瞬間に簿記が好きになった!」と語る共通の瞬間があります。
ここでは、私の授業で学生たちが実際に体験した「楽しくなる瞬間」を5つ紹介します。
【瞬間①】初めて試算表の借方・貸方が一致した時
学生Aさんの体験談
「簿記3級の試算表の問題、最初は何度やっても合わなくて。
でも、ある日突然、一発で借方・貸方が一致したんです。
あの時の『やった!』って感覚、今でも覚えてます。
それからは簿記が楽しくなりました。」
試算表が一致する瞬間は、簿記の楽しさに目覚める第一歩です。
この瞬間を一度でも経験すると、「もっと難しい問題に挑戦したい!」という気持ちになります。
【瞬間②】決算整理仕訳の意味が腹落ちした時
簿記3級で最初の大きな壁が「決算整理仕訳」です。
- 減価償却
- 貸倒引当金
- 前払費用・未払費用
これらの意味がわからず、丸暗記していた方も多いはず。
しかし、ある時「あ、これって企業が正確な利益を計算するためなんだ!」と腹落ちする瞬間があります。
学生Bさんの体験談
「減価償却って、最初は意味不明でした。
でも、先生が『建物は長く使えるから、費用も何年かに分けるんだよ』って説明してくれて。
そしたら急に全部つながって、面白くなりました。」
この「つながる瞬間」が、簿記の本質的な面白さです。
【瞬間③】ニュースの専門用語が理解できた時
学生Cさんの体験談
「ニュースで『○○社が減損損失を計上』って言ってて。
前は『へー』で終わってたけど、簿記を勉強したら
『固定資産の価値が下がったのか。特別損失だから一時的だな』って
自分で分析できるようになって。すごく嬉しかったです。」
経済ニュースが理解できるようになると、世の中の見え方が変わります。
これは簿記を学んだ人だけが得られる特権です。
【瞬間④】好きな企業の決算書を分析できた時
学生Dさんの体験談
「任天堂の大ファンなんですけど、決算書を見て
『スイッチの売上がこんなに多いんだ!』
『でも営業利益率は○○%だから、実は…』って
自分で分析できた時、簿記を勉強してよかったって思いました。」
好きな企業の「内情」が数字で見えるようになる。
これは、ファンにとって最高に楽しい体験です。
【瞬間⑤】電卓を見ずに打てるようになった時
地味ですが、これも大きな達成感です。
学生Eさんの体験談
「最初は電卓を見ながらゆっくり打ってたんですけど、
練習してたら、いつの間にか見なくても打てるように。
周りから『すごい!』って言われて、ちょっと優越感(笑)」
電卓を使いこなせるようになると、簿記の問題を解くスピードが格段に上がります。
そして、スピードが上がると、試験も余裕を持って解けるようになり、さらに楽しくなる好循環が生まれます。
💡 「楽しくなる瞬間」はいつ訪れる?
これらの瞬間は、簿記の基礎をしっかり固めた人に訪れます。
まずは簿記3級の内容を理解することが、楽しさへの第一歩です。
【豆知識】簿記は600年続く世界共通言語

ここで、簿記の歴史について少しお話しします。
実は、簿記は600年以上も前から使われているんです。
これを知ると、簿記がいかに普遍的で重要なものかがわかります。
ルネサンス期のイタリアが起源

私たちが今学んでいる複式簿記は、14〜15世紀のルネサンス期にイタリアのヴェネツィア商人によって考案されたと言われています。
当時、ヴェネツィアは貿易で栄えた都市国家。
商人たちは複雑な取引を正確に記録するために、借方・貸方の考え方を生み出しました。
600年前の発明が、今も世界中で使われている。
これってすごいことですよね。
福沢諭吉が日本に普及させた
日本で複式簿記を普及させたのは、1万円札でお馴染みの福沢諭吉です。
福沢諭吉は「帳合之法(ちょうあいのほう)」という書籍で、アメリカの簿記のテキストを翻訳し、日本に簿記を広めました。
明治時代の日本が近代化する上で、簿記は欠かせない知識だったのです。
簿記は世界共通の言語
現在、簿記は世界中のビジネスで使われている共通言語です。
- 日本企業も
- アメリカ企業も
- ヨーロッパ企業も
すべて同じ複式簿記の考え方で財務諸表を作成しています(細かいルールは国によって異なりますが)。
つまり、簿記を学ぶことは、世界中のビジネスパーソンと共通の言語を話せるようになること。
英語だけでなく、簿記も「グローバルスタンダード」なんです。
💡 600年続いているものには価値がある
長く使われているものには、それだけの価値・意味があります。
あなたが今勉強している簿記は、600年の歴史に裏打ちされた、世界標準の知識なのです。
家計簿を財務諸表で作ってみよう【実践編】

