簿記はいらない、意味ない、役立たない?理由5選を現役大学教員が解説

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簿記3級

簿記資格をとってもあまり意味ないし、仕事で役立たないと聞く。

経理の仕事はAIに奪われると聞くし、簿記の学習は必要ないの?

最近、簿記や会計の勉強は必要ないといった意見も多くみられます。

実際に、AI(人口知能)の発展で経理事務員の仕事が将来なくなると指摘されています(野村総合研究所ニュースリリース)。

簿記学習をしようと思っている人にとっては、モチベーションが下がる悪いニュースですよね。

しかし、本当に簿記会計の勉強は必要ないのでしょうか?

この記事は大学で簿記会計を教えている現役大学教員が簿記は本当に意味ないのか徹底解説します。

この記事でわかること

①簿記は勉強しても意味ないのか?その理由は?

②簿記を勉強するメリットとは?

この記事の内容はyoutube動画でも解説していますので、動画で知りたい!という方は是非ご利用下さい。

記事の執筆者

会計ラボ
会計ラボ

・年間300人以上の大学生に簿記を教える大学教員。

・日本人の会計リテラシーを高めるを理念に、会計ラボを運営中。

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そうしないと試験本番で電卓が思うように使えません。

簿記検定でおすすめの電卓は以下で詳しく解説しています。

簿記や会計がいらない・意味ない理由5選

なぜ簿記は必要ないと言われるのでしょうか。

簿記会計は勉強しても意味ないといわれる理由は以下の通りです。

簿記がいらない理由

①AIに取って代わられる

②仕事で役立たない

③キャリアアップ(昇給や転職)に役立たない

④専門家に外注すれば事足りる

⑤勉強しなくても、実務で学べる

簿記が将来必要なくなるといわれている理由については以下の記事で解説しています。

①簿記や会計はAIに取って代わられる

経理や監査人の仕事は将来AIに代替される可能性が非常に高いことが、Frey and Osborn(2017)で明らかにされています。

そのため、簿記や会計は将来役立たなくなるという人が最近かなり増えています。

Frey and Osborn(2017)の論文内容を要約すると次の通りです。

Frey and Osborn(2017)の内容

米国労働省が開発したオンラインサービスO*NETの職業データを使って、自動化による影響を受けやすい職業を特定した。経理や監査人は完全に自動化される可能性が高いとされている。

特定方法:
①完全に自動化ができる業種とそうでない業種を主観的に判断、
②O*NETに収録されているデータから指標を作成(1.指先の器用さ、2.手先の器用さ、3.狭い作業空間・不自由な体勢、4.独創性、5.芸術、6.社会的洞察力、7.交渉力、8.説得力、9.手助け・世話)

出所 Frey C. B. & Osborne, M. A. 2017. The future of employment: How susceptible are jobs to computerisation? Technological Forecasting & Social Change 114: 254-280.