「簿記って企業のものでしょ?」
そう思っている方も多いかもしれません。
でも実は、家計も財務諸表で表現できるんです。
これをやってみると、BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)の意味が驚くほど理解できます。
家計のBS・PLを作る手順
家計の損益計算書(PL)
企業のPLと同じように、家計のPLも作れます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 収益(年収) | 500万円 |
| 給料 | 450万円 |
| 副業収入 | 50万円 |
| 費用(支出) | 400万円 |
| 食費 | 100万円 |
| 家賃 | 120万円 |
| 光熱費 | 30万円 |
| 通信費 | 20万円 |
| 娯楽費 | 50万円 |
| その他 | 80万円 |
| 当期純利益(貯蓄額) | 100万円 |
企業の「売上」が家計の「年収」、
企業の「当期純利益」が家計の「貯蓄額」です。
家計の貸借対照表(BS)
| 資産 | 金額 | 負債・純資産 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 資産の部 | 負債の部 | ||
| 現金・預金 | 500万円 | 住宅ローン | 2,000万円 |
| 株式・投資信託 | 300万円 | 自動車ローン | 100万円 |
| 自動車 | 150万円 | 負債合計 | 2,100万円 |
| 住宅 | 3,000万円 | 純資産の部 | |
| 純資産(貯蓄累計) | 1,850万円 | ||
| 資産合計 | 3,950万円 | 負債・純資産合計 | 3,950万円 |
企業の「資本金」や「利益剰余金」が、家計では「純資産(これまでの貯蓄累計)」になります。
貯金=内部留保の考え方
企業が利益を出すと、その利益は「利益剰余金(内部留保)」として貸借対照表に積み上がります。
家計も同じ。
毎年の「貯蓄額(当期純利益)」が、「純資産」に積み上がっていきます。
今年の貯蓄額100万円が、BSの純資産に加わる
これが、PLとBSの「つながり」です。
💡 実践してみよう!
自分の家計を簡単でいいので、BS・PLで表現してみてください。
「収入と支出」だけでなく、「資産と負債のバランス」が見えてくるはずです。
これが理解できれば、企業の財務諸表も簡単に理解できるようになります。
簿記を勉強すれば仕事も楽しくなる
簿記は企業の言語とも呼ばれていて、会社で多くの人に役立つスキルです。
簿記を学んでおけば、仕事上でも便利ですし、仕事も楽しくなります。
どのような場面で仕事が楽しくなるのか紹介します。
①会議での会話が理解でき、話についていける
②上司との会話がはずむ
③取引や新規事業で話についていける
会議で話についていける

経営意思決定の重要な会議に出席した際、専門的な会計用語がたくさんでてきます。
意思決定を行うためには会社の収益が費用に見合うかなどを検討するため、難しい話になりがちです。
簿記を学習しておくと会計用語の意味が正確に理解できるので、財務数値が会議で登場したときも話を理解できます。
急に意見を求められたときにも困りませんし、内容を理解できるため会社の内情も知れて楽しいと感じられるでしょう。
会議でよく出る簿記用語
- 「この案件はトップラインに影響するか?」
→ 売上(損益計算書の一番上)に影響するか? - 「BSにヒットするのか、PLにヒットするのか?」
→ 資産計上するのか、費用計上するのか? - 「営業外で処理しましょう」
→ 本業以外の収益・費用として計上しましょう
これらの用語が理解できるだけで、会議の内容が驚くほどクリアに理解できます。
会議に出席して会話についていければ、経営上層部から「君はわかっているねー」と褒められることもあるでしょう。
そうすれば会社内の評価は上がるし、何よりも働くモチベーションにもつながります。
上司との会話についていける
部長など自身の上司は事業部の責任を負っており、その責任の多くは会社の利益に対するものです。
中間管理職であるため、上層部と部下との間に板挟みにされ、かなりのストレスを抱えています。
上司は常に会社の利益を頭の片隅で考えており、会計的思考で部下とのコミュニケーションをしています。
しかし、会計知識がない部下は上司とのコミュニケーションがうまくできず、わかったふりをしていても見透かされます。
会計知識を身につけておけば上司と同じ視点で仕事に取り組むことができます。
また、上司と円滑にコミュニケーションをとることができるでしょう。
上司が負う責任の重さも数値的に理解できるので、上司と共感できれば仲間意識が芽生え、高い信頼を得られるでしょう。
上司との関係が上手に構築できれば、仕事もより楽しく感じられるでしょう。
取引や新規事業で話についていける

仕事を経験していると、新しい取引や新規事業の話が舞い込んでくるかもしれません。
新規事業の立ち上げでは会計的な視点での検討が重要になってきます。
例えば、新規事業でどれくらいの収益が得られるのか、どれくらいの費用が発生するのか。
その結果、利益はどれくらいが見込まれるのかなどです。
会計知識がないと表面的な理解しかできず、プロジェクト・メンバーとの意思疎通が難しくなるでしょう。
逆に会計知識が豊富で収支計算に貢献できれば、仲間からの信頼も集められ、感謝もされるでしょう。
新規事業でよく検討される項目
- 初期投資額はいくらか?(設備投資、人件費など)
- 損益分岐点売上高はいくらか?
- 投資回収期間は何年か?
- キャッシュフローは黒字化するか?
これらの質問に答えられるだけで、プロジェクトの中心メンバーとして認められます。
頼りにされたり、会社への貢献を感じられるため仕事の充実感も増し、楽しいと思える機会が増えてきますね。
簿記を勉強すれば大きなメリットが得られる

簿記を勉強して、簿記ができるようになると次のようなメリットを得られます。
①就職・転職に有利
②昇給・出世に役立つ
③どんな職業でも幅広く知識が生かせる
④受験に役立つ
⑤将来の独立に役立つ
⑥国家資格を取得すれば高給が約束される
⑦日常生活に役立つ
簿記を勉強して損することはないので、是非この機会に勉強を始めてみるのはいかがでしょうか。
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簿記がつまらないと思う人は、簿記の基礎がまだ固まっていないかも
簿記なんて全然楽しくない、そんな人もいると思います。
私の経験上、簿記が楽しくないという人の中にはまだ基礎が固まっておらず楽しめるところまで学習ができていないという人も少なくないです。
初心者が簿記学習でつまずくポイントは以下の通りです。
①会計専門用語(勘定科目)を正確に覚えていない
②簿記の8要素と借方・貸方の記帳(基礎文法)を理解していない
③問題演習が足りていない
簿記が楽しい・面白い理由|まとめ
- 好きな企業の儲けの仕組みがわかる
- 経済ニュースがよく理解できる
- 数学が苦手でも続ければ理解できる
- 電卓を使って計算するのが楽しい
- 貸借金額が一致すると、パズルのピースが全てハマったような快感を覚える
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【よくある質問(FAQ)】
Q1. 簿記が楽しいと感じるのはどんな時ですか?
A. 試算表の借方・貸方が一致した時、経済ニュースが理解できるようになった時、好きな企業の財務分析ができるようになった時などです。特に、自分で企業の財務諸表を読み解けるようになると、世の中の見え方が変わって楽しくなります。
Q2. 簿記がつまらないと感じるのはなぜですか?
A. 簿記の基礎が固まっていない、実務との繋がりが見えない、専門用語に圧倒されているなどの理由があります。これは決してあなたの能力の問題ではなく、まだ簿記の本当の面白さに気づいていないだけです。
Q3. 簿記を楽しく勉強する方法はありますか?
A. 好きな企業の財務諸表を分析する、経済ニュースと結びつける、家計簿を財務諸表で作ってみるなどの方法があります。また、具体的な目標設定をする、学習仲間を見つけるなども効果的です。
Q4. 簿記は数学が苦手でもできますか?
A. はい、できます。簿記で使う計算は四則演算(+、-、×、÷)のみで、複雑な数式は一切不要です。むしろ、コツコツと暗記する能力の方が重要なので、数学が苦手な方でも十分に楽しめます。
Q5. 簿記を勉強すると仕事にどう役立ちますか?
A. 会議での会話が理解できるようになる、上司とのコミュニケーションが円滑になる、新規事業の検討に参加できるなど、ビジネスシーンで幅広く活用できます。簿記は「企業の言語」なので、経営層との共通言語を持てるようになります。