AIの発展によって経理の仕事がなくなるのであれば確かに簿記を勉強する意味がなくなるかもしれません。

しかしながら、簿記では複数の会計処理が認められており、実態に合わせて判断することを求められることも多くあります。

単純作業はAIができるため業務の効率化は大幅に進むと考えられますが、全ての経理業務がなくなることはありません

会計も日々進歩しており、プロフェッショナルとしての仕事が今後重要視されていくだろうと考えられます。

②仕事で役立たない

簿記や会計を勉強しても、実際に仕事で役立たないという人も多いです。

また、どのようにして仕事で知識を活かせるかわからないという人も多いです。

会計が特に重要になるのは管理職になってからだと言われます。

そのため、実際の仕事で簿記や会計に触れることのない職種の場合、特に必要性を感じない方が多いです。

③キャリアアップ(昇給や転職)に役立たない

簿記や会計がキャリアアップに役立たないと主張する人もいます。

実際に、簿記検定の資格を持っているから収入が上がるということはほとんどありません(公認会計士・税理士除く)。

しかしながら、簿記で身に付ける会計リテラシーはキャリアアップに役立ちます

会計リテラシーが高い人の話には説得力がでます。

例えば、企画書を作成してそれをプレゼンする場面を想定してください。

プレゼンに数字的な根拠が示されていなければ、どんなに優れたプレゼンでも企画は通らないでしょう。

なぜなら、会社は何かの意思決定をする上で、利益が生じるかで妥当性を判断するからです。

簿記や会計がわかることで企画の数字的な根拠を示すことができます。

④専門家に外注すれば事足りる

独立している人は、会計がわからなくても外注することで財務諸表を作成している人もいると思います。

会計がわからなくても、会計事務所や税理士事務所に外注することができるので勉強する必要がないと感じる人も多くいます。

しかしながら、会計処理や税務処理にはいろいろな方法が認められているので、専門家とも会計の話をする必要があります。

そのため、外注していたとしても会計知識を身に付けておく必要があります。

⑤勉強しなくても、実務で学べる

会計は、実際のビジネスで使われるため、実学であるといわれます。

そのため、実際に実務で使ってみて身に付けていく人が多いです。

しかし、実務で学べる範囲は限定されます。

また、実務と並行しながら学習を進めることでより効果的に簿記を勉強することができます。

簿記や会計はつまらない

簿記や会計が意味ないという人の中には、会計がつまらないと考えている人が多いです。

実際に、会計を勉強している人の多くがつまらないし、深く勉強する必要がないと考えています。

会計ラボ
会計ラボ

私も学生に、会計の研究って何の意味があるんですか?、面白いですか?とよく聞かれます。

簿記の面白さについては以下の記事で解説しているので、気になる人は是非ご覧下さい。

しかし、会計はビジネスにおいて非常に重要な役割を果たしています。

福井義高先生の『たかが会計 資本コスト、コーポレートガバナンスの新常識』には次のように記述されています。

会計という人為がルーティン化し、あたかも自然と化してはじめて、市場競争が自動安定化装置として機能する。利益を測定するシステムである会計が議論以前のルーティンワーク、つまり市場経済を背後で支える当たり前のバックグラウンドと化しているからこそ、市場競争が有効に機能するとすれば、「たかが会計」という表現は、むしろ会計への賛辞と受け取るべきだろう。

福井義高『たかが会計 資本コスト、コーポレートガバナンスの新常識』p.137

つまり、簿記や会計は存在しているのが空気のように当たり前になっていることこそが、経済発展や快適な生活を支えているんですね。

なお、私が考える会計の面白さは以下の通りです。

  • 儲けの仕組みがわかる
  • 経済ニュースが深く理解できる
  • 時代に合わせて改訂などの変化がある
  • 会計学は他分野と密接に関連していて奥が深い
  • 副業に活かせる

詳しくは以下の記事で解説しています。

簿記や会計に関連する仕事はなくなるのか?

簿記や会計がAIによって自動化されるので、必要なくなると言われています。

実際に簿記や会計に関連する仕事はなくなるのでしょうか?

確かに自動化で仕事の負担は減っていきますが、簿記や会計の仕事がなくなることはないと考えられます

なぜなら、会計処理には人間の判断見積もりが必要なことがあるためです。

グローバル・スタンダードとなっている国際財務報告基準(IFRS)では原則主義をベースにしており、経営者が自らの判断で適切な会計処理をすることが求められます。

また、新たな取引が続々と登場する実務では、どのように処理するかを考える必要もあります。

上記の理由から、経理や会計には人間が判断する部分も多いため、AIによって仕事が完全になくなるとはいえないでしょう。

簿記会計を勉強するメリットとは

簿記会計は必要ないという人もいますが、職位が高い人ほど会計の重要性を認識しています。

簿記会計を勉強するメリットは一般的に以下の通りです。

簿記ができるメリット7選

①就職・転職に有利

②昇給・出世に役立つ

③どんな職業でも幅広く知識が生かせる

④受験に役立つ

⑤将来の独立に役立つ

⑥国家資格を取得すれば高給が約束される

⑦日常生活に役立つ

詳しくは以下の記事で紹介しています。

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まずは簿記資格取得をして確かめるのが大切

簿記は本当に必要なのかと疑問に感じる人は、一度、資格取得にチャレンジしてみるのがおすすめです。

簿記を学んでみて、ビジネスで役立つのか、役立たないのかを体験してみましょう。

簿記を学ぶ人の多くが、日商簿記検定3級の資格取得を目指します。

簿記3級は合格率が約40~50%で、目安の勉強期間は3ヵ月100時間程度だといわれます。

一度、学習をしてみて、確かめてみることが大切です。

簿記3級を取得するには、簿記スクール、独学などいろいろな勉強方法があります。

簿記3級の勉強方法については以下の記事で解説していますので、あわせてご覧下さい。

簿記会計の知識を実際に役立てるための会計リテラシーを学ぶ

簿記をすでに学習して、2級レベルまで到達している人の中でも簿記は意味ないと感じる人いると思います。

そんな人は、簿記の知識を実務の中で応用する会計リテラシーが身についていないのかもしれません。

会計リテラシーを身に付ければ、キャリアアップにつなげることができます。

会計リテラシーを身に着けるメリット|キャリアアップにつながる

①仕事での目標が立てやすい(給料に見合うための稼ぐべき付加価値がわかる)

②仕事の生産性が上がる

③仕事で業務の意思決定に貢献できる

会計リテラシーを高めることで、どのような活動で費用や収益が発生しているのかを理解することができます。

そのため、どれくらい売上に貢献すれば、自身の給料に見合う価値かがわかり、目標も立てやすいです。

また、利益に貢献する業務を取捨選択できるため、生産性を高めることができます。

決算書を読む力を身に着けることで業務の意思決定にも貢献することができます。

つまり、会計リテラシーを高めることで自身の価値を高めることができ、結果としてキャリアアップにつなげることができます。

簿記が活かせる仕事は以下の記事で詳しく解説しています。

簿記3級は会計プロフェッションである公認会計士への第1歩です。

公認会計士の平均年収は900万円以上。初任給も600万円超え、キャリアの幅も広いです。

公認会計士合格者実績No.1の資格の学校TACでは、長年のノウハウを生かした講義を提供。

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会計リテラシーを学ぶためのおすすめ書籍

会計リテラシーについて書かれたおすすめ書籍は以下の通りです。

おすすめ本①会計の神さまが教えてくれたお金のルール

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良い点

・ある社会人と会計の神様ルカ・パチョーリとの出会いから別れまでのストーリ形式で話が進むので、わかりやすい
・会計リテラシーの大切さがよく理解できる
・仕事への意識が変わる

悪い点

・会話形式で進んでいくので、合わない人もいる
・下手な関西弁が読みづらい

おすすめ本②ビジネスの世界で生き残るための現場の会計思考

良い点

・「会計の神様が教えてくれたお金のルール」よりも会計用語がでてきて、より専門的な内容
・会計の入門書として、とてもわかりやすい
・数字感覚が養える

悪い点

・図などでもっとわかりやすくしてくれると良かった
・一般社員には難しく感じるところもある

会計の神さまが教えてくれたお金のルール」の方が、簡単な内容になっています。

まずはこちらの書籍を読んで、次に「ビジネスの世界で生き残るための現場の会計思考」を読むと理解が深まります。

会計リテラシーを楽しく身に着ける|会計クイズ

会計リテラシーを身に着けるには、会計の楽しさを知ることが大切です。

noteで会計クイズを出題しているので、気になる人はぜひチャレンジしてみてください。

簿記会計はいらないのか|まとめ

簿記がいらない理由

①AIに取って代わられる

②仕事で役立たない

③キャリアアップ(昇給や転職)に役立たない

④専門家に外注すれば事足りる

⑤勉強しなくても、実務で学べる

簿記はいらないといわれることもありますが、ビジネスマンとして成功したい、独立して成功したいという人には必須のスキルです。

AIによる自動化で経理業務は楽になっていますが、簿記や会計の知識はとても重要です。

特に簿記の知識だけでなく、その知識を応用できる会計リテラシーはビジネスが複雑化する中でますます重要になっています。

簿記は男性・女性に限らずキャリアアップで幅広く役立つスキルです。

会計リテラシーを身に着けるメリット|キャリアアップにつながる

①仕事での目標が立てやすい(給料に見合うための稼ぐべき付加価値がわかる)

②仕事の生産性が上がる

③仕事で業務の意思決定に貢献できる

まずは簿記が意味ないと思っている人も一度、学習をしてみることがおすすめです。

簿記を初めて学習する人は日商簿記検定3級から勉強を始めましょう。

この記事の内容はyoutube動画でも解説していますので、動画で知りたい!という方は是非ご利用下さい。

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